インフルエンザ予防接種
インフルエンザ予防接種費用の助成期間は終了しました。
次年度は令和7年10月1日を開始予定としております。詳細につきましては、令和7年9月頃にあらためて広報いたしますので、今しばらくお待ちください。
例年、秋冬に流行する季節性インフルエンザについて、個人の感染及び重症化予防を目的とした定期接種が10月から開始します。
インフルエンザの定期接種は65歳以上の高齢者等を対象とした定期接種(B類)として実施します。定期接種(B類)は強制ではなく、接種の努力義務はありません。
ワクチンの効果と副反応のリスクの双方について理解し、ご本人の意思に基づいて接種をご判断いただきますようお願いします。
【目次】
令和6年度の予防接種について 【インフルエンザ予防接種費用の助成期間は終了しました。】
インフルエンザとは
インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気で、風邪に比べて全身症状が強いとされています。
季節性インフルエンザは流行性があり、いったん流行が始まると、短期間に多くの人へ感染が拡がります。日本では、例年12月~3月が流行シーズンです。
高齢者や基礎疾患のある方では重症化する可能性が高く、入院や死亡の危険もあるため注意が必要で、主な感染経路は、咳、くしゃみ、会話等から発生する飛沫感染です。
インフルエンザワクチンの効果
体の中に入ったインフルエンザウイルスは次に細胞に侵入して増殖します。この状態を「感染」といいますが、現行のワクチンはこれを完全に抑える働きはありません。
ウイルスが増えると、数日の潜伏期間を経て、発熱やのどの痛み等のインフルエンザの症状が出現します。この状態を「発病」といいます。インフルエンザワクチンには、この「発病」を抑える効果が一定程度認められています。
発病後、多くの方は1週間程度で回復しますが、中には肺炎や脳症等の重い合併症が現れ、入院治療を必要とする方や死亡される方もいます。これをインフルエンザの「重症化」といいます。特に基礎疾患のある方や高齢の方では重症化する可能性が高いと考えられています。インフルエンザワクチンの最も大きな効果は、「重症化」を予防することです。
副反応について
季節性インフルエンザワクチンで比較的多くみられる副反応には、接種した場所(局所)の赤み(発赤)、はれ(腫脹)、痛み(疼痛)等が挙げられます。接種を受けられた方の10~20%に起こりますが、通常2~3日で消失します。
全身性の反応としては、発熱、頭痛、寒気(悪寒)、だるさ(倦怠感)などが見られます。接種を受けられた方の5~10%に起こり、こちらも通常2~3日で消失します。
また、まれではありますが、ショック、アナフィラキシー様症状(発疹、じんましん、赤み(発赤)、掻痒感(かゆみ)、呼吸困難等)が見られることもあります。
令和6年度の予防接種について
西之表市ではインフルエンザの任意接種の費用についても助成を実施しており、令和6年度は助成内容を拡充しております。
この機会に市民の皆さまの健康にお役立てください。
定期接種と任意接種では、助成の内容や予防接種による健康被害が生じた際の救済制度が異なります。詳細については、下記リンク先をご確認ください。
定期接種
対象となる方 |
西之表市に住所がある方で、以下に該当する方が対象です。 【対象者1】
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助成(接種)期間 |
【インフルエンザ予防接種費用の助成期間は終了しました。】 令和6年10月1日(火曜日)から令和7年1月31日(金曜日)まで ※休日・時間外を除く。 |
助成金額 |
接種1回あたり3,000円を助成。 ※接種費用との差額が自己負担額となります。接種費用は医療機関によって異なりますので、各医療機関へお問合せください。 ※生活保護世帯は、福祉事務所発行の受給証明書を医療機関へ提示することで、定期接種にかかる費用が全額助成されます。 |
助成回数 |
助成(接種)期間中に1回のみ |
予診票 |
今年度は定期接種の対象者へ予診票を送付いたします。(9月30日発送) |
使用するワクチン |
流行予測により選定される、A型株2種類、B型株2種類の型4種類のウイルス株で構成された4価ワクチン ※使用するワクチン(製造会社)は医療機関により異なりますので、接種を希望する医療機関にご確認ください。 |
任意接種
対象となる方 |
○ 任意接種の対象者(原則、65歳未満の方) ○ 定期接種の期間外に接種を受ける方 ○ 定期接種の期間内に2回目の接種を受ける方 |
助成期間 |
【インフルエンザ予防接種費用の助成期間は終了しました。】 令和6年10月1日(火曜日)から令和7年1月31日(金曜日)まで ※休日・時間外を除く。 |
助成金額 |
接種1回あたり3,000円を助成。 ※接種費用との差額が自己負担額となります。接種費用は医療機関によって異なりますので、各医療機関へお問合せください。 ※生活保護世帯は、福祉事務所発行の受給証明書を医療機関へ提示することで、定期接種にかかる費用が全額助成されます。 |
助成回数 |
12歳以下:助成期間中に2回まで 13歳以上:助成期間中に1回のみ |
予診票 |
医療機関に備付けの予診票をご利用ください。 ※予診票の個別送付などはありません。 |
予約方法
各医療機関へ直接ご予約をお願いいたします。
※市役所及び保健センターすこやかでは予約できません。(市のコールセンターや予約システムもありません。)
市内の指定医療機関
受付時間等は医療機関によって異なりますので、事前にご確認ください。
医療機関名 | 予約について | 接種可能な年齢 | 電話番号 |
種子島医療センター | 要予約 |
満6ヶ月以上から |
0570-090-960 |
百合砂診療所 | 予約不要 |
満1才以上から |
0997-28-3901 |
種子島産婦人科医院 | 要予約 |
満6ヶ月以上から |
0997-22-0260 |
せいざん病院 | 要予約 |
かかりつけの方及び住吉校区の方で満18歳以上のみ |
0997-28-3331 |
接種当日に必要なもの
定期接種を受ける方は、事前に送付している予診票をご記入の上、医療機関の窓口へご提出ください。
対象者 | 必要書類等 |
に該当する方 |
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に該当する方 |
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生活保護受給者 |
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留意事項
新型コロナワクチンとの同時接種については、特に医師が必要と認めた場合に可能です。また、他のワクチンとの接種間隔に制限はありません。
市内の指定医療機関以外で予防接種を受ける方(償還払い)
里帰り出産や県外での長期入院など、やむを得ない理由により、指定医療機関以外で予防接種を受ける方で、接種費用の助成を希望する方は、事前の届出が必要となる場合がありますので、接種を受ける前に、保健センターすこやかまでお問合せください。
届出後に、接種を受けていただき、償還払いの申請書を提出していただくこととなります。
なお、鹿児島県医師会及び熊毛地区医師会の会員である医療機関で接種を受ける場合は、事前の届出は不要です。接種時はお手元に届いた予診票または各医療機関に備付けの予診票をご利用ください。
インフルエンザ予防接種相互乗り入れ協力医療機関一覧(鹿児島県医師会)
関連リンク
- この記事に関するお問い合わせ先
-
健康保険課健康増進係(保健センターすこやか)
電話番号0997-22-1111(内線 326・327)
ファックス番号0997-22-0295
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