令和5年4月定例教育委員会

会議録

日時  平成5年4月10日(月曜日) 午後3時

場所  西之表市役所403会議室

 

出席者

委員出席者

教育長 佐藤秀正
委員 平川浩
委員 榎本裕美子
委員 下田眞澄
委員 小倉愛子

事務局出席者

総務課長 吉田孝一
学校教育課長 山崎省一
社会教育課長 古市善哉
開発総合センター所長 沖田純一郎
学校教育課管理係長 追立直也
学校教育課指導係長 津曲威彦
総務課庶務係長 中野佳一郎

 

議決事項:0件

議決事項一覧表

議案番号

件名

提案理由

審議の状況

採決の次第

 

 

 

 

 

会議要旨

委員及び教育長の報告

 特になし。


議事

(教育長)

それでは議事に入ります。報告第5号、令和5年4月1日付け西之表市教育委員会事務局職員の人事異動に伴う任命について説明をお願いします。

 

(総務課長)

 資料は1ページになります。報告第5号、令和5年4月1日付け西之表市教育委員会事務局職員の人事異動に伴う任命についてです。教育委員会事務局は表のとおり4名の職員の異動がございました。2ページから5ページにかけて会計年度任用職員の配置等について掲載してございますのでご確認ください。以上です。

 

(教育長)

何かご質問等はございませんか。

 

  ~委員からの質問等はなし~

 

(教育長)

  続きまして、報告第6号、西之表市立図書館館長の委嘱について説明をお願いします。

 

(社会教育課長)

  資料は6ページになります。報告第6号、西之表市立図書館館長の委嘱についてです。令和5年2月10日付で鮫嶋安豊氏より退職願が提出されましたのでこれを受理し、令和5年3月31日の任期満了をもって退職されました。西之表市立図書館の設置及び管理に関する条例に基づき、後任の西之表市立図書館館長を委嘱いたしました。氏名「小山田一郎」、生年月日「昭和22年12月16日」、年齢「75歳」であります。以上、報告とさせていただきます。

 

(教育長)

  ただいまの説明について何かご質問等はございませんか。

 

  ~委員からの質問等はなし~

 

(教育長)

  続きまして、報告第7号、令和5年第1回西之表市議会定例会について説明をお願いします。

 

(総務課長)

  資料は7ページになります。報告第7号、令和5年第1回西之表市議会定例会についてです。令和5年西之表市議会定例会が2月24日(金曜日)から3月28日(火曜日)まで、会期を33日間で開催されましたので、その概要について報告致します。「(1)補正予算の主な内容について」ですが、各所管課長より主なものについてご説明いたします。(2)では、2月28日に予算特別委員会で予算審議がなされた際に出された質問について記載してございます。気になる内容がございましたらご説明いたします。

まず、総務課と学校教育課の補正予算の主な内容についてご説明いたします。「10款、教育費」「1項、教育総務費」「2目、事務局費」299万6千円の減額は、「20節、貸付金」で奨学資金貸付対象者を26人で見込んでいましたが20人となった事により270万円の減額がその主なものです。次に、同款、同項、「3目、教育振興費」の140万6千円の減額は、「14節、工事請負費」の「小中学校ネットワーク通信設備工事」完了による83万5千円の減額と「17節、備品購入費」の「庁用器具費」購入の決算見込みによる36万1千円の減額がその主なものです。次にその二つ下、同款、同項、「6目、学校給食センター運営費」の261万9千円の減額は、「2節、給料」「3節、職員手当」の人件費の減額と「16節、公有財産購入費」73万7千円及び「17節、備品購入費」22万4千円の減額で決算見込みによるものです。その他の科目においては、各事業実績及び決算見込みによる減額となります。

総務課及び学校教育課については以上です。

 

(社会教育課長)

