令和6年3月定例教育委員会

会議録

日時  令和6年3月1日(金曜日) 午後3時00分

場所  西之表市役所 403会議室

 

出席者

委員出席者

教育長 佐藤秀正
委員 平川浩
委員 榎本裕美子
委員 下田眞澄
   

事務局出席者

総務課長 吉田孝一
学校教育課長 山崎省一
社会教育課長 古市善哉
開発総合センター所長 沖田純一郎
管理係長 追立直也
指導係長 津曲威彦
   

 

議決事項:6件

議決事項一覧表

議案番号

件名

提案理由

審議の状況

採決の次第

6議案第1号

西之表市教育委員会事務局部課設置規則の一部改正について

組織機構改革により課名を変更することから、西之表市教育委員会事務局部課設置規則の一部改正に伴い関係する規則について改正するものである。

特記事項なし

承認

6議案第2号

西之表市教育委員会事務局部課設置規則の一部改正に伴う関係規程の整理に関する訓令について

組織機構改革により課名を変更することから、西之表市教育委員会事務局部課設置規則の一部改正に伴い関係する規程について改正するものである。

特記事項なし

承認

6議案第3号

西之表市教育委員会事務局部課設置規則の一部改正に伴う関係要綱の整理に関する要綱について

組織機構改革により課名を変更することから、西之表市教育委員会事務局部課設置規則の一部改正に伴い関係する要綱について改正するものである。

特記事項なし

承認

6議案第4号

西之表市部活動地域移行推進協議会設置要綱の一制定について

文部科学省は令和5年度から令和7年度までの3年間を改革推進期間として部活動の地域移行に取り組みつつ、地域の実情に応じて可能な限り早期の実現を目指すとし、県としても地域移行に関する協議会の設置等の取組を行うこととしている。本市においても、令和7年度から休日の地域移行を行うことから、西之表市部活動地域移行推進協議会を発足するため要綱を制定するものである。

特記事項なし

承認

6議案第5号

西之表市中学校体育大会補助金交付要綱の制定について

令和5年度まで内規として設けていた補助金交付等について、以下の理由で制定する。本市中学校に在籍する生徒が、中学校体育連盟が主催する大会へ参加する際、保護者の負担軽減を図るため、市が引き続き交通費の補助を行うことから要綱を制定する。

特記事項なし

承認

6議案第6号

西之表市立学校におけるハラスメントの防止等に関する指針の策定について

令和2年6月1日から職場におけるハラスメント防止対策が強化され、県教育委員会においても令和5年6月30日付けで「鹿児島県立学校におけるハラスメント防止等に関する指針」が策定された。その事に伴い本市においても市立学校職員及びその他の人権の尊重、利益の保護及び良好な勤務環境及び教育環境等の確保を図るため指針を策定するものである。

特記事項なし

承認

 

会議要旨

・令和6年2月定例教育委員会会議録の承認

  ~委員からの意見等はなく、承認を得る~

 

・委員及び教育長の報告

 ~特になし~

 

・議事

(教育長)

それでは議事に入ります。報告第4号、令和5年度西之表市一般会計補正予算(第7号)に係る意見について説明をお願いします。

(総務課長)

報告第4号、「令和5年度西之表市一般会計補正予算案(第7号)に係る意見について」です。

教育長に対する事務委任規則に基づき臨時代理した、令和5年度西之表市一般会計補正予算案(第7号)について市長より2ページの資料のとおり諮問があり、3ページのとおり適当と認める旨答申いたしましたことをご報告いたします。

なお、今回の補正は決算見込みに伴う減額補正がその主なものとなっていますが、次回の定例会で詳細についてご報告いたします。

(教育長)

  ただいまの説明について、何かご質問等はございませんか。

  ~委員からの質問等はなし~

 

(教育長)

  続きまして、報告第5号、令和6年度西之表市一般会計予算に係る意見について説明をお願いします。

(総務課長)

報告第5号、「令和6年度西之表市一般会計予算に係る意見について」です。

教育長に対する事務委任規則に基づき臨時代理した、令和6年度西之表市一般会計予算案について市長より5ページの資料のとおり諮問があり、6ページのとおり適当と認める旨答申いたしましたことをご報告いたします。

