41.種子島家墓地(御坊墓地、御拝塔墓地)

御坊墓地

おぼうぼちのしゃしん

・種別

 史跡

・指定年月日

 昭和34年8月10日

・所在

 西之表市西町


 ここは、島主種子島氏の最初の墓地である。初代から数代の墓は、所在・刻字も不明であったので、第23代久道夫人松寿院が、初代信基から4代真時までを一基にまとめ、法号を刻み詣り墓とした。武将第16代久時、鉄砲伝来の第14代時尭の墓などがある。この周囲に、入島当時の家臣20家の墓がある。

おぼうぼちかんばんのしゃしん

御拝塔墓地

おはーとうぼちのしゃしん

・種別

 史跡

・指定年月日

 昭和34年8月10日

・所在

 西之表市中目


 第11代時氏が法華宗の本願寺を建て、これを菩提寺としてから、その隣接地を代々島主の2番目の墓所と定めた。第12代忠時、第14代時尭、第16代久時、第18代久時、第19代久基、松寿院、永俊尼などの墓碑は、それぞれ、その功績、遺徳、悲劇を物語っていて、種子島の歴史をしのぶのに感慨深いものがある。

おはーとうぼちのしゃしん
しょうじゅいんのぼせきのしゃしん

        松寿院の墓石

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