3月補正になりますので、基本的には執行残の減額が主なものとなります。

それでは、令和4年度西之表市一般会計補正予算(第10号)の社会教育課中、社会教育係及び生涯スポーツ係の金額の大きいものや特徴的な歳出についてご説明いたします。予算に関する説明書29ページ中段からになります。1目、社会教育総務費、18節、負担金補助及び交付金と書いてあるところの横に、PCR検査費45万円減とあります。これは、1月3日に実施されました二十歳のつどいにおいて、PCR検査の受検にかかる費用補助を実施しなかったため、45万円減額いたしました。30ページをご覧ください。中段にある8目、文化費の横にいっていただいて、8節旅費を18万円減額しました。これは、自主文化公演の打ち合わせを東京で行う予定でしたが、新型コロナウイルス感染症対策のためオンラインで実施したためです。その3つ下の13節、使用料及び賃借料、著作権使用料を17万8千円減額いたしました。これは、昨年度様々なコンサート等を実施いたしましたが、一般社団法人日本音楽著作権協会に支払う著作権使用料確定に伴い、執行残を減額しました。31ページをお開きください。中段になります。生涯スポーツ係に関する補正になります。3目、社会体育費の18節、負担金補助及び交付金中、長浜市少年スポーツ交流を66万2千円減額しました。これは、事業が中止となったことによるものです。その下になります。9月17日から18日にかけて開催予定であった県民体育大会が台風14号接近により中止となりました。大会終了により、327万7千円を減額しました。5目、体育施設管理費、12節、委託料68万2千円減額しました。これは、美浜グラウンドナイター照明施設整備工事設計委託料の執行残を減額しました。以上で説明を終わります。

 

(教育長)

  ただいまの説明について何かご質問等はございませんか。

 

  ~委員からの質問等はなし~

 

(教育長)

  それでは、2の一般質問について説明をお願いします。

 

(総務課長)

  3月7日(火曜日)から9日(木曜日)までの3日間行われました。教育委員会に対する一般質問について7ページ下段から9ページ上段にかけて議員毎に掲載してございます。どのような回答をしたのか気になるご質問があれば所管課長よりご説明いたします。

 

(教育長)

  一般質問について、何か答弁等で確認したいことがございましたらお願いします。

 

(下田委員)

  田添議員が「小中高連携について」の中で、いじめ、不登校、基礎学力の徹底について、スタディアプリ東進、ウィングネット等デジタル教育の模索はどうか、と質問されていますが、学校教育課としてはどういうご回答をされたのでしょうか。

 

(学校教育課長)

  実際のところは、議場では触れられなかったのですが、当初こう答える予定であったという内容をご説明いたします。『現在、基礎学力向上に係るタブレット等の活用については、授業における日常的な活用はもちろんのこと、タブレット内にある「ドリルパーク」というアプリで多くの練習問題に取り組んでいます。また、来年度から、基礎的な問題だけでなく、応用力を要する問題にも数多く取り組めるよう新たに「eライブラリー」というアプリを導入し、子供たちの基礎学力の向上につなげるよう、積極的な活用を推進していきたいと考えています。』と答弁する予定でした。

 

(平川委員)

  濱島議員の「学校用務員の職務内容・勤務条件について」の中で、「学校用務員がボランティアで作業に参加する」という表現があるのですが、このことについて教えてください。

 

(総務課長)

  ボランティアというのは、例えば学校における門松づくりであったり、体育祭の緑門づくりであったりという部分について考えていらっしゃるようでしたが、これについては、次のように回答しました。『議員ご指摘のとおりPTA会員の減少により土日に行う奉仕作業等は、先生方をはじめ学校用務員もボランティアで参加せざるを得ない状況にあります。しかしながら、行事や作業内容により、どうしても用務員の参加が必要となる場合には、校長の判断により、週休日(休暇)を振り替えて対応することができるようになっています。』と回答しました。また、廃棄備品の処理作業についても質問がありましたので、そのことについては、『廃棄備品の分別作業については、学校用務員の方々の通常業務が軽減している夏休みに年に一回実施しており、教育委員会総務課の職員が各学校から旧榕城中学校跡地に運び入れ、用務員の方々の協力いただき解体・分別を行った上で各処理場等へ運搬する作業を行っています。今後は分別作業の見直しや時間の短縮を検討し業務の改善に努めて参りたいと考えています。』と回答いたしました。用務員の中には、自分たちで廃棄備品を回収して処分場に持っていくという作業を業者に委託してはどうかという意見もあり、そうなると、廃棄料や業務委託料といった相当額の予算が必要となる事から、予算の確保が難しいのではと考えているところです。年に1回の作業になるのですが、この作業については、用務員の皆様が一堂に集り、教育委員会総務課の職員も総出で作業にあたることから、お互いに業務の話などもしながら、コミュニケーションを取る良い機会ではあるのかなと私自身個人的には感じております。

 

(小倉委員)

  遠藤議員の「学生の島外遠征費用の支援について」の質問に対する答弁について教えてください。

 

(学校教育課長)

