令和2年12月定例教育委員会
会議録
日時 令和2年12月4日(金曜日) 午後3時00分
場所 西之表市役所403会議室
出席者
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議決事項:0件
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件名 |
提案理由 |
審議の状況 |
採決の次第 |
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会議要旨
・委員及び教育長の報告
なし
・議事
(教育長)
報告第12号 よろしくお願いします。
(総務課長)
令和2年度西之表市一般会計補正予算(第9号)に係る意見について、市長より諮問がございました。そのことに対して、答申をしましたのでご報告を申し上げます。
現在12月定例第4回の市議会が開催されています。11月26日から12月16日までの会期で進められています。今回の定例市議会に上程しております補正予算第9号について、教育委員会から出しました予算については1ページの中段の主な補正内容に記載された内容になっております。
それと別紙で資料1枚準備しておりますが、第4回定例市議会で1日から3日まで一般質問がなされております。今回出されました教育委員会関係の質問については、お手元の資料のように抜粋して掲載してございますが、5件の質問があったところでございます。
(教育長)
補正予算について、中身の補足でよろしいですか。
(総務課長)
給食センター調理機器等修繕に係る増額となっています。毎年定期的に調理機器を点検してございますが、老朽化による修繕が発生したということで、1,199千円の増額をしております。
現在、種子島中学校向けのスクールバス6台運行してございますが、そのスクールバスにドライブレコーダーが付いておりません。最近ではドライブレコーダーで事故の状況等を確認することが必要になってくることがございましたので、それぞれ前と後ろが録画できる機能が付いたドライブレコーダーを6台のバスに設置しようとするものです。他は、決算に伴う減額補正、あとコロナ関連で配分しておりました予算の組替えをしております。
(学校教育課長)
1番目にしおさい留学に係るPCR検査です。来年度最大で34人の留学生を見込んでおりますので、34名分、1人あたり25,000円分のPCR検査の補助ということで、総額850千円を組んでおります。
3番目です。本年度一人1台端末が実現することになりました。年度当初は、タブレットが導入されていない4校に70台を導入する予定でした。その予算を組んでいたのですが、それが必要でなくなったということで、減額の2,741千円となっています。
デジタル教科書については、来年度から新しい教科書になります中学校のデジタル教科書の正式な金額が判明したということで、1,183千円予算を組んでいるところです。
(社会教育課長)
体育施設の光熱水費の増額と書いていますけど、主に市営プールの給水管が漏水しておりましたので、その漏水の水道代といたしまして470千円の補正をしております。漏水修繕については、対応済です。その他各事業実績の見込み減額ですが、種子島相撲大会、長浜市のスポーツ交流、市民体育祭、駅伝大会、こちらの方が中止となりましたので、減額しております。
(文化財係長)
歳入の方で鉄砲館の入館料があるのですが、9月議会でもともと9,000千円の当初予算から50パーセント減ということで、4,500千円に下げたのですが、また見込みが低くなるということで、12月補正でその半分の年間に25パーセントくらいだろうと2,300千円ぐらいで見込んでいます。
(教育長)
しおさい留学は、現在16人入れていますけど、来年度は28名のキャパは準備しています。住宅の関係とか、里親の確保とかいろいろとありますので、それぐらいまではできるかなと、あとは応募次第です。
(久留委員)
総務課のコロナ関連の組替えなのですが、どういうのに使うのか具体的に教えてください。学校教育課のリーディングスキルテストですけども、何年生から実施されるのですか。
(総務課長)
