令和3年10月定例教育委員会
会議録
日時 令和3年10月6日(水曜日) 午後3時00分
場所 西之表市役所403会議室
出席者
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議決事項:1件
議案 |
件名 |
提案理由 |
審議の状況 |
採決の次第 |
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3議案第4号 |
教育長職務代理者の指名について |
地方教育行政の組織及び運営に関する法律第13条第2項の規定に基づき、教育長職務代理者を指名するものである |
特記事項なし |
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会議要旨
・委員及び教育長の報告
なし
・議事
(教育長)
議事に入ります。
議案第4号をお願いします。
(総務課長)
資料の1ページをご覧ください。
議案第4号、教育長職務代理者の指名についてです。
地方教育行政の組織及び運営に関する法律第13条第2項の規定に基づき、「教育長に事故があるとき、又は教育長が欠けたときは、あらかじめその指名する委員がその職務を行う。」こととなっており、教育長がその指名を行う必要があることとなっています。
教育長に指名をいただきたいと思います。
(教育長)
これまでは、長田委員のほうにお願いをしていたところでございますが、今回どうしても事情があってお引き受けが難しいというご相談をいただいたところです。そういう事情もありますので、今回久留委員のほうに大変ご無理を申し上げますが、お願いをしたいのですが、お引き受けをいただければありがたいのですがいかがでしょうか。
(久留委員)
4年間長田先生とお仕事を共にしてまいりました。その仕事ぶりにはいつも感心させられていました。資料の下調べ、読みの深さ、細やかな気配りなどさすがだなと常に思っていました。そのあと私のような力量のないものが務まるわけがありません。お断りいたしましたけども、期間が短いということで了承いたしました。至らない点が多々これからも出てくると思いますので、皆様方のご指導ご鞭撻のほどどうぞよろしくお願いします。
(教育長)
ありがとうございます。教育委員の皆さんはもちろんですが、教育委員会事務局も全力でお支えしたいと思います。無理を引き受けていただき、本当にありがとうございます。
次に報告第14号についてお願いします。
(総務課長)
報告第14号でございます。
令和3年度西之表市一般会計補正予算(第6号)に係る意見について、市長より諮問がございましたので、3ページに諮問書が付いております。内容を精査したうえで、答申をしましたので、資料のほうをご確認いただければと思います。中身については、第15号で行いたいと思います。
(教育長)
委員の皆様からは、何かございますか。
よろしいでしょうか。
3報告第15号について、お願いします。
(総務課長)
令和3年第3回西之表市議会定例会が、9月10日から9月28日まで会期を19日間として開催されました。その概要について報告します。
まず1番目です。先ほど諮問と答申がございました予算につきまして、予算特別委員会の審議を受けたところでございます。9月16日、議長を除く全議員によって審議がなされたところです。9月補正予算の主な中身につきましては、総務課各学校配当予算に係る費目内予算分の調整で、プラスマイナス0ということで特に増減はありません。もう1点は、住吉小学校出身者より住吉小学校に図書の寄贈をしたいということで10万円の寄付がございましたので、その補正を住吉小学校の配当分として補正をしたところです。
学校教育課につきましては、小規模校特認通学に伴う委託料について入札をしたところの執行残が9万3千円です。「種子島しおさい留学」留学生人数確定に伴う負担金の減が168万2千円、人数の実績に応じて減額がなされております。
ALT更新に伴う負担金の増については、本年度2名のALTが交代となります。その際、外国からの入国をすると2週間の滞在期間が必要であるということによる滞在期間分費用の増加、PCR検査を受けないといけないということでありましたので、検査費の増加をしております。
社会教育課は、全国離島交流中学生野球大会が中止となりましたので、それに係る予算を全て減額しています。
開発総合センターは、県営農政事業発掘調査対象面積が縮小になったことにより、当初予定していた予算が520万4千円減額となっています。
その中で、予算特別委員会で学校教育課、社会教育課にあった質問をその下に掲載をしています。4点について、議員の方から質問があったところです。
(教育長)
委員の皆様方からご質問等はございませんか。
それでは、2の一般質問日程含めてお願いします。
(総務課長)
