令和2年9月定例教育委員会

会議録

日時  令和2年9月2日(水曜日) 午後3時

場所  西之表市役所403会議室

 

出席者

委員出席者

教育長 大平和男
委員 長田明
委員 平川浩
委員 圖師愛
委員 久留惠子

事務局出席者

総務課長 吉田孝一
学校教育課長 内健史
社会教育課長 中里千秋
開発総合センター所長 沖田純一郎
管理係長 山崎晃
指導係長 櫻木俊郎
庶務係長 川畑浩一郎

 

議決事項:0件

議決事項一覧表

議案番号

件名

提案理由

審議の状況

採決の次第

会議要旨

・委員及び教育長の報告

 特になし

 

・議事

なし

 

 

・動議討論等

なし

 

・行事実施状況

(各課長)

 8月の行事実施状況

 各課長等より説明

 

(教育長)

 10日と30日の見学はありましたか。

 

(開発総合センター所長)

 10日のエデュパークは広島の民間の塾が毎年行っている事業で、シーメールの林さんが海の体験と絡めて、広島から24名の子供たちが事前に検査を受けてお見えになったところです。

 

(教育長)

 教員研修が2回ほどありましたが、まじめに研修していましたか。

 

(開発総合センター所長)

 種子島高校の先生は1日でしたが、慣れない仕事も含めほぼ外作業でした。

 6日の初任者教員フレッシュ研修は、鮫島係長が対応しました。

 

・行事予定

(各課長)

 9月、10月の行事予定について説明

 

(教育長)

 ミュージアムナイトというのは何ですか。

 

(開発総合センター所長)

 夜の博物館に小学生を集めてする事業ですけども、24日は延期としています。

 

(教育長)

 大田のヘゴは、何か動きがあるというので調査をしたのですか。

 

(開発総合センター所長)

 今、市の指定文化財になっているのですけども、ヘゴの群生林としては全国的にも規模も大きいし、非常に素晴らしいものだということで、国の天然記念物の候補の一つであるということでしっかり調査をしたうえでこの報告をもって国に申請を上げようと思っております。同じく国上湊のメヒルギ自生群も国の天然記念物の候補になっています。

 

(社会教育課長)

 生涯学習県民大学講座についてですが、参考資料としてお配りしましたが、延期ということで、次回も同じ先生方が来ると思います。

 日程については、また班回覧、ホームページ等でお知らせしていきたいと思います。

 講座の1が24名、講座の2が28名という予約があったようです。

 2枚目のほうに市政の窓にまなび~の輪というコーナーがありそちらの方で、ふるさとまなび~隊の活動を紹介していますので、そういった形で上段のほうに載せています。

 それから子ども・若者の自立支援「巡回相談会」ということで10月15日にこういった内容でかごしま子ども・若者総合相談センターが来て、実施することになります。

 

(教育長)

 これは、毎年やっていますか。

 

(社会教育課長)

 やっています。

 年度初めに要望調査がありまして、希望したところには巡回しています。

 

(教育長)

 青少年ホームでやるのですね。

 

(社会教育課長)

 そうです。

 

(管理係長)

 運動会についてですが、学校に確認を行いましたところ、来賓の方の数につきましては、今年度、新型コロナ感染症予防のために制限を行いたいということでございました。教育委員の皆様には、毎年訪問いただいているところでございますが、今年度につきましては、ご遠慮いただけないかということで学校からございましたので、報告いたします。

 

(教育長)

 残念ですがコロナ対策のためにはやむをえないと思います。よろしくお願いします。

 

・当面する教育行政の諸課題について

(庶務係長)

 教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価に関する事務事業の決定について説明。

 5事業について選定。

 

(指導係長)

 不登校、いじめ等の状況について説明

 

・その他

9月補正予算の内容について各課長より説明

 

(総務課長)

今回の補正予算についてですが、前回までコロナにおける国の対策ということで、一次補正が出ておりました。今回2次補正ということで、西之表市への割り当てで約3億7千万円程コロナ対策にそれぞれ使えるという補助事業が割り当てられ、今回の補正予算はその関係が主なものになろうかと考えております。

 総務課については、各学校の児童数に合わせてとなりますが、榕城小学校は150万円、その他9校の小学校については100万円、種子島中学校については150万円、そのうちの約半分が国庫補助、その半分がコロナ対策の2次補正が充てられて10分の10で全額の国からの補助が交付されることとなります。この用途は、消耗品と備品購入に充てられる財源となります。学校によってはいろいろな環境がございますので、各学校長の裁量によって柔軟に使えるというものですが、当然コロナ対策が根底となる、そういう予算要求をしているところです。

 それから給食センターにおきましては、調理室に空調設備が入っておりません。夏は過酷な現場となってございましたが、コロナ対策及び熱中症対策を含めて、空調の設備設置に2次補正を活用して、75,369千円予算計上してございます。