  中学校の部活動の状況について次のように答弁いたしました。『令和3年度と令和4年度における中学校の各部活動からの決算状況や学校への聞き取りからは、島外遠征費用の顕著な高騰は確認できていないところですが、昨今の物価高騰による影響は少なからずあるものと認識しております。』と答弁いたしました。また、「島外遠征費用の一部助成はできないか。」との質問に対しては、次のように回答いたしました。『中学校の部活動については、鹿児島県中学校体育連盟が主催する鹿児島県中学校総合体育大会に参加する場合は、すべての生徒に対し1人当たり7千円を補助し、さらに九州大会出場の場合は1人当たり3万円、全国大会出場の場合は1人当たり5万円の補助を加えております。スポーツ少年団については、市が直接スポーツ少年団の遠征費に助成はしておりませんが、市が6万円の補助金を出している西之表市スポーツ少年団本部から、鹿児島県スポーツ少年団主催の競技別交換大会に出場する各少年団に対し、1万円ずつの補助を行っております。なお、部活動やスポーツ少年団に関わらず、県大会等を勝ち抜いて、九州大会に出場する場合は1人当たり1万円、全国大会出場の場合は1人当たり2万円を激励金として市長部局からお渡ししています。補助金の増額については、現段階において、検討しておりませんが、どのような支援ができるのか、今後検討してまいりたいと思います。』と答弁いたしました。

 

(社会教育課長)

  追加で説明いたします。今の遠藤議員の質問については、社会教育課にも関連しております。「学生たちの島外遠征費用が県内の宿泊料金の値上がりで家計を圧迫している状況が見受けられるが、現状についての説明を求める。」という質問に対しましては、『保護者の方々からは直接お話は聞いておりませんが、昨今の物価高騰による影響は少なからずあるものと認識しております』と答弁いたしました。また、「島外遠征費用の一部助成はできないか。」との質問に対しましては、『最も多い団体で3回オープン参加をしていますが、予算については今後検討してまいります。』という回答をいたしました。以上です。

 

(教育長)

  他にご質問等はございませんか。

 

  ~他に委員からの質問等はなし~

 

(教育長)

  それでは、次の令和5年度西之表市一般会計予算について説明をお願いします。

 

(総務課長)

  次に3番目9ページの中段からとなります。「令和5年度西之表市一般会計予算について」です。「(1)当初予算の主な内容について」ですが、各所管課長より主なものについてご説明いたします。(2)では、3月20日(月曜日)に予算特別委員会で予算審議がなされた際に出された質問について記載してございます。気になる内容がございましたらご説明いたします。

まず、総務課と学校教育課の令和5年度当初予算の主な内容についてご説明いたします。

  「9款、教育費」「1項、教育総務費」「2目、事務局費」は前年度比881万6千円増額となっています。この費目では115ページ中段「12節、委託料」で、学校図書館へ図書システムの導入と留学生交流事業を新規に実施する予定としています。続いて116ページをお開きください。同款同項「3目、教育振興費」は前年度比542万3千円の増額となっています。この費目では117ページ「12節、委託料」で、外部講師を招き児童生徒向けの講演会の実施と、その下「13節、委託料及び賃借料」で、学校で使用するパソコン等機器の更新と、児童生徒がタブレットを持ち帰った際に使用する学習ソフトを導入することとしています。その下同項「4目、外国青年招致費」は前年度比505万1千円減額となっていますが、令和5年度はALTが現行2名から1名になる事によるものです。続いて118ページをお開きください。同款同項「5目、教員住宅管理費」は前年度比876万6千円増額しています。この費目では、「10節、需用費」の説明欄3行目の修繕料で中目教職員住宅合併浄化槽の修繕と、「12節、委託料」で教職員住宅改修計画に基づき年次的に改修することとしています。その下、同項「6目、学校給食センター運営費」は前年度比2,096万5千円を増額しています。この費目では、「10節、需用費」の燃料費及び光熱水費の高騰で昨年度より約290万円増額、「16節、公有財産購入費」で食器洗い洗浄機一式を入れ替えることとしています。120ページをお開きください。上段「7目、心の教育推進費」は前年度比117万円増額しています。この費目では、不登校をはじめとする生徒指導上の課題へ対応するためスクールソーシャルワーカーの報酬を増額しています。その2つ下、同項「9目、学校給食費」は前年度比3,888万2千円増額しています。この費目では、これまで児童生徒の給食費は2子目からを無償化としていましたが、令和4年度再編交付金基金を活用して完全無償化とすることとしています。122ページをお開きください。同款「2項、小学校費」「2目、教育振興費」は前年度比452万8千円の増となっています。この費目では、「7節、報償費」で、小学校に入学する児童の保護者に対し入学する児童一人に対し5万円を入学祝金として支給し子育て世帯の負担軽減を図る事業を新規に実施することとしています。また、「17節、庁用器具費」では、学校教材整備事業で各学校が必要とする教材を整備することとしています。123ページになります。同款「3項、中学校費」「1目、学校管理費」は前年度比486万2千円の増となっています。この費目では、「12節、委託料」で中学校渡り廊下と駐輪場整備工事、中学校グラウンド整備工事及び各小中学校への防犯対策整備工事を行うための実施設計3本を行うこととしています。124ページをお開きください。同項「2目、教育振興費」は前年度比233万6千円の増となっています。

