令和2年8月定例教育委員会

会議録

日時  令和2年8月7日(金曜日) 午後1時

場所  西之表市役所403会議室

 

出席者

委員出席者

教育長 大平和男
委員 長田明
委員 平川浩
委員 圖師愛
委員 久留惠子

事務局出席者

総務課長 吉田孝一
学校教育課長 内健史
社会教育課長 中里千秋
開発総合センター所長 沖田純一郎
管理係長 山崎晃
指導係長 櫻木俊郎
庶務係長 川畑浩一郎

 

議決事項:0件

議決事項一覧表

議案番号

件名

提案理由

審議の状況

採決の次第

会議要旨

・委員及び教育長の報告

 なし

 

・議事

 なし

 

・動議討論等

 なし

 

・行事実施状況

(各課長)

 7月の行事実施状況

 各課長等より説明

 

・行事予定

(各課長)

8月、9月の行事予定について説明

 

(長田委員)

 学校閉庁が昨年から実施されているのですけども、閉庁の3日間は見守り・監視等については、業者等に頼んでいなのか。頼んでいなければ、警察と連携をとりながら、見守ってもらうとかですね。

 

(学校教育課長)

 基本的には、土日の休みと同じような考え方をしています。管理職のどちらかは校区内におりますので、何かあったら連絡が取れる体制をとっています。学校教育課は通常どおり待機していますので、何かあったらこちらに連絡をくださいと保護者・地域には周知をしています。

 

(長田委員)

 土・日の体制ですね。閉庁ということで管理職もお盆ですから郷里に帰るとか校長、教頭は、いると思いますけども、そこらの学校の実態はどうでしょうか。誰かはいますか。

 

(学校教育課長)

 管理職が2人とも不在という状況は通常の週休日から避けるようになっていますので、校長か教頭のうちどちらかがお盆休みで帰省して、一方は残っています。

 

(教育長)

 総務課は補足がありますか。

 

(総務課長)

 この間、学校には誰もいない状況でありますが飼っている動物とか植物の管理が必要になってきます。これについては、学校の技師の方々に1日ないし半日ということで、振り替えをする形で体制を整えて水やり餌やりの業務は滞りなく進めていくという体制で今のところ計画しています。

 

(久留委員)

 9月の開発総合センターの文化財絵画コンクールというのはどういうものですか。

 

(開発総合センター所長)

 去年からやっているのですけども、いわゆる市内にある文化財と言われるもの、建物であったり、物であったり、郷土芸能だったり、縛りはないのですが、そういうものを小・中学生に描いてもらって、文化財防火デーだったりとか文化財愛護精神を育むということで、作品を描いてもらう。何を書いてくださいというのではなく、文化財と言われる物を子供たちが描く。極端に言えば、古田だったら獅子舞だったりとか、古田御前のお話だったりとか、少しでも興味を持ってもらうきっかけづくりを含めて、昨年度からこの事業をやっているところです。

 

(久留委員)

 子どもたちが描いたのは展示するのですか。

 

(開発総合センター所長)

 そうです。最優秀賞とかの作品は、文化財防火デーのポスターとか鉄砲館のピーアールのために使っていきたいなと思っています。

 

(教育長)

 昨年は応募がどれくらいあったのですか。

 

(開発総合センター所長)

 あまり多くなくて50点くらいでした。募集の時期も他の課題と重なってしまい、今回はそういうのをなくそうということで、早めにお願いしようと思います。

 

(教育長)

 今始まったばかりですから徐々に増えて行けばいいですね。

 

(長田委員)

 8月6日の馬毛島体験学習ですけども、企画課の事業の中で教育委員会が協力するという形ですけども、分かっている範囲で教えてほしいのですが、どういったねらいで、対象は、コースは、成果、今後この事業はどうなっていくのか。わかっている範囲で教えてください。

 

(開発総合センター所長)