これも10分の10ということになります。

 それから各学校を毎年巡回しますと常に言われるのが、蜂が入ってきたり鳥が入ってきたりでなかなか窓を開けられないということで、ぜひ網戸を設置できないかとの要望でしたが、このことについては市議会のほうも現場に行って声も聞いたりして、ぜひ付けていただけないかと議会からの要請があったところでございましたが、とにかく全学校となると相当額かかるということで、なかなか手を付けられなかったのですが、今回のコロナ対策ついてもまさしく換気の対策としては、網戸があった方が安全にできるだろうということで、こういった事業を今回使わせていただくということで、小学校の網戸については2,115万円、中学校の網戸については8,444千円、体育館、武道館も含めて全ての窓に設置ができる予算を計上しております。

 

(学校教育課長)

 学校教育課は2つの事業が新しくあります。

 一つは学力向上推進事業としてリーディングスキルテストを全ての6年生と中学1年生そして担任の先生に受けていただく予定です。今年は、全国学習学力状況調査が中止となりました。今後の社会で必要となる力の一つとして、AIにできない語句と語句をしっかり関連付けて文脈の中で読み取っていくというリーディングスキルがあると言われています。パソコンを使用する調査ですが、全国学習学力状況調査とか県の学力学習定着度調査では測れないスキルをしっかり見て、一人一人の診断も出るテストを10月に実施することを予定しています。ちなみに私と両係長も受けてみることにしています。

 もう一つは、教育用コンピューター導入事業でございます。GIGAスクールのことは、以前ご説明したと思いますが、一人一台となったときに約1,200台のタブレットが必要になります。国のGIGAスクール事業の中で約800台、あとの400台については、西之表市独自で計画的に調達していく予定でしたが、新型コロナウイルス対応の臨時交付金で学校が休校になったことを想定して一気に揃えてしまおうということで、1,200台を一括して導入することができます。事業費は、1億2千万円ということですが、国のGIGAスクールの補助金と臨時交付金で賄うことができるということで、今度の9月補正に組んでいるところです。

 

(社会教育課長)

 新型コロナ臨時交付金以外についての事業の予算計上の分です。

社会教育施設全般における修繕料を計上しています。城之浜公園の外灯のLED化、移動図書館車、市民体育館の雨漏りの修繕と市営グラウンドの放送設備等それぞれ修繕料を計上いたしております。生涯スポーツのほうでは、事業が実施できなかった分第75回国民体育大会、第61回県体熊毛地区大会が実施されませんので、そちらを全額減額という補正をしました。

第2次補正に伴う新型コロナ財源充当事業について、2つの事業を計上しております。1つがオンライン会議等のスペース整備事業、もう1つが社会教育施設3密対策事業、その2つを計上しました。オンライン会議等スペース整備事業については、新型コロナウイルス感染症の拡大で多人数の会議、イベントを実施することが困難になったということで、人との接触の機会が少ないオンライン会議等が新しい生活様式となりましたので、社会教育施設市民会館の6つの会議室とホールにネットワーク回線の敷設工事を行うことにしております。事業費3,557千円となっております。

社会教育施設の3密対策事業については、新型コロナウイルス感染症の拡大の防止ということで、社会教育施設市民会館、市立図書館、青少年ホームの環境整備を行うものです。各施設に消毒液、空間除菌脱臭機、それに合わせて勤労青少年ホームでは、1階と2階の海側と南側について換気対策として、窓サッシの改修工事を行うようにしています。事業費全体6,448千円でございます。

 

(開発総合センター所長)

 文化施設の感染症防止対策事業ということで臨時交付金を活用しています。開発総合センターについて276万円の増額補正、主な内訳としては修繕料、トイレが手で触って回すタイプなのですが赤外線センサーを入れて、手をかざせば水が出るというのに変える。それが90万円です。備品購入費として体温測定器。これまではおでこに当てるタイプでしたけれども、複数人が測定できるサーマルカメラ、鹿児島空港等に置いてある物をイメージしていただければいいのですけども、それを導入します。それが103万円。展示室内の空気の流れが悪いところに空気の循環をする機器を4台564千円ということで、276万円の増額です。それと月窓亭も537千円の増額では空気循環器を1台、おでこに当てるタイプではなくカメラで見る物で、一人ひとり見ていくのですが、その機材を導入するもので396千円というのが主なものです。

 歳入の方で新型コロナウイルスの関係で入館者が大幅に落ち込んでおります。当初では9,174千円見込んでおりましたが、4月、5月に43日間休館しております。そして入館者数の対前年月比マイナス80、マイナス70という月が続いておりまして、今現在50パーセントの見込みということで9,174千円の歳入を見込んでいましたが、半額の4,587千円に減額をしたいと思っているところです。

 

(総務課長)

幸いにして、教育委員会だけでいいますと3億7千万円の枠のうち概ね2億5千万円ほど教育委員会のほうに回していただくというとてもタイミングが良かったのかなと感じたところでした。

 

(庶務係長)

 令和2年度鹿児島県市町村教育委員会連絡協議会書面決議結果について及び令和2年度市町村教育委員会委員研修会について説明

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