この費目では、「7節、報償費」で、小学校同様中学校入学祝金支給事業を行うこととしています。135ページをお開きください。同款「5項、保健体育費」「2目、学校保健体育費」は前年度比860万6千円増額しています。この費目では、「1節、報酬」で部活動指導員に係る費用を前年度より約79万増額、「10節、需用費」及び「14節、工事請負費」で学校へブランコ・ジャングルジムなどの設置をすることとしています。

 以上で総務課及び学校教育課に係る説明を終わります。

 

(社会教育課長)

  社会教育課の社会教育係及び生涯スポーツ係の令和5年度当初予算について3月補正と同様に、金額の大きいものや特徴的なもの、昨年度との変更点等を中心にご説明いたします。予算書の124ページからが社会教育課所管分となります。125ページをお開きください。上から3つ目の7節、報償費、説明欄、謝金を昨年度より50万円増額し、59万円を計上させていただいております。これは、去る2月26日に、1年間の生涯学習の成果を発表する生涯学習市民フェアを展示と舞台発表を一体となって行うスタイルで4年ぶりに開催いたしました。次年度は、更に充実したものとするため、従来行っていた講演会を復活させるため、講師謝金を計上させていただきました。126ページになります。中段の2目、社会教育振興費については、予算額・事業内容ともに特段の変更はありませんが、ふるさとまなび~隊事業については、政府が新型コロナウイルス感染症法上の位置付けについて、5月8日に季節性インフルエンザなどと同じ5類に移行する方針を固めたことなどから、募集定員を現行の20名から30名へと増やし、昨年度と同様の8回の活動を行おうと考えています。126ページ下段から127ページ上段の3目、公民館費については、予算額・事業内容ともに特段の変更はありません。その下の4目、図書館費は、令和4年度当初予算額より147万2千円減の1,933万円3千円を計上しております。減額の主な要因は、128ページの2つ目13節、使用料及び賃借料の説明欄の一番下、図書館システム使用料が令和4年度当初予算と比して、110万8千円減となったことによるものです。これは、平成30年3月に図書館システム及び機器を導入し、令和4年度に初期導入費等の支払いが完了したことに伴い、令和5年度からは、その分を差し引いた契約となることによるものです。130ページをお開きください。6目、市民会館管理費になります。令和4年度当初予算額より209万3千円増の1,684万円7千円を計上しております。特徴的なものとして、12節、委託料中説明欄の一番下に実施設計が記載されています。これは、再編交付金により、市民会館ホール横にある浄化槽を単独浄化槽から合併浄化槽に転換しようとするものです。今の浄化槽は、老朽化に加え、ガジュマルの根による設備圧迫により、排水管の詰まりから水漏れが生じており、近年中に使用不能となる可能性が高いと言われております。よって、早急な対応が必要であるため予算計上させていただきました。なお、合併浄化槽にすることにより、周辺の生活環境改善が図られることが期待されます。131ページをお開きください。7目、勤労青少年ホーム費になります。令和4年度当初予算と比して、184万6千円減の487万4千円を計上しております。減額の主な要因は、10節、需用費中、説明欄の一番下の修繕料を、195万1千円減額したことによるものです。令和4年度は、1階講座室と2階和室にエアコンを設置するとともに、その他修繕を行ったところです。131ページ下段から132ページ上段にかけての8目、文化費については、令和4年度当初予算と比して、57万円減の50万9千円を計上しております。令和4年度は、人形劇団による子ども芸術祭典、須川展也サクソフォンリサイタル、吉俣良コンサート、みやまさてらいとコンサートを実施いたしましたが、令和5年度は、人形劇団による子ども芸術祭典のみを実施予定としていることから、減額要求となっております。中段の9目、青少年指導事業費については、予算額・事業内容ともに特段の変更はありません。136ページ中段をご覧ください。生涯スポーツ係に関する部分になります。3目、社会体育費です。令和4年度当初予算と比して、256万円減の818万5千円を計上しております。減額の主な要因は、令和5年度に鹿児島で国民体育大会が開催されることに伴い、県民体育大会が実施されませんので、例年計上していた負担金を計上しないことによるものです。国民体育大会開催事業として、本市では、6月25日(日曜日)に市民体育館において、デモンストレーション競技としてソフトバレーボール大会が、8月24日(木曜日)市街地において炬火リレーを実施します。国体関係の予算として、7節、報償費に66万3千円、8節、旅費に22万3千円、10節、需用費に26万8千円、11節、役務費に1万8千円、17節、備品購入費に22万円の総額139万2千円を計上しております。137ページをお開きください。中段の4目、市民体育祭費になります。令和4年度は残念ながら市民体育祭は開催されませんでしたが、令和5年度は開催できるものと期待を込め、36万6千円を計上いたしております。137ページ下段から138ページにかけての5目、体育施設管理費については、令和4年度当初予算と比して、9,109万5千円増の1億2,198万9千円を計上しております。増額の主な要因は、築52年が経過している市営グラウンドの全面改修に伴い、12節、委託料に実施設計費用を計上しております。財源は、再編交付金を充当することとしています。その2つ下になります。14節、工事請負費の内、説明欄、美浜グラウンドナイター照明施設改修工事については、令和4年度に実施設計を終え、令和5年度に改修工事を実施するために予算計上させていただきました。その下の説明欄、幅跳び走路改修工事については、県地域振興推進事業を活用して改修工事を行おうとするものです。工事請負費については、総額5,396万6千円を計上させていただいております。2つ下の17節、備品購入費についてです。

