八板家住宅主屋
特徴
西之表市旧港に位置する。間口四間半,奥行七間半,妻入で,通りに東面する。土間に沿っ て,二室二列を並べ,奧に中の間を介し,奥座敷を南側に一間分突出させる。中の間上部に二 階を設け,吹抜けの天井は舟底型とする。港町に残る町家の遺構として貴重である。 八板家は,島主種子島家の家臣として貿易や官用船の管理等を司った二十家の一つである。 明治以降は麹屋を営んだ。
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