ハンセン病

【目次】

ハンセン病とは

ハンセン病は治る病気

「ハンセン病問題を正しく理解する週間」

親子でハンセン病療養所を訪ねてみませんか

【令和11年11月21日まで】ハンセン病元患者のご家族に対する補償金制度について

関連リンク

ハンセン病とは

 ハンセン病とは、「らい菌」に感染することで起こる病気です。
 現代においては感染することも発病することもほぼありませんが、感染し発病すると、手足などの末梢神経が麻ひし、汗が出なくなったり、痛い、熱い、冷たいといった感覚がなくなることがあり、皮ふにさまざまな病的な変化が起こったりします。また治療法がない時代は、体の一部が変形するといった後遺症が残ることがありました。
 かつては「らい病」と呼ばれていましたが、明治6年(1873年)に「らい菌」を発見したノルウェーの医師・ハンセン氏の名前をとって、現在は「ハンセン病」と呼ばれています。

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ハンセン病は治る病気

 昔は「不治の病」と考えられ、また、感染によって手足などの末梢神経の麻痺や、皮膚に様々な症状が起こり、病気が進むと顔や手足が変形する後遺症が残ることもありましたが、昭和22年、プロミンという有効な薬が日本でも使用されるようになり治るようになりました。
 現在では、いくつかの薬剤を組み合わせた多剤併用療法が用いられ、早期発見と適切な治療により確実に治るようになりました。また、わが国に感染源になるものはほとんどなく、たとえ感染しても早期に治療をすれば完治し、身体に障害が残ることはありません。

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「ハンセン病問題を正しく理解する週間」

鹿児島県では、ハンセン病問題に対する正しい理解の促進と、ハンセン病であった方々等に対する偏見・差別の解消に努め、これらの方々の名誉の回復を図ることを目的に、集中的に啓発する機会として、6月22日(厚生労働省が「らい予防法による被害者の名誉回復及び追悼の日」として定めた日)を含む、日曜日からの1週間を「ハンセン病問題を正しく理解する週間」として定めています。

令和7年度の標記週間は令和7年6月22日(日曜日)から6月28日(土曜日)です。

例年、この週間に併せて、パネル等の啓発展示を行っています。

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親子でハンセン病療養所を訪ねてみませんか

 鹿児島県内には、星塚敬愛園と奄美和光園の2か所の国立ハンセン病療養所があります。

 ハンセン病は治っているにも関わらず、今もなお、療養所での生活を余儀なくされている方々がいらっしゃいます。

 入所者の方々との交流は、長い間の誤った隔離政策による人権侵害の体験談から、差別・偏見のない社会の大切さや生き方を学ぶ貴重な機会です。

くわしくは下記リンク先をご確認ください。

鹿児島県/親子でハンセン病療養所を訪ねてみませんか (pref.kagoshima.jp)

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【令和11年11月21日まで】ハンセン病元患者のご家族に対する補償金制度について

令和6年(2024年)6月12日に「ハンセン病元患者家族に対する補償金の支給等に関する法律の一部を改正する法律」が成立し、同年6月19日に公布・施行されました。厚生労働省が窓口となり、請求期限は令和11年(2029年)11月21日までです。

くわしくは下記リンク先をご確認ください。

ハンセン病元患者の御家族の皆様へのお知らせ(補償金の支給制度について)/種子島 西之表市 (nishinoomote.lg.jp)

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関連リンク

ハンセン病に関する情報ページ |厚生労働省 (mhlw.go.jp)

鹿児島県/ハンセン病の話題 (pref.kagoshima.jp)

この記事に関するお問い合わせ先

健康保険課健康増進係(保健センターすこやか)
電話番号0997-22-1111(内線 326・327)
ファックス番号0997-22-0295
メールフォームによるお問い合せ