市民体育館トレーニング室のコンビネーションマシンは導入して30年以上が経過しており、老朽化が激しく、トレーニングに支障をきたす状態となっています。そこで今回、再編交付金を活用して、市民体育館トレーニング器具更新事業として、備品を購入しようとするものです。社会教育課の社会教育係と生涯スポーツ係の予算は、昨年度と比して、8,276万9千円増の、2億3,214万9千円を計上いたしました。再編交付金を活用した事業導入に伴い、増額要求となっております。以上で説明を終わります。

 

(開発総合センター所長)

  種子島開発総合センター、文化財関係について、ご説明いたします。128ページをお願いします。5目、開発総合センター管理費の予算額は5千3百47万9千円で、昨年度より742万6千円の増額であります。129ページをお願いします。8節、旅費は56万7千円で、前年度より54万円の増額であります。増額の要因は、故下野敏見先生資料調査、搬出作業に係るもので、費用弁償が27万円増額の28万2千円、普通旅費が26万9千円増額の28万5千円を計上しております。10節、需用費は1千2百94万2千円で、前年度より619万1千円の増額であります。増額の要因としては、光熱水費の498万円が電気料値上げに伴い、前年度より89万4千円の増額、修繕料611万6千円は、新たに開発総合センター外壁タイル防水加工修繕5,016,000円を計画しており、前年度より511万6千円の増額であります。

