令和3年4月定例教育委員会

会議録

日時  平成3年4月12日(月曜日) 午後3時

場所  西之表市役所403会議室

 

出席者

委員出席者

教育長 大平和男
委員 長田明
委員 平川浩
委員 圖師愛
委員 久留惠子

事務局出席者

総務課長 吉田孝一
学校教育課長 山崎省一
社会教育課長 中里千秋
開発総合センター所長 沖田純一郎
管理係長 山崎晃
指導係長 櫻木俊郎
庶務係長 川畑浩一郎

 

議決事項:0件

議決事項一覧表

議案番号

件名

提案理由

審議の状況

採決の次第

 

 

 

 

 

会議要旨

委員及び教育長の報告

 なし


議事

(教育長)

議事に入らせていただきますが、本日は5本準備してありますけども、進行の関係上4番の報告第4号を先にさせていただいて以下1,2,3,5というふうに進めさせていただきたいと思いますがよろしいでしょうか。

報告第4号をお願いします。

(総務課長)

 報告第4号でございます。

 西之表市教育委員会事務局職員等の人事異動に伴う任命についてであります。令和3年4月1日付けで教育委員会事務局職員学校教育課長はじめ5名の転出者に伴いまして5名の転入者が参っています。

(転出者、転入者あいさつ)

(資料9ページの下段から12ページまで各課長が説明。)

 

(久留委員)

 移動図書館のバスの運転手さんは変わられたのですか。

 

(社会教育課長)

 変わっております。まちづくり公社に委託しています。

 

(長田委員)

 支援員の伊関小と種子島中に新規が入っていますけども、プロフィールを教えてほしい。

 

(指導係長)

 プロフィールを説明。

 

(久留委員)

 特別支援教育支援員の応募人数は何名でしたか。

 

(教育長)

 継続かどうかとの希望をとりまして、欠員が2名生じておりましたので、2名の欠員に対して募集を行って、2名の応募がありました。

 

(教育長) 

報告第1号についてお願いします。

 

 

(総務課長)

報告第1号令和3年第1回西之表市議会定例会についてであります。

3月3日から3月30日まで、会期を28日間として開催されています。

 まず予算につきましては、第1回は令和2年度の最終補正と令和3年度の当初予算ということで予算特別委員会が2回にわたって開催されています。

 まず、1ページ議案第3号、令和2年度西之表市一般会計補正予算(第12号)につきましては、表に主な補正の内容がありますが先月の定例教育委員会の中でもお示しをしたものを再掲しております。

 予算委員会での主な質疑と要望等を掲載しております。

 2ページの議案16号、令和3年度当初予算の主だったものを表にして示しています。

 予算委員会で出た主な質疑。要望等を各課ごとに掲載をしています。

 4ページは濱島明人議員、橋口美幸議員の一般質問の内容を掲載しています。

 

(教育長)

 1ページの関係で補足説明がありますか。

 

(総務課長)

 総務課に出された質疑は、スクールバスの委託料に今回大幅に減額がなされていましたので、それについての質問でした。令和2年度は、種子屋久交通に委託をしていましたが、今回入札をしたところ井元観光が委託を受けるということになりました。その執行残ということで減額の補正をしています。質問の趣旨として金額が下がったのだが、バスの運行の内容に変更があったのかというような質問でございました。バスの運行についての業務の変更はございませんと回答しています。

 種子島中学校の進捗状況については、先日3役も一緒に完成をご覧いただいたところでしたが、年度末に予定どおり完成をしたということでございます。

 

(学校教育課長)

 コンピューター導入についての質問でした。これらについては現在のところ校内ランいわゆるWi-Fiが使える環境を整えてあるところです。それらについては、3月までに整備を終えています。現在4月から全ての小・中学校でWi-Fiが使える一人1台の端末が学級や特別教室でできるように動いているところです。整備までできていますので、これから運用に向けて取り組んでいきます。

 

(社会教育課長)

 全体を通して事業費の執行残ということで減額しております。新型コロナウイルス感染症の影響により事業実施ができなかった分の不用額も合わせて減額しています。総会等は書面決議によりまして謝金、旅費等が減額、新型コロナの対応ということで臨時交付金が出ましたので、市民会館のオンライン会議のスペース整備事業の事業費精査ということで160万円程度減額しております。自主文化事業も実施できませんでしたので、減額しています。

 スポーツ合宿が令和2年度はできませんでしたので、全額減額の補正をしております。

 

(開発総合センター所長)

 コロナの影響により文化庁九州国立博物館での会議、調査等ができなくなったということで、職員旅費を563千円減額、特別旅費これは外部の講師が西之表市に来ていただくということで、文化庁の調査官が種子島家墓地の調査のための専門家の招へい等ができなかったということで35万円の減額で出しているところです。予算委員会では、開発総合センターについて質問はありませんでした。

 

(社会教育課長)

 ふるさとまなび~隊は、いい事業ということで何人ぐらい応募しているのかということですが、例年であれば30から40人ほどの募集をしております。令和2年度はコロナの影響により人数を減らして屋外で活動をするということで15から20人で対応しているところです。