9月13日から14日の2日間、通常であれば1人70分の質問時間がございましたが、今回はコロナ感染防止のために1人30分ということで縮小して実施されました。12名の議員の方が質問をなされております。教育委員会に関する質問につきましては、5名の方が質問をなされております。
下川和博議員、児童・生徒の通学路の安全点検について
竹下秀樹議員、小中学校の2学期のコロナ感染症対策に係る対応方針について
橋口美幸議員、コロナ禍における、子どもの心に寄り添う実態把握について
宇野裕未議員、新型コロナウイルス感染対策について
長野広美議員、交通安全強化について
というふうな形で質問がなされております。
(教育長)
学校教育課は、補足説明はよろしいですか。
それでは、一般質問の概要について説明がございましたが、ご質問等ございましたらよろしくお願いします。
(長田委員)
コロナ関係の取り組み・現状についての質問だと思いますけども、2学期における小学校、中学校そういったコロナの現状、対策をお聞きしたい。
(学校教育課長)
コロナ関係につきましては、8月に陽性者が発生したところがありました。
2学期になってからは、陽性者は発生しておりません。PCR検査を受けているという報告はありません。9月半ばから下旬にかけて体育大会、運動会を実施しましたが、全ての学校において半日開催ということで種目を選んだり、入場を制限したりとかいうことで実施されていました。南日本新聞にも伊関小学校の子どもがひろば欄に投書をしていましたが、こうした経験を生かしていきたいというような趣旨のことが書いてありました。
この後ですが、10月になりましてステージ3、明日からステージ2になるのじゃないかと言われているのですが、行動様式についてもレベルが1から3まであるのですが、レベル2というところで今動いています。ただ10月以降については、陸上記録会は中止して通信制で動こうということ、音楽祭についても中止ということで動いてきているところですが、それぞれの行事については、趣旨、目的があるところでした。目的に合わせて何かできないだろうかというところについては、校長会に投げかけているところです。
大分落ち着いてきましたので、また何か動きが出てくればなあと考えているところです。
(長田委員)
関連して従来、1学期もそのような形で取り扱ったわけですけども、2学期に向けて教委として、こういったところを中心にやってくださいとその対策とか取組等に指示があったのか、市内の小・中学校で1学期と違った変わった取組をしている。こんなところに成果が上がっていく、そこらの実態はつかめていますか。
(学校教育課長)
コロナ対策については、日常の取り組みをしっかりするようにということで動いてきているところですが、8月から9月に入る段階で小規模校などにおいては、水道は使う人を決めていくとかそういうような工夫も行われています。また教室がかなりぎゅうぎゅうであれば、廊下側の窓を払って、少し教室を拡げるという形で外まで机を出すとかいう形で授業をしたりとか、給食などについても密にならないように手狭なところは特別教室まで使って、組を分けて実施するような工夫があるところでした。日常での取り組みになるようですが、学校規模が違ったりすれば、小規模校、大規模校それぞれの実態を踏まえて創意工夫しながらできているところです。
(長田委員)
初めての経験で大変だと思いますが、全国的に縮小されている形ですけど、引き続きそのような取り組みをお願いします。
あわせて子どもたちのワクチン接種のことですが、小学生と中学生のワクチン接種については市当局としてはどのような考えがあるのですか。
(学校教育課長)
小学6年生については、9月30日まで12才を迎えた子どもについては、接種券が配られています。10月のうちに1回目も2回目も終わる予定です。ただ、それは9月30日まで12才であった子どもで、10月が終わって12歳になった子どもについては11月初めに接種券を送って、保健センターのほうで接種できるようにということです。中学生については、既に9月下旬から1回目の接種が始まっています。
(久留委員)
小学6年生の12才になった子どもたちは、親が一緒に連れて行くわけですね。
(学校教育課長)
小学生も中学生も親が同伴します。
(久留委員)
受けなければ受けなくてよいのですか。
(学校教育課長)
任意です。
(久留委員)
先生方のワクチンの接種率はどうなっていますか。
(学校教育課長)
職員は155名そのうち141名の方が受けており、9割を少し超えるくらいのところです。
接種することで体調が悪い職員などは受けておりません。
(平川委員)
橋口議員の質問で「子どもの心に寄り添う実態把握のアンケート実施を求める。」とありますが、どういう内容か教えていただきたい。また今後アンケートをする予定があるのかを教えてください。
(学校教育課長)
