令和3年9月定例教育委員会

会議録

日時  令和3年9月1日(水曜日) 午後3時

場所  西之表市役所403会議室

 

出席者

委員出席者

教育長 大平和男
委員 長田明
委員 平川浩
委員 久留惠子
委員 榎本裕美子

事務局出席者

総務課長 吉田孝一
学校教育課長 山崎省一
社会教育課長 中里千秋
開発総合センター所長 沖田純一郎
管理係長 山崎晃
指導係長 櫻木俊郎
庶務係長 川畑浩一郎

 

議決事項:1件

議決事項一覧表

議案番号

件名

提案理由

審議の状況

採決の次第

3議案第2号

西之表市教育委員会と国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構種子島宇宙センターとの宇宙航空を素材にした教育活動に関する協定書の締結について

「宇宙航空」を素材にした教育活動を実施することにより、児童生徒が身近な自然の事象に関心を持ち、科学的なものの見方、考え方を働かせ、疑問や課題についての観察・実験・ものづくりを通して問題解決の力を培い、自然の事象についての理解を深めることを目的とした事業を継続的かつ円滑に行うため協定書を締結しようとするものである。

特記事項なし

承認

会議要旨

・委員及び教育長の報告

 特になし

 

・議事

(教育長)

 議事に入ります。

議案第2号をお願いします。

 

(学校教育課長)

 資料の1ページをご覧ください。

 議案第2号ということで、西之表市教育委員会と国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構種子島宇宙センターJAXAとの宇宙航空を素材にした教育活動に関する協定書の締結について教育委員会の議決を求めるものであります。

 提案理由としましては、「宇宙航空」を素材にした教育活動を実施することにより、児童生徒が身近な自然の事象に関心を持ち、科学的なものの見方、考え方を働かせ、疑問や課題についての観察・実験・ものづくりを通して問題解決の力を培い、自然の事象についての理解を深めることを目的とした事業を継続的かつ円滑に行うため協定書を締結しようとするものであります。

 

(教育長)

 平たく言えばどういうことですか。

 

(学校教育課長)

 今、各学校でJAXAと直接1対1で関わりを持っています。その中で学習教育活動の場面としては、宇宙食のことを勉強したり、ペットボトルロケットを作ったり、液体窒素を使った実験を行ったりするというような宇宙を素材にした学習を通して、子どもたちは学びをやっているところですが、JAXAと学校だったところをJAXAと教育委員会が関りを持って、教育委員会から各学校につなぎをして行こうとするところです。

 

(教育長)

 これは、西之表市とだけ結ぶのですか。

 

(学校教育課長)

 このことについては、中種子町、南種子町も同様の協定書を7月に締結しているところです。

 

(教育長)

 今までやってきたことを文章にしたということです。

 この前もどこかの小学校でJAXAを呼んでやったのが記事に載っていましたね。

 

(学校教育課長)

 新聞記事では7月16日に古田小学校がロケットを飛ばして、市政の窓でも現和小の液体窒素の実験が載っていました。

 

(教育長)

 既に現在やっているのですけども、スムーズに充実させるために協定を結ぶということです。JAXAから提案があったことです。

 

(長田委員)

 締結月日が入っていませんが、いつになりますか。

 

(学校教育課長)

 今日ここで議決をいただければ、今日の日付でと思っております。

 

(長田委員)

 有効期間は1年となっていますが、両者の異議申し立てがなければ、継続するということですか。

 

(学校教育課長)

 そうです。

 

(長田委員)

 事務局がJAXAということは、担当者がいてそういった活動をしないといけないでしょうから、一つの事業としてJAXAのほうもやっているのではないでしょうか。

 

(学校教育課長)

 JAXAの担当部署と学校教育課と連携しながらやっていきたいと思いますし、私たちも教育活動を進めて行ければと思います。

 

(教育長)

 屋久島とは結ばないのですかと聞いたのですが、やっぱり種子島に基地があるので種子島の自治体に対する貢献の意味もあって種子島の1市2町とだけ結んでいますということでした。

 

 

・動議討論等

なし

 

・行事実施状況

(各課長)

 8月の行事実施状況

 各課長等より説明

 

・行事予定

(各課長)

 9月、10月の行事予定について説明

 

(久留委員)

 10月12日の県農政事業に係る「下ノ平遺跡」(上西花里崎)発掘調査は、どのようなものが出たのですか。

 

(開発総合センター所長)

 事業のきっかけというのが、圃場整備事業に伴いまして鹿児島県農政部が圃場整備事業を計画しまして、圃場整備を計画しているところにまずは土器や石器が落ちていないかということで、県の職員と我々と歩いて、そこで畑の表面で見つけております。そのあと事業主体の熊毛支庁と協議をして土器が落ちているから事業区域内に遺跡があるかも知れないという話をしました。確認の調査をしてくださいということで、3年前に確認の調査をしております。確認の調査の結果、遺跡の部分について工事をしますか、しませんか。する場合は発掘調査が必要ですよということで、対象が3,000平米くらいあるのですが、発掘調査をするのは1,000平米となっています。3年前の確認調査の結果では、縄文時代の早期後葉7,000年前の塞ノ神式土器と、集石と言って蒸し焼き料理をした跡が見つかっていますので、そういった関連の生活をしていたような遺跡であると思います。