 

(長田委員)

 タクシーを利用してまで特認制度を続ける必要があるのか、タクシー利用はおかしい。この制度で下西小学校の児童が減っている。このような意見が出ていますが、それに対して対応はどのようにされたのか。

 

(学校教育課長)

 ここに書いてありますが、この制度では下西小学校の児童が減っているというご意見ということで承りました。現在の特認制度の利用数は、3月現在で15名でしたので上西校区へ榕城小から6名、国上校区に榕城小から2名、伊関校区に榕城小から2名、古田校区に下西小から4名、住吉校区で1名ということで回答したところです。

 

(教育長)

 現在、そもそものうったちは分からないですけども、伊関だけがタクシーを認めているわけです。他の所はガソリン代の補助ということで原則親御さんが送迎となっています。おそらくどうしても確保する必要があったのだろう、当時伊関は児童数減で、学級減という危機的な状況があったんだろうなと推測はできますが、分かりません。現在、少しタクシーは補助が厚くなるものですから、新しくはしてないのですが現在いる児童がいる間は保証してあげようかということでいるわけです。その児童がいなくなれば、タクシーの補助はやめる。そして他の学校と同じ扱いをしていきたいというふうになる。確かに下西小学校は、以前はある程度キャパがあって、余裕があったので特認通学を出していたのですが、100名を切る状況になってきて、よその学校にやる余裕はないというのでこういうのが出ております。

下西小学校から現在特認校通学で何名かわかりますか。

 

(管理係長)

 古田校区に下西小から4名です。

 

(教育長)

 留学生も増えてきましたので、特認通学はまた別の意義があるのですが、学校の維持という意義の役割をできれば薄くしてあげて、山村留学で児童数確保できればなと、小さい所でとか特別支援学級に通っていたのですけども、今年は古田の特別支援学級に通わせたいという親御さんもいますので、希望がかなえられる方向で進めています。

 

(長田委員)

 今のタクシー代は、その子までということですね。タクシー以外に交通費を出しているのは、何人くらいいるのですか。

 

(学校教育課長)

 15名です。

 

(長田委員)

 実費の交通費ですか。

 

(管理係長)

 実費では、ありません。補助金交付要綱がございまして距離に応じた金額が補助されています。

 

(長田委員)

 総額でどれくらい支出しているのですか。

 

(管理係長)

 タクシーについては、予算175万円組んでおりまして、そのうち165万円程度の支出でした。交通費補助は、40万円程度の支出でした。

 

(久留委員)

 濱島議員の質問ですが、どういうふうにとらえたらいいのかと思ったのですが。

PCR検査が高すぎるから、その分を留学生の別の補助に活かす方が良いのではないか。と言われているのですけど。

 

(学校教育課長)

 PCR検査は、県外から来られるというところで、地域の方、受け入れの家族の方の安心を得るために必要なところだと思います。

 

(教育長)

 25,000円は平均額で算定したものです。

 

(久留委員)

 市で補助するのはどうかという意味もあるのですか。

 

(教育長)

 だと思います。

 

(長田委員)

 25,000円の積算基礎というか、薬品とか手間賃とか、そこはわからないですか。

 

(教育長)

 25,000円を上限として、実費を支給するという形でPCR検査を受けたら領収を持ってきていただく。2万切るところもあれば、3万超えることもあるかも知れませんが、実費上限が25,000円ということになります。南種子町は、保護者までPCR検査の補助を出しているが、我々は児童だけに限らせていただく。保護者については、自分で受けていただいてこちらに来られる場合は、実費で負担をお願いしたいという形でお願いしています。

 

(長田委員)

 図書館長のことを書いています。図書館長は誰でもできるものでもないし、優秀な方を館長として活用していただく、そこらの答弁はどうだったでしょうか。

 

(教育長)

 継続ですので、鮫島さんにお願いしたところです。

 

(社会教育課長)

その時の回答は令和元年度から鮫嶋安豊さんにお願いしているということで、令和3年度も引き続きその方向で考えていますと、鮫嶋さんについては本市の歴史文化の造詣が深いということもありますということで、引き続き助言指導をいただきたいということです。

 

(教育長)

 外部からの問い合わせも結構あり、それに対して答えていただく。市史編纂の責任者にもなっていただいているのですけども、それに関連しての図書館での講座とかそういうのも新しく立ち上げる計画を持っており、徐々に活動していただいております。

 

(長田委員)

 開発総合センターとしては、やはりそういった方を頼り大きな施設も抱えており、市の編纂もしております。協力指導いただくように極力努めるようお願いします。

 

(教育長)

 10万円というのは、毎日来ていただいておりますので高い報酬だとは思いません。

 

(平川委員)

 今のと関連して、鮫島さんのレベルに達するくらいの次の後継者、ハードルが高い気はするが今後考えていますか。

 

(社会教育課長)

 謝金を24万円程度組んで、市史編纂とかその専門の方々に講師をお願いしたり、勉強会をするなど、また郷土史の資料の収集とかそういう部分を新たな取り組みとしてやっていこうと思います。

 

(教育長)

 報告第2号をお願いします。

 

