令和6年1月定例教育委員会
会議録
日時 令和6年1月9日(火曜日) 午後3時00分
場所 西之表市役所403会議室
出席者
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議決事項:0件
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件名 |
提案理由 |
審議の状況 |
採決の次第 |
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会議要旨
・令和5年12月定例教育委員会会議録の承認
~委員からの意見等はなく、承認を得る~
・委員及び教育長の報告
~特になし~
・議事
(教育長)
それでは議事に入ります。報告第1号、令和5年度西之表市一般会計補正予算(第5号)に係る意見について説明をお願いします。
(総務課長)
報告第1号、「令和5年度西之表市一般会計補正予算案(第5号)に係る意見について」です。
教育長に対する事務委任規則に基づき臨時代理した、令和5年度西之表市一般会計補正予算案(第5号)について市長より2ページの資料のとおり諮問があり、3ページのとおり適当と認める旨答申いたしましたことをご報告いたします。
なお、お手元にお配りしている予算書は補正第4号で後程その内容についてはご説明いたしますが、今回の補正予算第5号は人事院勧告に基づく人件費についての補正予算となっておりますので、説明は割愛させていただきたいと思います。
(教育長)
ただいまの説明について何かご質問等はございませんか。
~委員からの質問等はなし~
(教育長)
続きまして、報告第2号、令和5年第4回西之表市議会定例会について説明をお願いします。
(総務課長)
資料4ページをお開きください。報告第2号、「令和5年第3階西之表市議会定例会について」です。
昨年12月5日から20日まで、会期を16日間として開催されましたので、その概要についてご報告いたします。
まず、「1令和5年度西之表市一般会計補正予算(第4号)について」です。補正予算の主な内容について、お手元の予算書に基づき各課説明いたします。
~各課長より、所管の補正予算の主な内容について説明あり~
(教育長)
ただいまの説明について何かご質問等はございませんか。
~委員からの質問等はなし~
(教育長)
それでは、(2)予算特別委員会での主な質疑・要望等について説明をお願いします。
(総務課長)
はい、予算特別委員会での審議において議員より出された質問について課別に記載しています。気になる内容がございましたら、それぞれ回答いたしたいと思います。
(教育長)
何かご質問等はございませんか。
(下田委員)
資料5ページに、「給食センターの人件費が減となっているが、人が採用されていないということか。」という質問がありますが、これに対してはどのような回答をされたのでしょうか。
(総務課長)
給食センターの調理員の定員は18名としておりますが、昨年度から2名の欠員が生じております。現在も随時公募をかけているところですが、12月の予算を計上するまでに応募がなかったことから、その分の人件費を減額したものです。不足分の人員については、引き続き応募をかけて、現在もPTAなどの様々な機会をとらえて声掛けを進めているところです。
(教育長)
他にご質問はございませんか。
~他に委員からの質問等はなし~
(教育長)
それでは、(3)総務文教委員会付託議案審査での主な質疑・要望等について説明をお願いします。
(総務課長)
議案第73号「公の施設の指定管理者の指定について」として、赤尾木城文化伝承館月窓亭」の指定管理者を定めるために上程しておりました内容について、総務文教委員会にて審議を受けましたので、そこで出された質問について記載しております。気になる内容がございましたら所管から回答いたしたいと思います。
(教育長)
何かご質問等はございませんか。
~委員からの質問等はなし~
(教育長)
続きまして、令和5年度西之表市一般会計補正予算(第5号)について説明をお願いします。
(総務課長)
令和5年度西之表市一般会計補正予算(第5号)につきましては、先ほど報告第1号でご説明したとおり、人事院勧告に基づく人件費についての補正予算となっておりますので、説明は割愛させていただきます。
(教育長)
それでは、一般質問の内容について説明をお願いします。
(総務課長)