なお、現在議案審議中となっていますので、次回の定例会で詳細についてご報告いたします。

(教育長)

  ただいまの説明について、何かご質問等はございませんか。

  ~委員からの質問等はなし~

 

(教育長)

  続きまして、議案第1号、西之表市教育委員会事務局部課設置規則の一部改正について、議案第2号、西之表市教育委員会事務局部課設置規則の一部改正に伴う関係規程の整理に関する訓令について、議案第3号、西之表市教育委員会事務局部課設置規則の一部改正に伴う関係要綱の整理に関する要綱について、関連がありますので一括して説明をお願いします。

(総務課長)

 資料7ページからとなります。議案第1号から第3号までは関連していますので一括してご説明したいと思います。

県下19市において、教育委員会総務課となっているのが鹿児島市及び曽於市と本市の3市となっています。また、教育委員会の総務課と市長部局の総務課の課名が重複しており、間違えることもある事から、今年度の組織機構改革により教育委員会の総務課を教育総務課と名を変更することが承認されました。その事から、西之表市教育委員会事務局部課設置規則の課名を変更することに伴い、関連する2本の規則を改正する規則を議案第1号で、同様に3本の規定について改正する訓令を議案第2号で、同様に4本の要綱について改正する要綱を議案第3号で行おうとするものです。

変更とする箇所については、それぞれ新旧対照表を添付してございますのでご確認ください。説明は以上です。

(教育長)

  ただいまの説明について、何かご質問等はございませんか。

  ~委員からの質問等はなし~

 

(教育長)

  続きまして、議案第4号、西之表市部活動地域移行推進協議会設置要綱の一制定について説明をお願いします。

(管理係長)

 資料12ページをお開きください。議案第4号、「西之表市部活動地域移行推進協議会設置要綱の一制定について」です。

現在、文部科学省においては、令和5年度から令和7年度までの3年間を改革推進期間として部活動の地域移行に取り組みつつ、地域の実情に応じて可能な限り早期の実現を目指すとしています。また、県としても地域移行に関する協議会の設置等の取組を行うこととしています。

本市におきましては、令和7年度から休日の地域移行を行うことから、西之表市部活動地域移行推進協議会を発足するためこの要綱を制定し、令和7年度に向けた準備を行うこととしています。

現段階は、準備委員会を開催し、地域移行に係る推進協議会の前段階を計画しているところです。3月7日には、第2回の準備委員会を設置し、令和7年度に向けて、着々と進めている状況にあります。

続きまして、要綱の内容について説明いたします。第3条をご覧ください。「組織」の部分になります。組織のメンバーにつきましては、準備委員会で協議をし、(1)から(10)に記載してあるとおりといたしました。中身としましては、特に、受け皿団体が種子島スポーツクラブと決定しておりますので、種子島スポーツクラブの代表であったり、また、市スポーツ協会にも協力をいただきますので、市スポーツ協会代表もメンバーに入れております。

(教育長)

ただいまの説明について、何かご質問等はございませんか。

~委員からの質問等はなし~

 

(教育長)

続きまして、議案第5号、西之表市中学校体育大会補助金交付要綱の制定について説明をお願いします。

(管理係長)

資料14ページをお開きください。議案第5号、「西之表市中学校体育大会補助金交付要綱の制定について」です。

令和5年度まで内規として設けていた補助金交付等について、以下の理由で要綱を制定するものです。

要綱の第3条をご覧ください。「補助対象経費は、船賃、鉄道賃及び航空賃とする。ただし、県大会については、船賃のみを対象経費とする。」としております。続いて第4条です。「補助額は、第3条の対象経費により算出した額の3分の2以内とし、各種大会における1人あたりの補助上限額は別表のとおりとする。」としています。別表をご覧ください。県大会におきましては8,000円が上限、九州大会におきましては30,000円、全国大会におきましては50,000円を上限額とし、実費の3分の2を補助することとしています。

(教育長)

  ただいまの説明について、何かご質問等はございませんか。

  ~委員からの質問等はなし~

 

(教育長)