(学校教育課長)

 西之表市「しおさい留学」実施要綱の一部を改正する要綱の制定についてです。提案理由としては、親子留学、孫戻し留学を中学生まで受入可能とするよう、要綱を改正するとともに、同要綱の字句を整理するものです。6ページをご覧ください。こちらのほうに改正前と改正後を下線を入れて示しております。まず第2条のところでこの留学による受け入れる児童ですが、改正前において西之表市外に在住する小学1年生から小学6年生までの者。ただし、里親留学にあたっては、小学2年生から小学6年生までの者。としておりましたが、改正後としては西之表市外に在住する小学2年生から小学6年生までの者。ただし、親子留学、孫戻し留学にあっては、小学1年生から中学3年生までの者。と変えております。また期間について記しておりますが、改正前は各小学校で組織される実行委員会としておりましたが、改正後は各小学校区で組織される実行委員会と文言を変えてあります。また必要経費において第6条7項のところで小遣い、その他児童に係る経費としていましたが、改正後は部活動費、小遣い、その他留学生に係る経費と字句を修正しているところです。

 

(教育長)

 中学生を対象にしましたので、部活動費が新たに加わったのと児童という言葉を使わず留学生というふうになりました。これはどこの親子留学でしたか。

 

(学校教育課長)

 安城小に一人、そこから中学生が一人親子留学で入ってきています。

 

(教育長)

安城の親子留学は継続を希望したのですね。6年生の子どもを中学校に通わせるとそれでもいいということだったもので、急遽中学生も補助対象に加えました。

 

(長田委員)

中学生まで受け入れるということにした今、安城小のことが出されましたが、その件だけなのか市全体の極小規模校解消を考えたうえでのそういったねらいだったのか。もう1件は、改正前は小学1年生から6年生までとしていたのを今度は2年生としています。親子留学、孫戻し留学にあっては、小学1年生から中学3年生まで、旧は里親留学ですけども2年生から6年生までこうなっていますが、そこらはどういった考えでそういうふうにしているのですか。

 

(教育長) 

もともとは小学2年生から6年生までだったんですね。里親留学しかありませんでしたので、小学1年生は対象外でした。そこに親子留学が加わりましたので小学1年生もいいですよということで小学1年生から6年生まで、ただし里親留学が2年生までですよという形で改正した。今度中学生が入りましたので親子留学と孫戻し留学に関しては1年生から中学生まで認めようと、里親留学については従来通り2年生から6年生までなんです。それを取り込んだ形なんです。里親留学が本務でしたので西之表市以外に在住する2年生から6年生までですよというふうに里親留学でしっかりうたって、ただし親子留学と孫戻し留学にあたっては、小学1年生から中学3年生までですよという形で改正したということです。

里親留学については、従来と変化はない。まだ里親として中学生を受け入れるというところまでは実行委員会のほうともすり合わせがなくて、1年生は不安なので親子留学と孫戻しに限らせてもらうと、ゆくゆく里親も中学生を預かっていいよという方が出てくれば中学生が対象になることもあるかもしれません。

 

(長田委員)

 過去の経験からそのような形にした方が良いということですね。

 

(教育長)

 今年は親子が何家族何名出ますか。

 

(管理係長)

 親子留学は7件の13人、里親留学は6件の11人、合計24人です。

 

(教育長) 

 それでは、報告第3号をお願いします。

 

(学校教育課長)

 報告3号です。

長時間勤務者に対する学校医等の面接指導実施要領の一部を改正する訓令の制定についてです。提案理由は、労働基準法等の改正に伴い、長時間勤務者に対する学校医等の面接指導実施要領を改正するものです。

1週間当たり40時間を超えて勤務させた時間が1月当たり100時間を超え、又は連続する2か月の平均した時間外勤務の時間がの部分を1週間当たり38時間45分を超えて勤務させた場合、そして右側の100時間とあったところは削除したところです。

第5条、校長の職務のところで100時間を超え、又は連続する2か月間の平均がとありましたが、削除しまして1月当たり80時間を超えると変えているところです。

 

(教育長)

 労基法が厳しくなったことに合わせての改正です。現在ほとんど上限以下で超勤はすんでいますけど、中には中学校の部活動の担当者とか小学校の教頭先生とかが時間を超える場合があります。45時間を超えないようにという形できています。

 

(教育長)

 報告第5号についてお願いします。

 

(社会教育課長)

 報告第5号の西之表市立図書館館長の委嘱についてです。

 昨年度に引き続き、令和3年度も鮫嶋安豊氏に委嘱をしています。

 任期につきましては、令和3年4月1日から令和4年3月31までです。


動議討論等

 特になし

 

行事実施状況

(各課長)

 3月の行事実施状況

 各課長等より説明

 

 

行事予定

(各課長)

 4月、5月の行事予定について各課長等より説明

 

当面する教育行政の諸課題について

(指導係長)

 不登校、いじめ等の状況について説明

 

その他

 特になし

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会総務課庶務係
電話番号0997-22-1111(内線 253)
ファックス番号0997-22-0295
メールフォームによるお問い合せ