コロナ関連の予算組替えと言いますのは、9月の補正で国が児童生徒数に応じて榕城小学校と種子島中学校については、1,500千円、その他の小学校については1,000千円ずつ、国からコロナ対策に使用できる消耗品や備品購入を感染症予防に使っていいよという補助金があります。それを9月の補正でしたところでございます。それを各学校に配分しているのですが、予算を消耗品費と備品購入費に分けてございましたけども、やはり使い勝手が違っていて、備品を消耗品に変えたり、消耗品を備品に変えたり、というような操作が必要になったものですから、そういった操作をしているところです。
(学校教育課)
小学6年生と中学1年生を対象にしております。併せて先生方も管理職、担任、指導主事3人も教える側のリーディングスキルもしっかり見ていき、指導に活かそうと受験します。
(久留委員)
大人と子どもは中身が違うのですか。
(学校教育課)
一緒です。
(教育長)
次回の委員会で従来のように資料としては出したいと思いますが、参考までに議会の一般質問をあげていますけども、鮫島議員のご質問は教育委員会の応援という形でございました。1番では、今年度の教育費の全体予算に占める割合が9.9パーセントくらいになっていると思いますけども、ちょっと前の記憶ですけど総予算に占める割合について19市の平均が7パーセントの後半から8パーセント台だったと思います。それに比べてもかなり配慮してもらっています。特別な工事も多かったというのもありますけども、配慮していただいていますので、さらに努力していただきながらこちらとしても効率的な予算の消化に努めてまいりたいという回答でした。
電気は大丈夫かというのは、精度設計するときに電気が足りないところは工事も含めてやっているのでご安心ください。そういう回答でした。
長野広美議員の新型コロナウイルス対策は従来の三密対策であるとか、うがい、手洗い、健康観察とかを徹底してまいりたい。あとは風評被害、誹謗中傷そういったこともないよう万全を期していきたい。そういう形で回答をしています。
下川議員と小倉議員については、補足してもらえますか。
(総務課長)
下川議員の下西小学校校庭のトイレの早急な建て替えについてということでございました。これについては、前回の議会では渡辺議員がその前にも田添議員からも老朽化したトイレについて質問がなされたところでした。今回他の議員も含めて3回目のお願いを踏まえて質問されたところでございます。これについては、これまで私の方で答弁させてもらっていましたが、教育長にということでございましたので、教育長にご答弁をいただきました。その趣旨については、下西小学校のトイレの老朽化についても訪問をした際に確認ができていますという話とそれから早急に建て替えをすべきという提案については、学校の施設整備についてここ数年来大きな工事が進められています。計画に沿って年次的に進めているのだということを答弁したところでございます。設置の場所は職員室の横ということでございましたが、話を聞いてみると現在職員室の前にトイレがあるのですが、そこの浄化槽につなげばすぐできるのではないかという提案でしたが現実はそこに浄化槽はなく、反対のところにあるので、現実は困難な整備となります。そこはお答えしていませんが、場所については利便性とか必要性とか規模の計算をしないといけませんので、そういったことを勘案しながら検討をさせていただきたという回答をしております。
(学校教育課長)
質問の前半の受け入れ家族の現状というのは、実際の受け入れ数についてのご質問でした。本年度は里親4件8人、親子留学4件8人、計16人の受け入れをしていますが、過去3年間で6人、7人、16人と着実に受け入れが広がっている状況をお伝えしました。
今後の取り組みについては、各校区の実行委員会と関係各課、例えば親子留学の住宅の整備については、地域支援課、市民生活課と連携した取り組みを進めていきます、とお答えしました。質問としては、国上校区の親子留学が校区に溶け込んで非常に評判がいいと、西之表のよさとか、子供たちが、保護者の方が地域に新しく入ってくるので、いい刺激になっているので広げていきたい、という趣旨でした。最後に来年度どれくらいの受け入れを想定しているのかということでしたので、里親6件12人、親子については8件16人、合計28人の受け入れ態勢を整えているところですと、答えました。
(教育長)
何かご質問等ございませんか。
下西小のトイレは、重々整備しなければならないというのはわかっていますが、早急にというところで、もう少しという感じです。