132ページをお開き下さい。10目、文化財保護費の予算額は1億1千9百34万円であり、前年度より9千4百9万4千円の増額であります。133ページをお開き下さい。8節、旅費、335万4千円は、前年度より101万9千円の増額であります。増額の要因は、普通旅費、旧上妻家住宅保存整備に係る文化庁及び専門機関との協議のため、前年度より54万9千円増額の153万8千円特別旅費は、旧上妻家住宅保存修理技術指導など文化財の保存保護・調査のための専門家招聘に係るもので、前年度より58万9千円増の136万7千円などであります。12節、委託料は、1億5百2万7千円であり、前年度より9千3百37万3千円の増額であります。増額の主な要因は、再編交付金予定、5事業分の委託料9千9百56万6千円です。説明欄、耐震調査は、4,400万円であり、内訳は継続事業である旧上妻家住宅公開整備事業の住宅耐震対策に係る調査委託料3,800万円新規事業の種子島家住宅耐震事業、住宅耐震診断調査委託料600万円であり、いずれも再編交付金予定事業であります。次の多言語化は、新規事業、文化財看板多言語化事業であり、市内に設置している文化財看板約270基を、英語・韓国語・繁体・簡体の4言語化を図り、音声で説明し、本市の文化財の発信力を高め、文化財を活用しての文化交流の促進につなげ、文化の振興を図るものです。3千3百83万6千円の計上で、再編交付金予定事業になります。次の、調査測量等は、新規事業、種子島家墓地調査整備事業に係る調査測量1千3百5万7千円で、再編交付金予定事業であります。事業の内容は、市指定文化財である、種子島家の2つの墓地「お坊墓地」・「御拝塔墓地」の保存保護、活用を図るもので、令和5年度は「御拝塔墓地」の墓地・墓石の調査測量を計画しています。次の調査目録作成は、867万3千円の計上で、新規事業、上妻家史料調査目録作成事業であり、再編交付金予定事業になります。事業内容は、史料的価値の高い「上妻家史料」約1,900点のうち、古文書類は、紙の材質・法量・年代等を、書画や武具・調度品類は形状・品質・年代等の調査を行いながら、目録を作成するもので、単年度事業になります。14節、工事請負費は237万9千円の計上で、新規事業、旧上妻家住宅周辺工作物修繕整備事業ブロック塀撤去工事に係るものであります。旧上妻家住宅敷地内北側に長さ約50m、高さ約1.7mのコンクリートブロック塀が設置されているが、経年劣化のため、ブロック塀の一部に亀裂が見られ、倒壊の危険性があり、安全面や今後の住宅の公開活用を考慮し、北ブロック塀を全て撤去するものです。財源は一般財源であります。134ページになります。11目、文化財発掘費は8百91万1千円の計上で前年度より248万9千円の増額であります。増額の主な要因は、県農政事業(西之表創生地区)「下ノ平遺跡」整理作業員として、新たに会計年度任用職員を1名、雇用するための報酬及び職員手当、共済費など人件費の増額などであります。以上で説明を終わります。

 

(教育長)

  それでは、資料には予算特別委員会での質問事項も記載してありますが、確認したいことなどがございましたらお願いします。

 

(平川委員)

  青少年ホームの机や椅子が老朽化しているとお聞きしたのですが、現在どのような状況でしょうか。

 

(社会教育課長)

  成人者から机を頂いたり、事務局でも備品購入で対応していますので、机はすべて新しくなっております。

 

(下田委員)

  二点お願いします。一点目は、外国青年招致費のALTが2名から1名になった理由を教えてください。二点目は、防犯対策ということで学校に防犯カメラを設置するということですが、設置場所等がもし分かっていれば教えてください。

 

(管理係長)

  ALTが1名になった理由ですが、本市は、「セット加配」といいまして、中学校の先生が大字の学校に外国語を教えに行く制度を活用しております。また、昨年度まではセット加配が2名だったのですが、今年度は「高学年教科担任制加配」といいまして、小学校の高学年を小学校の先生が兼務しながら、榕城小学校と下西小学校の外国語の授業を担当する加配となっておりますので、そういった「セット加配」や「高学年教科担任制加配」を充実させていることによりALTが1名減となっております。

 

(総務課長)

  続いて防犯カメラについてですが、全小中学校に設置する予定としております。カメラの設置場所については、今年度において実施設計を行う予定ですので、学校によって4か所から8か所ほど要望が上がってきているところですが、実施設計を行うにあたって、再度各学校のヒアリング等を行って、設置場所を定めていこうかと考えているところです。

  また、合わせてフェンスの設置も計画しています。隣接地とのフェンスということですが、すべてにフェンスを張り巡らせるのではなく、必要な場所に限って設置することを考えております。これについても、今後各学校と調整をして実施設計を行うこととしています。各学校については、地域に守られて運営がなされるという位置づけでもありますので、学校側から閉鎖的な環境を作るということにはならないものと思っております。そういった点も含めて今後協議を進めて参りたいと思っております。

 

(教育長)

  他にご質問等はございませんか。

 

  ~他に委員からの質問等はなし~

 

(教育長)

  続きまして、報告第8号、西之表市入学祝金支給要綱の制定について説明をお願いします。

 

(総務課長)

  資料11ページをお開きください。報告第8号です。教育長に対する事務委任規則に基づき臨時代理した、「西之表市入学祝金支給要綱の制定について」、ご報告いたします。

 提案理由は、本市の新入学児童生徒の保護者に対して入学祝金を支給し、子育て世帯の負担軽減を図り、更なる子育て支援の強化を図るため本要綱を制定するものです。令和5年4月1日より施行いたしました。第1条は要綱の趣旨を、第2条は用語の意義を、第3条は入学する4月6日現在に本市に住民登録された児童等の保護者が支給対象であることを規定しています。第4条では入学した児童等一人当たり5万円を支給することを、第5条から第9条においては申請から支給にかかる手続き等について規定しています。以上で説明を終わります。

