令和2年5月定例教育委員会
会議録
日時 令和2年5月8日(金曜日) 午後3時
場所 西之表市役所403会議室
出席者
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議決事項:0件
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件名 |
提案理由 |
審議の状況 |
採決の次第 |
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会議要旨
・委員及び教育長の報告
なし
・議事
(教育長)
議事に入ります。第5号お願いします。
(社会教育課長)
地区公民館長及び自治公民館長の委嘱についてということですが、これは毎年度の報告案件でございます。
別紙2ページと3ページそれぞれ地区公民館長が1から12まで、自治公民館長が1から96までということで、発令日が令和2年4月1日、期間が令和2年4月1日から令和3年3月31日までとなっております。
(教育長)
コロナの影響で区長さんだけに集まっていただき、安城の入鹿山さんに代表でお渡しをいたしました。
・動議討論等
特になし
・行事実施状況
(各課長)
4月の行事実施状況
各課長等より説明
・行事予定
(各課長)
5月、6月の行事予定について説明
(久留委員)
4月7日に行われた出前講座ですね、今までもいろいろな所に行っているのですか。
(開発総合センター所長)
せいざん病院さんから来たのは初めてなのですけども、これまでも医療センターさんだったり自治会の高齢者のグループの自主的な講座とか子ども会とかで話をしているところです。
(久留委員)
それぞれ反応は違うと思いますけども、せいざん病院の反応はどうでしたか。
(開発総合センター所長)
内容が濃すぎたと思います。内容について専門性が強すぎたのかなという声もありましたので、その辺は次に活かしたいと思います。しゃべる本人は一生懸命伝えたいという思いがあるのですが、あまりにも専門性が強すぎた。いい機会でした。
(久留委員)
西之表市に住んでいても市の歴史とかなかなか聞く機会が少ないので、ぜひ色々なところで広めていただきたいと思います。
(開発総合センター所長)
オファーがあればどこにでも行きますので、よろしくお願いします。
(久留委員)
6月8日にプールが解放されるのですけども、下西小と上西小でしたか。いろいろなところが実施されれば
(社会教育課長)
実施する予定で今進めています。
(久留委員)
遠泳大会にもつながっていくと思うのですけども
(社会教育課長)
遠泳大会の実行委員会が5月18日に開催されるので、それも見ながら進めていきます。
(教育長)
遠泳大会の件は、その他でお願いします。
(圖師委員)
市営プールの学校開放ということですが、中学校も今年も使われますか。
(教育長)
そうです。種子中と上西小と下西小が使います。
(長田委員)
今回は書面決議が非常に多いようですね。事務量はどんなものですか。
これまで経験のない事と思いますが、特に主催行事について困っていることはないですか。
(社会教育課長)
実際に資料等については、事前に作成するのでそれほどまでではありません。
(教育長)
地教連はどうですか。
(総務課長)
手順とすると前年度の会計監査をして、行事の経過報告、行事予定そういった流れで行くわけですが、集まることで色々な情報が出てくるわけですよね、それが書面で行くとそういった声が届きにくくなるという部分では、いろいろな問題が出てくるのかなと思います。そこには時間もかかってきますので、事前にお配りをしますが、意見を聴取してそれを取りまとめてこういった意見が出ましたということを2、3度繰り返さないといけないといえば手間なのかなと思います。
(教育長)
地教連関係では、11月頃の研修を今年やるのか、今年の分を来年に回して少し遠出ができるようにするとかいろいろあると思うのです。またご意見いただければと思います。
なかなか特効薬がないのです。
社会教育課の寿大学とか市民講座の開校式は中止になったけども、講座自体はやっていますか。
(社会教育課長)
寿大学は6月までは中止ということで、それ以降は現状を見ながらやっていきましょうということです。
・当面する教育行政の諸課題について
(指導係長)
不登校、いじめ等の状況について説明
・その他
(総務課長)
1点目は昨日、株式会社北南コンクリートさんのほうから小学校の児童全員にマスクを提供したいという申し入れがございました。50枚入りの箱を1個ずつ児童にお配りしたいということで申し入れがございまして物がそろい次第、三役との贈呈式を行って各学校への配布がなされるであると準備が進められているところであります。
2点目が資料をお配りしましたものは、安城小を上から見た航空写真であります。
各学校については、平成22年に耐震診断を全て行いました。その中で、補強が必要だというところにつきましては、平成24年度までの間に全て完了をしていたところでございます。昨年度長寿命化計画、全体的に建物が古くなっていますのでこれを維持していかなければならないためには、長寿命化をしていかなければならない。ということで長寿命化計画を策定しました。そうしたところ、校舎が3つ並んでいますけども中央にあります左から2階建て、中央の2階建てその横に赤枠で囲んである平屋建ての建物で構成された校舎になるのですが、左から1つ目2つ目の2階建て校舎については、耐震がされて済んでおりますが、赤枠の平屋建ての校舎につきましては、耐震がされていないことがわかりました。何でされなかったかと言いますと平成22年度の耐震診断の中でこの建物においては、もう少し調査がいりますよと結論が出ていて、それがそのままになっていた。時間がたつにつれて少しずつずれてしまったのであろう思いますが、そういった状況のまま依然として使われていた建物でありました。この建物の中には右側のほうから音楽室、中央には特別支援教室、3番目に図書室とパソコン教室といった形で建物が使われていたのですけども、建物診断をした結果、耐震の補強がされていないと考えますと使わせるわけにはいかないのではないかと結論付けたところであります。