コロナ禍におけるという前置きがあって、子どもの心に寄り添う実態把握というところでした。コロナ禍にあって子どもの心に寄り添うことは、今よりいっそう求められています。各学校においては様々な工夫をしておりますが、例えば毎朝の健康チェックの欄に保護者からの子どもの様子や心配事などを伝えてもらったり、朝の健康観察の際に子どもたちに心配なことはないか確認をしたりしています。また日常の生活においても悩みや不安などまた日常の生活においても悩みや不安などがあれば、担任や養護教諭等だれでも相談しやすい人に相談するように指導するとともに教職員においても全員で子どもたちを見守り、常に情報交換する体制を作っています。というふうに回答をいたしました。
その目的だけではなくて、学校としては日常的にそうした健康観察などを通して子どもの状態を把握するようにしています。
・行事実施状況
(各課長)
9月の行事実施状況
各課長等より説明
(長田委員)
駅伝大会について話し合いがなされたということですが、どうなりましたか。
(社会教育課長)
スポーツ推進委員会の中では12校区のそれぞれの校区のご意見をお聞かせください。ということで集約しました。その結果12校区全てが今回までは中止したほうがよいとのご意見が多かったことから、その後三役協議をして中止という判断をさせていただきました。
大会は11月21日開催予定でしたが、中止となりました。
(久留委員)
8日の小浜貝塚について教えてください。
(開発総合センター所長)
今、浦田海水浴場にシーサイドハウスがありますけども、それを作る時に既にあの辺一帯は小浜貝塚として遺跡となっており、土器だったり、貝殻であったり、そういったものが断面上に散乱していまして、貝塚となっているところです。この貝塚については、平成8年と平成20年代に2回調査をしていますけども、縄文時代から古墳時代、中世まで延々と貝塚が続いている情報を得たところです。県本土から最南端の貝塚であるということと縄文時代の前期6千年前の貝塚であるということで、鹿児島県をはじめ全国の研究者に注目をされていまして、よりもっと詳細に調査をして、その研究成果をまとめれば県あるいは国の史跡になり得ると文化庁のほうから助言をいただきましたので、今回鹿児島大学の力を借りて数年間調査はかかると思いますが、手始めに鹿大のほうにやって市教委はその協力という形でやっていこうと思ったんですが、コロナでできなくなったところです。
場所が砂丘地で掘っても掘っても崩れていくようなそういうような環境なので、大規模な調査はできてなかったのですが、3年かけてじっくり腰を据えて調査をしていけば、県あるいは国をめざせるということを言われていますので、一緒になってやっていきたいなと思うところです。貝殻はものすごい量が出ます。ナガラメ、クロミナ、ツメミナ、コロビ、イルカの骨などが出てきています。
(長田委員)
鉄砲館の展示物の管理をどうしているのか。職員の勤務関係はどのようになっていますか。
(開発総合センター所長)
管理体制につきましては、長期に休館するのは初めてで、手が回らなかったマネキンの洋服だったりとか裏側の掃除だったりとか、これまでできなかったことができて、プラスになったのかなと思っています。
職員の体制ですが、フルタイム、パートさんがいらっしゃるのですけども、通常通り勤務をしていただいて、清掃作業や案内の勉強などの仕事をみっちりできたと思います。
(長田委員)
入館料はどうですか。
(開発総合センター所長)
昨年ベースで見ますと、昨年が3分の1かなと思っていたのですが、2分の1で推移をしましたので、今年もそのくらいになるのかなと思っています。10月でもキャンセル等が出てきています。11月につきましても予約はいっぱい入っており、ゴートゥー・トラベルも復活すると聞いていますので、そのあとは少し回復するのかなと思います。
・行事予定
(各課長)
10月、11月の行事予定について各課長等より説明
(久留委員)
10月29日に第2回図書館協議会がありますが、第1回もあったと思いますが、どういう課題が出て、どのように改善されているか教えてください。
(社会教育課長)
情報共有をするということで、利用者数とかそういう部分の内容が主な内容です。
図書館の利用促進、本に親しむそういう部分の案件が出てきて、今年度新たにブックコンシェルジュの養成講座や図書館講座などを実施している状況です。あと学校司書との連携が話に上がってきています。
(久留委員)
年何回あるのですか。
(社会教育課長)
年度初めと10月に2回開催しています。
・当面する教育行政の諸課題について
(指導係長)
不登校、いじめ等の状況について説明
・その他
(庶務係長)
令和3年度熊毛地区教育委員会連絡協議会定期(後期)総会の中止について報告
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