・動議討論等
なし
・行事実施状況
(各課長)
11月の行事実施状況
各課長等より説明
・行事予定
(各課長)
12月、1月の行事予定について各課長等より説明
(長田委員)
開発総合センターで非常に来館者が多いということですが、GoToトラベルの関係でしょうか。
(文化財係長)
そうですね。例年10月から11月と下がる傾向にあるのですが、今回は遅れていましてGoToの関係で今団体予約が入っています。最近の報道でキャンセルも2、3件入ってきていますが、ここに載っている限りは消えていないです。
(長田委員)
中でも阪急交通社さんの所在はどこですか。
(文化財係長)
1ヶ所ではなくて、それぞれに支店があります。
(長田委員)
その会社の本社はどこにあるのですか。
同じ系列ですか。
(文化財係長)
本社の所在は把握していませんが、同じ系列です。
プランを打って、情報を流してくれます。
(長田委員)
1月の行事の中で、開発総合センターの18日に馬毛島葉山王籠遺跡発掘調査予定となっていますが、関連して新聞等を見てみますと馬毛島関係の市史編纂に必要な現地調査をする。11月20日段階で申請書を西之表市の九州防衛局種子島連絡所に出した。ということですが、その後の経過、その調査には島全域での動植物とか地質といったものを調査するようになっているみたいですけども、この調査のねらい、FCLPと自衛隊誘致等のどのような関連付け、利活用をどのように考えていらっしゃるのか、また所管が何課か教えてください。
(文化財係長)
調査をしたいと要望を出していますけど、文化財係といたしましては葉山王籠遺跡の方で、人骨が出ましたということで1体の拾い上げはしているのですが、それで終わった限りで王籠遺跡が実際どのくらいの範囲なのかというのもできていないので、この調査については1月に行けるのであれば測量等も必要であるので、12月に測量するための基準点というのが遠い所にあるので近くにさせてくださいということを進めています。1月に行けた時は、業者を連れて行って基準点を2点立てて、王籠遺跡の全体像、どこまで遺跡の範囲として広げたいということの調査をしたいと考えています。
全体の自然系であったりとかの調査については、市史の中でやはり馬毛島の歴史的なこともですし、現在の姿のことも書かないといけないということで、直近では調査ができていないので、今現在どういった動植物が昔のまま残っているとか、数が減っているとかというような調査になってくると思います。
(長田委員)
その管轄課は
(文化財係長)
企画課です。今、馬毛島関係については企画課を通しています。
(長田委員)
その申請結果は市に来ていますか。
(文化財係長)
この日に実施できますというのはまだもらっていません。
(長田委員)
この期日で申請をしたと新聞等に出ていましたけども、その結果はまだ来てないのですね。
(文化財係長)
行くときには、他の先生方も連れて行きたいので、日程の調整だったりこの日が希望として出している。
(長田委員)
そういった目的は調査ですけども、今後誘致関係との絡み、先を見通してそういった申請だと思います。そこらはわかりませんか。
(文化財係長)
この調査については、馬毛の米軍の問題があってもなくても同じように調査をすることだと思います。この問題がなくて普通に馬毛島があったとしても王籠遺跡の調査に行きますし、市史を作るために自然系の調査に行きますし、利活用に絡むことではなく通常業務としてのなかで行きたいです。
(長田委員)
しかし、通常が国の土地だから管理できる。しかし市民の要請だからそれは何とか勘案する。盛んに毎日のように大きく馬毛問題を報道されているから、自分たちは資料は全部取ってどうなるのか、現地説明会も今もやっていますからそういった中でしっかり自分なりの考えを持たないといけないと思いながら資料等を集めています。教育委員会としてどう考えているのか。どうすべきなのか。ただ調査で終わっていいのか。そこらもきちんとした態度を持たないといけない。
(文化財係長)
実際調査をして出てきた成果とかで話が変わってくるかもしれないです。
(長田委員)
今日は所長がいないから答弁は難しいと思いますが、教育委員会としてはどう考えていますか。
(教育長)