12月6日から8日までの3日間一般質問がなされましたので、その質問内容について記載しております。気になる部分についてご質問等がございましたらそれぞれ回答したいと思います。
(教育長)
一般質問の内容について、何かご質問等はございませんか。
(下田委員)
一般質問の中で、「スクールソーシャルワーカーの十分な力が発揮できるような処遇改善を求める。現状、年間308時間の時給2,000円では実情にあっていないのではないか。認識を問う。」との質問に対しては、どのように答弁をされたのでしょうか。
(学校教育課長)
次のように答弁しました。
「スクールソーシャルワーカーは、令和3年度までは、お1人の方を採用し、時給2,000円で1回当たり3時間を原則に、年間114時間の勤務をお願いしていました。令和4年度からは、1人増員し2人体制としています。また、令和5年度からは、2人体制のまま、1回当りの時間を1人4時間に増やし、年間の時間も304時間としてきています。さらに、距離に応じた旅費もお支払いしています。
時給2,000円が少ないのではないかというご指摘についてですが、県内にある19市の内、スクールソーシャルワーカーを配置している市は18あり、その内10市は時給2,000円で報酬単価が設定されており、妥当ではないかと考えています。勤務時間については、各市の規模や抱える課題などにより、1回当たり3時間から7時間で設定されております。本市においても関わっていただく子供たちの人数や学校からの要望等を踏まえ、拡充に向けてどのようなことができるか、検討していきたいと考えております。」
と答弁しました。
(小倉委員)
部活動における部活動指導員及び外部コーチについての質問に対しては、どのように答弁をされたのでしょうか。
(学校教育課長)
まず、「現在の種子島中学校の部活数と西之表にあるクラブチームの数を教えていただきたい。併せて、部活動指導員及び外部コーチの構成についても伺いたい。」という質問に対しては、次のように答弁しました。
「まずは、部活動についてお答えします。現在、種子島中学校には、15の部活動があります。そのうち部活動指導員は、バドミントン部、弓道部、卓球部、バスケットボール部、サッカー部、野球部、陸上部の7つの部活動に一人ずつ計7名を、市の会計年度任用職員として配置しています。また、学校から依頼されている外部コーチは、バレー部とテニス部に一人ずつ計2名おります。また、市内にある中学生を対象としたクラブチームは、ソフトボールのクラブチームが1つあります。」
と答弁しました。
次に、「部活動指導員及び外部コーチの謝金と大会遠征費、併せて、島外への子供たちの遠征費を市は補助しているのか。」という質問に対しては、次のように答弁しました。
「まず、部活動指導員への報酬は、時給の1,600円にその指導時間を乗じた金額となっています。また、島外の大会へ引率をする場合、年1回を原則として2泊3日分の旅費を支払っております。陸上部については、県大会と県の駅伝大会参加に係る旅費の年2回分を支払っています。この他にも、九州大会や全国大会へ引率する際の旅費も日数や開催地に応じた旅費を準備しています。
次に外部コーチについては、学校が依頼しているため、市からの報酬はありませんが、部活動の育成会等から旅費の補助が出ている場合もあると聞いています。
最後に、子供たちについては、中学校体育連盟が主催する県大会出場のため島外に出る場合は交通費として、1人あたり6,200円を補助しています。」
と答弁しました。
(小倉委員)
外部コーチには、市からの報酬はないのですよね。
(学校教育課長)
現在のところはありません。外部コーチに対して何らかの形でお示しする方法はないだろうかということについては、教育長が答弁をしてくださったところです。
(榎本委員)
「LGBT理解増進法の教育に及ぼす影響と住民理解について、子供たちへの指導の前に、保護者への説明、理解をきちんとするのか。」との質問に対しては、どのように答弁をされたのでしょうか。
(学校教育課長)
次のように答弁しました。
「現在、学校においては、この『LGBT理解増進法』が制定される以前から、人権教育の一環として、保健や道徳の時間に、『LGBT』や『性的マイノリティ』という言葉だけでなく、『性の多様性を理解し、尊重する』ということを学んでいます。保護者への説明・理解については、学校や教育委員会において、この法律の目的やその内容について、特定の時間や場所を設けて説明をすることはないと思いますが、今後、各学校がLGBT等に関する学習を行った場合に、学習のねらいや、内容、子供たちの感想などを学校だより等で保護者に知らせることで、理解を促していきたいと考えます。
