55.西之表象化石

かたのやまぞうのかせきのしゃしん
かたのやまぞうかせきのしゃしん

・種別

 天然記念物

・指定年月日

 平成28年2月3日

・所在

 種子島開発総合センター鉄砲館

 

 住吉形之山から発掘された大型動物の化石7点は、調査の結果137万年前のゾウの化石であることが判明しています。種を判別する臼歯の化石は発掘されなかったため、詳しい属や種は分かっていません。しかし、 骨の型式からナウマンゾウに近いのではないかと推測されています。化石は極めて良質で、便宜的に「西之表象」と命名されました。
 この化石の発見により、137万年前の種子島は大陸と陸続きになっており、ゾウは氷河期の影響で南下して来たものと推測されています。

形之山化石(象化石)出土地

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