 

(教育長)

  ただいまの説明について何かご質問等はございませんか。

 

  ~委員からの質問等はなし~

 

(教育長)

  続きまして、報告第9号、西之表市スクールソーシャルワーカーの設置に関する要綱の制定について説明をお願いします。

 

(学校教育課長)

  資料は13ページになります。報告第9号、西之表市ソーシャルワーカーの設置に関する要綱の制定についてです。西之表市教育委員会教育長に対する事務委任規則第3条第1項の規定により、臨時代理した西之表市スクールソーシャルワーカーの設置に関する要綱の制定について、同条第2項の規定により別紙のとおり報告します。

提案理由としましては、本市の児童生徒の不登校及び児童虐待等様々な問題の解決や改善を図るため、各関係機関とのネットワークを活用しながら支援を行うためスクールソーシャルワーカーを設置するものです。

第1条では、この要綱の趣旨を定めています。第2条では、スクールソーシャルワーカーは学校教育課に置くものであると、設置場所を定めています。第3条では、スクールソーシャルワーカーの主な業務内容について定めています。第4条では支援対象者を定めています。第5条については、委嘱する方について、特に専門的な知識・技術を有する者としてここに定めているところです。また、第8条では報酬を定めており、第9条では、報酬とは別に費用弁償を支払うことを規定しています。これまで、平成20年度に全国的にスクールソーシャルワーカーがスタートしましたが、本市では、平成26年度から長田先生がスクールソーシャルワーカーをしてくださっております。その後に、下田先生がスクールソーシャルワーカーをしてくださっておりますが、令和4年度から、長瀬さん、上籠さんのお二人でスクールソーシャルワーカーをしてくださっているところです。不登校が増えてくる中で、このスクールソーシャルワーカーの専門性を活かしていければと考えているところです。以上です。

 

(教育長)

  ただいまの説明にご質問等はございませんか。

 

(下田委員)

  今回、このように要綱を制定していただいたことはとても素晴らしいことだと思います。スクールソーシャルワーカーのお二人がじっくり取り組んでいただける良い環境が揃ったのではないかと思っています。そこで、一つお尋ねしたいことは、スクールソーシャルワーカーが2人いらっしゃいますが、今年度の体制などが分かっていれば教えてください。もう一つは意見になりますが、校内ケース会議を開くときに、コーディネーターになっていただくということが書いてありますが、各学校においてこのことについて十分に理解していただけていない部分がありまして、特に中学校では「自分たちでなんとか解決しよう。」という部分がございますので、ぜひいろんな機会をとらえていただいて、必要性などの啓発をしていただけたらありがたいと思います。

 

(指導係長)

  今年度の計画に関することについてお答えします。不登校傾向の児童生徒が一番多いのが中学校で、小学校では榕城小学校が多いです。令和5年度は、長瀬さんは中学校を拠点に動いていただきます。そして先ほど下田委員からもありましたように、ケース会議においてもコーディネートするのですが、毎週金曜日には生徒指導部会というものを行っておりまして、そちらの生徒指導部会の方には必ず長瀬さんが参加するということを校長先生とも確認を取っております。そして、榕城小学校の方は上籠さんが中心に活動していただきますが、榕城小学校でも毎週水曜日に、管理職、生徒指導主任、養護教諭等で生徒指導に関する会を開催していますので、そちらには上籠さんが必ず参加して情報を共有していくこととしています。また、その他の学校につきましては、それぞれ分担をしておりますが、これまで関わった子どもたちについては、今後もそれぞれが関わっていくということで進めております。また、ケース会議等も積極的に参加するということで、今後の管理職研修会、校長研修会等でも必ずこういったケース会議にはスクールソーシャルワーカーを参加させるということと、また、お二人にもケース会議でコーディネートする場合には積極的に学校側と関わっていくこと、また、学校教育課とも進めていきましょうということで先日の説明会で確認したところです。以上です。

 

(教育長)

  今ありましたように、今年度新たに対応の仕方を大きく変えて、実用的な活用になるように配慮したところです。

  他にご質問等はございませんか。

 

  ~他に委員からの質問等はなし~

 

(教育長)

  続きまして、報告第10号、西之表市学校用務員の勤務時間及び職務に関する規程の一部改正について説明をお願いします。

 

