22.上能野貝塚出土釣針

かみよきのかいづかしゅつどつりばりのしゃしん

・種別

 有形文化財(考古資料)

・指定年月日

 平成28年2月3日

・所在

 種子島開発総合センター鉄砲館

 

 上能野貝塚は古墳時代の貝塚とされています。鉄を使用した金属器は、一般的には弥生時代以降に、大陸から日本列島に移入されてきたといわれています。おそらく種子島にもこの頃に、鉄器が移入されてきたとみられ、早い時期から鉄器が使用されていたと考えられます。この時期の鉄製釣針は、出土例が少なく、きわめて貴重な資料であり、島内で発見された最古の鉄製品となっています。

上能野貝塚位置図

この記事に関するお問い合わせ先

社会教育課文化財係(種子島開発総合センター鉄砲館)
電話番号0997-23-3215
ファックス番号0997-23-3250
メールフォームによるお問い合せ