 塞ノ神式土器自体は、種子島のいろいろな遺跡から割と出るポピュラーな土器でありますので、それ自体は珍しいものではありませんが、上西にも塞ノ神式土器を使う人たちがいるということをしっかり調査をしていきたい。12月中旬まで面積が1,200平米くらいです。

 

(長田委員)

 行事と絡めてコロナ関係について質問をさせていただきたいと思います。

コロナ感染ですけども全国的に終息の見通しがつかないような状況ですけども、西之表市の感染者も今日の新聞を見てみますとプラス1の58人となっています。そこで質問ですが、市内の児童・生徒の感染状況はどうなっているのか。把握できている範囲でいいので教えていただきたい。2点目は、感染者58名の中には小・中学生の子どもさんを持つ親もいるのではないかと思いますけど、そのような子どもさん方はどのような対応をされているか。

 陽性反応が出ればそれの措置がされるのですが、濃厚接触者は家族内ですのでそこらの子どもたちが登校した場合に学校としてはどのような対応を考えていらっしゃるのか。

 それから県内でも始業式を遅らせてみたり、時差登校をさせたり報道されていますけれども、感染状況にもよると思いますけど、西之表市教委が今考えている方針はどういった考えで進められているのか。行事等については、特に体育、音楽の行事があるのですが、体育行事については、昨年は運動会等縮小しているわけです。昨年に比べて今年は感染が西之表市は多いようですけども、昨年と違いはどのようになっていますか。

 

(学校教育課長)

 市内の小・中学性の状況です。8月31日までの状況ですが、榕城小学校のほうで8名受検し、3名陽性がありました。種子島中で28名受検し、5名陽性がありました。下西小で1人受験し、陰性でした。トータル8名陽性者があったのですが、入院であったりとか、当初から自宅療養とかありました。この8名については、8月31日までに退院又自宅療養も解除されて今日は全員登校をしています。

 感染者が保護者であった場合ですが、すべて保健所の指示・指導を受けて対応を進めてきております。

学校にもし登校という場合、あとになってくると思うのですが、そうしたことについては、子どもらへの差別偏見がないようにしっかりと対応できるように動いているところです。

夏休みの延期をしたりとか、始業式を遅らせたりとかという市町もあるところですが、本市においては本市の状況を踏まえて、極力通常の状態に近い形で行こうということで動いています。本日の始業式も当初の予定通りですが、ただ式自体は、体育館に集めてではなく、放送であったりとか、映像を通してであったりとか対応をしてきています。

行事についてですが、特に運動会については、昨年度並みで午前中で終わる種目を精選する。密を避けるような形でというようなところで、学校で計画を立てています。ただこの実施については、地域であったりとか、保護者の方であったりとかそういった方ともしっかりと共通理解をしたうえで、実施するようにということで学校のほうは計画を立てているところです。

 

(長田委員)

PTA等の動きはないのですか。

 

(学校教育課長)

 PTAの動きそのものについては把握していません。

 

(長田委員)

市としても人数は知らされているのですけども、地区とか小学生、中学生、高齢者は全然知らされていませんので、どういったところに気を付ければいいかわからない。もうちょっとはっきりとそこらを下のほうに知らせてほしいという声があるわけです。

初めてのことで大変難しい問題だと思いますが、そこらは西之表市だけでなく他の市町村も先進地があると思います。いろいろ連携をとりながら進めてほしいと思いますので、よろしくお願いします。

 

(教育長)

子どもがさっき言った形で陽性が出て、ほとんどが自宅待機とか入院、退院後も2週間の待機という形で保健所からの指示があったと、その間は毎日保健所から連絡がきて、31日まででほとんどが解除されて学校に行っていいよとなっているのですが、2名まだ今日解けたり、明後日解けたりした子どもがいたのではなかったですか。

 

(学校教育課長)

 今日も休んでいる子どもがいるのですが、親が陽性であったとか姉が陽性であったということで濃厚接触にあたることから、本人たちは陰性だったのですが、3日まで自宅待機ということで来週の月曜日から2人は登校する予定になっています。

 

(教育長)

 陰性だったけど念のための待機で、9月に入ってしまったということですね。

 運動会は、榕城小学校が昨年は2学年ずつの50分の午前中やって、保護者も入れ替えて、昨年は保護者2名でしたが、1名に絞ろうかと、開会式も全体でやらずに、開会式は最初の2学年でやり、閉会式は最後の2学年でやる。いろいろ昨年より少し厳しめの対応をとっているというふうに報告を受けています。

いずれにしろ感染対策をしっかりしてやっていくことだと思います。

 

・当面する教育行政の諸課題について

(庶務係長)

 教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価に関する事務事業の決定について説明。

 5事業について選定。

 

(指導係長)

 不登校、いじめ等の状況について説明

 

・その他

 なし

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