(総務課長)

  資料16ページをご覧ください。報告第10号です。教育長に対する事務委任規則に基づき臨時代理した、「西之表市学校用務員の勤務時間及び職務に関する規程の一部を改正する訓令について」ご報告いたします。

提案理由は、平成30年4月1日に制定された「西之表市学校用務員の勤務時間及び職務に関する規程」内で引用していた規則の改廃に伴い字句の整理をするため改正するものです。令和5年4月1日より施行致しました。改正した内容について、資料17ページの新旧対照表でご説明いたします。第1条(総則)の条文中「別に」、つまりこの訓令以外に規定されたものを指していますが、「西之表市会計年度任用職員の勤務時間、休暇等に関する規則(令和2年西之表市規則第13号)」を準用することを明示致しました。

第2条(勤務時間)の条文中、「1週間の」とあるのを「1日の」に、第4条の(臨時的雇用者の休暇)については、第1条で明示した「西之表市会計年度任用職員の勤務時間、休暇等に関する規則(令和2年西之表市規則第13号)」内において規定がなされていることから削除しています。第5条(職務内容)の第2号アにおいては、第2号内に細分化する条文が一文しかないことから、第2号の条文中に組み入れる形で改正しています。

最後に第4条を削除したことにより、以降の条番号第5条を第4条に第6条を第5条に繰り上げています。以上で説明を終わります。

 

(教育長)

  ただいまの説明について何かご質問等はございませんか。

 

  ~委員からの質問等はなし~

 

(教育長)

  続きまして、報告第11号、西之表市学校図書司書の勤務時間及び職務に関する規程の制定について説明をお願いします。

 

(総務課長)

  資料18ページをご覧ください。報告第11号です。教育長に対する事務委任規則に基づき臨時代理した、「西之表市学校司書の勤務時間及び職務に関する規程の制定について」、ご報告いたします。

提案理由は、「西之表市学校司書の勤務時間及び職務に関する規程」を制定することにより学校司書の勤務時間及び職務内容等を明示し、より円滑な職務遂行を行うため制定するものです。第1条では総則として準用している規則を明記、第2条及び第3条では1日の勤務時間及び休憩時間について、第4条では学校司書としての職務の内容を、第6条では学校に勤務する上での服務に関する規定を定めています。以上で説明を終わります。

 

(教育長)

  ただいまの説明について何かご質問等はございませんか。

 

  ~委員からの質問等はなし~

 

(教育長)

  続きまして、報告第12号、西之表市立学校給食センター管理運営要綱の一部改正について説明をお願いします。

 

(総務課長)

  資料20ページをご覧ください。報告第12号です。教育長に対する事務委任規則に基づき臨時代理した、「西之表市立学校給食センター管理運営要綱の一部を改正する要綱の制定について」、ご報告いたします。

提案理由は、近年の物価上昇等による食材価格の高騰により、現在の学校給食費では、現状の給食の質や量を確保することが困難な状況から、令和4年度第3回西之表市立学校給食センター運営委員会にて値上げをすることの了承得たことに伴う価格規程の変更と、全庁的な押印見直しに伴い様式を変更するため改正するものです。改正した内容について、資料21ページからの新旧対照表でご説明いたします。第6条(学校給食費)第2項条文中給食費単価の小学校を4,100円から4,700円に中学校を4,900円から5,700に改正し、押印が不要とされる第3号様式、第4号様式、第5号様式、第6号様式については様式中押印が不要となった部分の「印」の文字を削除するよう改正しています。以上で説明を終わります。

 

(教育長)

  ただいまの説明について何かご質問等はございませんか。

 

  ~委員からの質問等はなし~


動議討論等

 特になし

 

行事実施状況

(各課長)

 3月の行事実施状況

 各課長等より説明

 

(教育長)

ただいま説明がありましたが、ご質問等はございませんか。

 

  ~委員からの質問等はなし~

 

 

行事予定

(各課長等)
~4月、5月の行事予定を各課長等より説明~

(教育長)

ただいま説明がありましたが、ご質問等はございませんか。

  ~委員からの質問等はなし~

 

当面する教育行政の諸課題について

  ~特になし~

その他

   ~特になし~

(教育長)

それではこれをもちまして議事を終了いたします。

 

(総務課長)

以上をもちまして令和5年4月の定例教育委員会を終了いたします。ありがとうございました。

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会総務課庶務係
電話番号0997-22-1111(内線 253)
ファックス番号0997-22-0295
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