 これまで3回開催されております。対象が小学校5年生から高校生までだったと思います。そして小学生はその保護者まで参加希望がある方は参加できるということです。

ねらいは、馬毛島の文化・歴史・自然そういったものについて勉強するということと、あと馬毛島の豊かな自然を体験しようということだと思います。3回とも葉山港から南下して高坊、馬毛島の東側になるのですけども、かつて洲之崎小屋があったところですけども、そこまで徒歩で行きます。また葉山港へ戻っていくというパターンで、途中で馬毛島小・中学校で休憩して、学校の見学をしたりして校庭のところどころにソテツの自生群があったり、動植物等の説明をしたり、当然高坊の洲之崎小屋の説明もしますけども、そういったものもやってみて、体験してということがありました。昼からは、葉山港で魚釣りをしたり、海水浴をしたり、そういった体験を子どもたちがやったところです。今後につきましては、自分たちが主催でないですので詳しいことはわかりませんが、この事業について企画課は続けていければいいなという思いはあるみたいですけどもこの事業がどうなるかというのは私たちにはわかりません。もし来年度以降もこの事業があれば、文化財の紹介ということで、協力をお願いしますと言われています。

 

(長田委員)

 社会教育の観点から教育員会として、そういった体験学習や青少年健全育成、県や市町村どこでもやっているのですけども、教育委員会サイドから見たときにその必要性とかそういったものは感じませんでしたか。

 

(開発総合センター所長)

 非常にいい事業だなと思うところです。いろいろな人の協力が必要だということと、まずは地権者の承認が一番大事だと思います。今回もできるかどうかぎりぎりまでわからなかった。かつて鹿児島市も大自然のトライアンドトライという事業をやっていました。

時期をもうちょっと考えてもいいのかなと思ったところです。ものすごく暑いです。

 

(長田委員)

 自分たちも中種子の教育委員会にいたとき、青少年の船と言って、今の熊野海岸に相当な人数を受け入れたことがありました。台風の絡みで、途中で切り上げて帰したこともありました。県全体でもどこでやっているのか知りません。

 

(学校教育課長)

 一言でいうと、西之表市と馬毛島の近さですね、沖田参事がいろいろな場所や自然・トビウオの漁のことなどを紹介してくださることで、歴史的なつながりとか人々の営みも身近に感じました。もしそういう場を子どもたちが1回でも経験しておくと、馬毛島の問題に関する捉え方も全然違ってくるのではないかと思います。子どもたちも非常に規律正しく前向きに学びました。

 

(教育長)

 自然体験というよりも馬毛島体験というところに今のところは、ウエイトがある。教育委員会が主催してやることは教育活動の一環になりますので、そうではなくて今は企画課サイドでやっています。そのためにどうしても休日ということになります。3回で60人くらいは見たことになりますかね。2回目から保護者が入って、今年は2人でした。

 自然体験というのは、郷土教育的な面もあると思います。子どもたちの反応というのは、いいのかなという感じは受けます。どんな感じですか。

 

(開発総合センター所長)

 こんなところだとは思わなかった。大きくなったらまた来たい。非常に良かったと。あと保護者の方もものすごく良かったということでした。来て見なければわからないことが多いと思います。教育長がおっしゃったとおり西之表市の自然というよりは、馬毛島を見る。馬毛島に行ったことがない人が、馬毛島に行って、どうなっているのか、どういうものが残っているのか、人々の生活があったんだよというのを理解してもらうということで、やっている事業だと思います。

 

(長田委員)

 自分たちもかつて、馬毛島小・中学校がある時に、学校間の交流もしたし、田んぼもあって親戚もいたものですから、何度か行ったことがあります。上から72メートルしかないのですが、あの山はですね。郷土を愛し、郷土を誇りに思って、ということで色々あるみたいですけども西之表市の郷土、身近な自然を大事にするということで教育委員会としても大事だと思います。無人島体験を国から許可をもらってできるのであれば、やってもいいと思います。

 

(平川委員)

 馬毛島に行ったことがないのですが、私たちが行くとしたらどうすればいいのですか。

 反対・賛成の立場ではないのですが、お金としか見ていない企業とかもあるので、視点を伝えるということで親がそこを知らない人がたくさんいるのかなと思ったものですから。

 私もぜひ行って見てみたいなと思います。

 

(開発総合センター所長)

 港までは行けると思うのですが、そこから先は許可が必要です。

 

(平川委員)

 教育の一環だったら行けますか。

 

(開発総合センター所長)

 許可をもらわないとだめだと思います。

 

(教育長)

 鉄砲まつりのお坊墓地の関係の式は今のところやる予定なのですね。

 今までは、早い時間にやっていましたが、10時からに時間をずらして、関係者も少なくして、実施をすることにしています。

 

 

・当面する教育行政の諸課題について

(指導係長)

 不登校、いじめ等の状況について説明

 

・その他

 なし

 

この記事に関するお問い合わせ先

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電話番号0997-22-1111(内線 253)
ファックス番号0997-22-0295
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