  続きまして、議案第6号、西之表市立学校におけるハラスメントの防止等に関する指針の策定について説明をお願いします。

(学校教育課長)

 資料16ページをお開きください。議案第6号、「西之表市立学校におけるハラスメントの防止等に関する指針の策定について」です。

提案理由としましては、令和2年6月1日から職場におけるハラスメント防止対策が強化され、県教育委員会においても令和5年6月30日付けで、「鹿児島県立学校におけるハラスメント防止等に関する指針」が策定されたところです。それに伴い、本市においても市立学校に勤務する職員の人権の尊重、利益の保護及び良好な勤務環境及び教育環境等の確保を図るために指針を策定するものです。

別添資料をお開きください。こちらを指針として出したいと考えているところですが、県で出された県立学校のものを参酌する形で、これを作成しております。「目的」についてですが、「この指針は,県立学校におけるハラスメントの防止及び排除のための措置並びにハラスメントに起因する問題が生じた場合に対応するための措置(以下「ハラスメントの防止等」という。)に関し,必要な事項を定めることにより,職員及びその他の者の人権の尊重,利益の保護及び良好な勤務環境及び教育環境等(以下「勤務環境等」という。)の確保を図ることを目的とする。」としています。そこで、第2において、「定義」として言葉が定義されているところですが、全般にわたって、ハラスメントという言葉が出てくるところです。ハラスメントの中には、パワーハラスメント、セクシャルハラスメント、妊娠、出産、育児又は介護に関するハラスメント、及びその他ハラスメントの総称をいう、ということで定義しています。その次に、パワーハラスメント、セクシャルハラスメント、妊娠、出産、育児又は介護に関するハラスメントについて定義づけられております。

また、第3では、「不利益取扱いの禁止」ということで、「職員は,ハラスメントを行った職員に対する拒否,ハラスメントに関する苦情の申出,当該苦情に係る調査への協力その他ハラスメントに関し正当な対応をしたことのためにいかなる不利益な取扱いも受けない。」とうたわれています。

第4に、職員の責務を、また、第5では校長等の責務を述べております。

第6では、研修等においても、校長が各学校で行い、また、市教委は、ハラスメントの防止及びハラスメントが行われた場合の適切な対応並びにハラスメントの防止に係る研修について,校長に対し必要な指導及び助言等を行うこととしておりますので、管理職研修等を通じて適宜指導をしていきたいと考えております。

第7で「苦情相談等への対応」を定めています。市教委において、相談窓口は、教育総務課庶務係長、並びに学校教育課管理係長とする、としています。今回、この指針についての範囲は、市立学校に勤務する職員と考えております。そうしたときに、市費職員と県費負担の職員がおりますが、市費職員となると司書や技師などが該当すると思いますが、そうした方々が申し出や相談をするときは庶務係長に、また、県費負担の教諭、養護教諭などの場合は、管理係長に相談窓口を設けたいと考えております。

次に、第8に「懲戒処分」を定めています。「職員は,ハラスメントの態様等によっては,信用失墜行為,全体の奉仕者たるにふさわしくない非行などに該当して,地方公務員法上の懲戒処分等に付されることがある。」ということで、相談を受け、必要に応じて調査をしていく中で上位機関に上げていくことで、こうした懲戒処分も出てくるというところです。

この指針を、各小中学校長宛ての通知文と一緒に発出したいと考えております。そして、関係する文書として、別紙第1、別紙第2があります。別紙第1については、ハラスメントに関する問題を解決するために、職員がまず認識すべき事項をまとめています。特に、別紙第1の2ページから5ページにかけて、ハラスメントになりうる言動及びハラスメントに代表する典型的な例を記しています。また、別紙第2については、苦情相談に対応するにあたり留意すべき事項ということで、苦情相談を受ける際の相談員の留意事項をまとめているものです。

当該指針は、県の指針をほぼ参酌しておりますが、このような形で進めて参りたいと考えておりますので、ご審議のほどよろしくお願いいたします。

(教育長)

  ただいまの説明について、何かご質問等はございませんか。

(下田委員)

  教育課程は、ある程度出来上がりつつあるのでしょうか。

(学校教育課長)