また、性同一性障害や性的指向、性自認に係ることで、きめ細やかな対応が求められる場合には、この法律やそれに関する配慮事項等について、子供たちや保護者、関係のある方々に理解を求め、適切に対応できるようにする必要があると思います。」
と答弁しました。
(榎本委員)
これはデリケートな部分にもなってくると思います。中学生でもそのような話を聞いたこともありますし、また、小学校でもLGBTについての保護者向けのお便りを出されたところもあるようですので、少し気になってお聞きしたところでした。
(教育長)
他にご質問はございませんか。
~他に委員からの質問等はなし~
(教育長)
続きまして、報告第3号、自治公民館長の委嘱について説明をお願いします。
(社会教育課長)
報告第3号、自治公民館長の委嘱について報告します。
庄司浦自治公民館長、永田斉氏が亡くなられたことに伴い、新たに長吉輝久氏を委嘱しようとするものです。任期は、令和5年12月1日から令和6年3月31日までとします。
以上、報告とさせていただきます。
(教育長)
ただいまの説明について何かご質問等はございませんか。
~委員からの質問等はなし~
・委員から出された動議討論等
~特になし~
・行事実施状況
(各課長)
12月の行事実施状況
各課長等より説明
(各課長等)
~12月の行事実施状況を各課長等より説明~
(教育長)
ただいま説明がありましたが、ご質問等はございませんか。
~委員からの質問等はなし~
・行事予定
(各課長)
~1月、2月の行事予定を各課長等より説明
(教育長)
ただいま説明がありましたが、ご質問等はございませんか。
~他に委員からの質問等はなし~
・当面する教育行政の諸課題について
(1)生徒指導状況について
~指導係長より説明あり~
・その他
(下田委員)
まず一つめは、教職員で精神疾患によりお休みを取っておられる方がいらっしゃるのか教えてください。
(管理係長)
令和5年度に関してはおりません。
(下田委員)
2つめはお願いになります。ICT支援員や、ALTが新たに配置された時には、この教育委員会の場で紹介をしていただきたいです。途中で会っても分からないことがあるものですから、あらかじめ紹介をしていただくとありがたいです。
次に3つめになります。議会の一般質問にもありましたスクールソーシャルワーカーの待遇改善についてですが、質問に対する答弁の中で「拡充に向けて検討していく」との答弁をされたとのことでした。また、教育長におかれましても、生徒指導関係は大きな課題でもあるとおっしゃられております。しかし、会計年度任用職員の応募がないということであり、現状では人材不足となっている状況です。ということは、仮に現在任用している職員が辞めてしまうと、職員の補充ができないのではないかという心配もありますので、今いる人材を手放さない取組も大切だと思います。そういう意味では、スクールソーシャルワーカーを2名に増やし、勤務時間も増やすなど、大変頑張っていただいているところですが、非常に課題も多いようですので、できれば2人のうち1人だけでも会計年度任用職員として雇用していただき、教育委員会付けにしていただいて、生活保障をしてあげるというのが一番大切なことなのではないかと思います。賃金自体が引き上げられたとしても、生活保障がないとそれだけで生活はできないので、他のより良い待遇の職場に移ってしまうことも考えられます。ですので、2人のうち1人だけでも会計年度任用職員として雇用していただいて生活保障をしてあげると、直面している課題に対しても安心して取り組んでくださるのではないかと思います。
(学校教育課長)
19市の状況などについても情報を集めているのですが、実際に会計年度任用職員としたときに、どういった形で進められるのかということも含めて検討していきたいと思います。
(教育長)
他にご質問、ご意見等はございませんか。
~他に委員からの質問等はなし~
(教育長)
それでは以上をもちまして議事を終了いたします。
(総務課長)
以上をもちまして令和6年1月の定例教育委員会を終了いたします。ありがとうございました。
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