調査は周辺の道路を作るということがあったのです。その前に文化財が埋まっている可能性が高いので事前の調査をしたいと。もし建設途中で文化財が出たら工事がストップしないといけないので、そちらにとっても事前調査のメリットはあるでしょう。という形で申し入れたのですが、これはノー。それに加えて今、鮫島係長からあったように市史の調査をこれはしなくてはいけない。それに文化財的部分もありますので、我々も一緒にくっついていく。それプラス王籠遺跡の調査を別件で実施したい。というので出したのですけど、それは別々の日ではなくて同じでやるという形でオーケーが出そうだと、来たかどうかというのはまだ企画課からまだない。感触としてこの2つに関しては許可になったと今のところなっています。文化財があれば王籠遺跡は指定されている訳ですからそこの所はきちんと保全しなきゃいけない。それ以外の所は国の土地の中ですので、出たらそこで調査をしたうえで、埋め戻してやるという形になるのですけども、きちんと手続きを踏んでいただきたい。馬毛島の調査については、県の文化財課にもお願いしてサポートしてもらいたいということでしたけども、周辺道路のあれについては、県の文化財課としても防衛省に要望する立場にはないということになったわけです。ですが我々としては、市の義務として文化財係の務めとして要望だけは出しますということで防衛省に出した。今申し上げた通りノーだった。しくしくと自分たちの行政としての役目を果たしながらやっていくと、それを戦略的に馬毛島の基地問題と絡めて、云々ということではない。
(長田委員)
国の考えとしては、国有地で中核となるところは撤去していくと、その周りについては、残すという含みも資料にありましたけども、それから関連付けて今、馬毛小・中学校跡地あるのですけども、そこらも教育委員会が管轄していると思いますけど、そこらの考えも出てくると思います。
(教育長)
馬毛島小・中学校跡地は、教育委員会の管轄ですか。
(総務課長)
あそこは廃校になっていますので、我々の手から離れています。市有地ではありますけど管理は教育委員会から離れています。
(長田委員)
そこらの意向は、担当課は違いますけど、どのような考えを市としては持ってらっしゃるのですか。
(総務課長)
そこまで私のほうでは把握できていません。
(教育長)
あそこは残していきたい。そこを拠点にして、体験であるとかそういうのを活用していきたいという考えは持っている。今回の議会の中でも国が買収にかかればそれを売るのかというのがありましたけど、自分たちの所有している土地については、しっかりと活用していきたいという答弁がなされたところです。
(長田委員)
自分たちも教育委員の一人として、市の教育委員会としてどのような考えを持ち、どのような方針で進んでいるのかそれを理解しながらやはりいろいろ聞かれた場合、それなりに対応しなきゃいかないと思いますので、共通理解する場が必要だと思います。そこらをはっきり話を聞きながらどのような調査をするのか、どういったねらいがあるのか、企画課との絡みはどうなっているのか、このような立場にある以上子どもというのが将来かかっていますので、騒音関係等出てきますので、しっかり筋を通すところは通さなければ、今のところ市長さんが一人で頑張ってらっしゃるみたいですけども、そこらも今後どうなるのか見守りたいと思います。
(教育長)
教育委員会としてできるのは、文化財関係のところということになります。
(社会教育課長)
成人式の件について説明
第50回熊毛地区市町対抗駅伝競走大会の件について説明
第61回南日本10キロメートルロード通信競技大会の件について説明
第31回熊毛地区女子長距離走大会の件について説明
(平川委員)
熊毛地区駅伝大会の観客に関しては、距離をとって観るとかの指示をしたりされるのですか。
(社会教育課長)
応援については、三密にならないよう距離をとってくださいと防災無線等で流しています。
(平川委員)
開会式がないということは、競技上の注意もないという事ですか。
(社会教育課長)
ないです。
(教育長)
成人式については、コロナの発生状況のことでの対応とかも出てくる可能性がありますけども、大変ですがよろしくお願いします。
・当面する教育行政の諸課題について
(指導係長)
不登校、いじめ等の状況について説明
・その他
なし
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