  はい、まだ作成途中ですが、出来上がりつつあります。

(下田委員)

  指針の中に、校内研修について触れていますが、そういう場面で、必要であればきちんと位置付けていただいた方が、外部に対しても分かりやすいと思います。

(学校教育課長)

  しっかりと時間を取って研修を行うということにつきましては、実際にこの通知を発する時に、併せて通知をしておきたいと思います。そのうえで、4月の校長研修会や教頭研修会においても説明できるようにしておきたいと思います。

 

委員から出された動議討論等

 ~特になし~

 

・行事実施状況

(各課長)

 ~2月の行事実施状況を各課長等より説明~

 

(教育長)

 ただいま説明がありましたが、ご質問等はございませんか。

  ~委員からの質問等はなし~

 

・行事予定

(各課長)

 ~3月、4月の行事予定を各課長等より説明~

(教育長)

ただいま説明がありましたが、ご質問等はございませんか。

(下田委員)

  4月15日の「教育行政連絡会」に出席する教育委員が、もし分かっていれば教えてください。

(平川委員)

  次の日の4月16日に予定されている「第1回幹事会」には私が出席しますので、教育行政連絡会にも私が出席した方が良いのかなと思います。

(総務課長)

  よろしくお願いいたします。

(教育長)

  他にご質問、ご意見等はございませんか。

  ~他に委員からの質問等はなし~

 

・当面する教育行政の諸課題について

(1)生徒指導状況について

 ~指導係長より説明あり~

 

・その他

(下田委員)

 まず一つめは、熊毛地区教育委員会連絡協議会の事務局の輪番制の件がどのように進んでいるのか教えてください。

 

(総務課長)

  今のところ、どの町からも、2年の輪番制でよいとの回答をいただいております。そこで、今後の取り扱いについて、あらためて課内で協議しているところです。と言いますのは、協議会の予算の一部を、熊毛教育事務所への支援という形で補助を支出しており、また、諸々の支払い関係の処理などもあることから、屋久島町に事務局自体が移った場合に、熊毛教育事務所とのやり取りが難しくなるのではないかとの懸念が出てきたところです。

そういった部分も踏まえまして、もう一つの案としては、事務局そのものは、これまで通り西之表市に置くこととして、後期総会及び視察研修の段取りについてのみ、輪番制で各市町の持ち回りとするということも、考える必要があるのかなと思っています。このことにつきましては、年度初めの総会がありますので、再度事務局と打ち合わせを進めながら、形を整えていきたいと考えているところです。

  また、後期総会及び視察研修においては、現地での支払い等が出てきますし、また、監査も受けないといけませんので、これまでは庶務係長については、協議会の予算において随行していましたが、今後は、輪番制で当番となった市町からは協議会の予算で参加してもらい、庶務係長は西之表市の予算で随行し、現地での支払い事務等を行うということも考えているところです。そういった部分も含めて、もう少し精査したうえで、年度初めの総会で審議していただきたいと考えています。

 

(下田委員)

  もう一つは、会計年度任用職員の募集の記事が市報にも掲載されていましたが、現状での応募状況を教えてください。

 

(学校教育課長)

  スクールソーシャルワーカーは、現在2人で頑張っていただいていますが、1人辞める予定ということで募集をかけたところですが、今のところはまだ応募がありません。

  また、特別支援教育支援員についても、来年度20名を雇用する予定ですが、今のところあと3名が埋まっていない状況であります。

  スクールソーシャルワーカーについては、来年度までは現在と同じ形で雇用することを考えていますが、令和7年度からは、会計年度任用職員として採用できないかということで話を進めているところです。雇用時間や業務内容等についても形を作り、来年度から募集、採用まで進めていきたいと考えています。

 

(教育長)

  他にご質問、ご意見等はございませんか。

  ~他に委員からの質問等はなし~

 

(教育長)

それでは、以上をもちまして議事を終了いたします。

 

(総務課長)

 以上をもちまして、令和6年3月の定例教育委員会を終了いたします。ありがとうございました。

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会総務課庶務係
電話番号0997-22-1111(内線 253)
ファックス番号0997-22-0295
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