51.漣痕(れんこん)

れんこんのしゃしん

・種別

 天然記念物

・指定年月日

 昭和48年2月1日

・所在

 住吉深川

 

 漣痕とは地層の成層面上に残されているさざ波状のでこぼこをいい、水の流れ、波や風によってたい積物の表面につくられたもの(リップル)が、そのまま地層の中に保存されたものです。
 この露頭に見られる熊毛層群(数千万年前)の壁面の漣痕は、浅海で海水がゆれ動くさざ波の形がそのまま残り、その後、地殻変動により、地層が垂直になったものと考えられ、地質学上貴重な資料です。

れんこんのしゃしん
れんこんかんばんのしゃしん

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