2枚目の写真を見ていただければと思います。何故建物が耐震補強できなかったのかという理由が、建築物の主な構造種別という2枚目の資料になります。昔はこういった建物の造り方があったようですけども、今は建築基準法によるとよろしくない。という判断がなされるようです。どうしてかというとご家庭の塀で使われる普通のブロックを積み上げていって建物を造るというふうな構造になっておりまして、この場合は耐震補強をしたところで縦揺れ、横揺れに非常に弱いということで、あまり効果がないと判断がなされていた状況であります。長寿命化計画ができた中で分かった状況でございました。
対応としまして、ここが既に使われていたので、分かったのが3月の下旬で至急春休み期間に特別支援教室を一番左側の建物の2階に移転をさせました。4月からは2階で実施がなされているところであります。
残る図書室と音楽室がございましたが、この部分につきましてもこのまま使わせるわけにはいきませんでしたので、現在体育館のほうに移して体育館で一時的に利用していただくというふうな対応をとっております。ですので、現在危険とされる赤い建物については、使わない状況で空っぽの状態となっています。今後どうするのかという話になるわけですけども、いい校舎を建てるのが理想なんでしょうが、新たに校舎を建てるとなりますといろいろ手続きがあって、数年はかかってしまうということもあります。それと市の全体の計画の中でのバランスを図っていかないといけませんので、なかなか時期がいつには建つとは言えない状況でございます。かつ、この建物を空っぽであったとしてもいつまでも置いておくのが大丈夫なのかという危惧もありましたので、より早く解体をすることを進めた方が良いのではないかと考えております。ただ解体をすると体育館に入っている図書室、音楽室、パソコン室がずっと体育館でやるのかという話になりますので、それも非常に環境的に悪いと一番早くて効果的な方法として、まず赤枠のところの建物を全て解体し、3枚目に資料がございますが、軽量鉄骨造の仮設の校舎を建てようと話を今進めているところです。広さ的には、今の元々の広さより若干一回りほど小さくなる形になりますが、音楽室、図書室、パソコン室がしっかり入るような建物で、よくプレハブというような言い方をしますが、よそではこのプレハブを使って、校舎代わり若しくは児童館代わりに使われている建物ですので、プレハブと言えば非常に貧相な感じがしますが、そこそこ、程度のいいもので、新築になると計画を作っていく中では数年、10年そこそこかかる可能性がありますので、プレハブの構造上の強度の高いものを設置して、その間今後の検討をしていくというふうなことを考えてそういう対応を今検討しているところです。
(教育長)
安城小学校では、新しいトイレも作って良かったのです。こういうことが判明しました。
パソコン室は、体育館ですか。
(総務課長)
パソコン室は、理科室一番左側の建物の2階に理科室と家庭科室を併用するところがあるのですが、その一角をパソコン室として利用するようにしています。
(社会教育課長)
緊急事態宣言の延長を踏まえた社会教育施設等の対応状況についてということで、お知らせをしておきます。
現在、市民会館、市民体育館、勤労青少年ホーム、市立図書館、屋外体育施設を臨時休館としています。4月27日から5月10日までとなっております。11日以降は開館をしますが一部利用の制限をしてまいりたいと思います。
それから、鉄砲館、月窓亭については、臨時休館が4月19日から5月31日までの期間です。鉄砲館については、休館中でも市内の小中学校の学校行事での入館は受け付ける。という対応をしたいと思います。
参考(1)で宣言等発令等、参考2で今の現状を示しております。
裏になりますけども、4月13日については、月窓亭が臨時休館として決定した日でございました。その他の施設については、島内の利用については可能であるということでございました。(2)です4月19日から鉄砲館について加えて臨時休館といたしております。その他の施設については、島内の利用については可能でございました。(3)4月27日からということで社会教育施設等すべて臨時休館としております。(4)5月11日以降ということですが、鉄砲館、月窓亭については5月31日まで臨時休館。なおその他の施設については、(2)の状態に戻るという形で島内の利用が可能ということにしています。
(教育長)
鉄砲館と月窓亭だけを5月末にしたのは何か理由がありますか。
(開発総合センター所長)
一番の理由は、5月21日にロケット打ち上げが控えております。緊急事態宣言であっても他県から来られる方が相当実際いるということでロケット打ち上げ及び緊急事態宣言中、本市へ他地域から集客が見込まれる一番の施設だということで引き続き5月31日まで緊急事態宣言中は休館とさせていただきました。類似施設で言いますと5月31日まで延長したという島内の施設は、宇宙科学技術館、広田遺跡ミュージアム、赤米館等です。
(教育長)
学校の利用は榕城小学校3年生がということでしたが、それ以外にはいませんか。
(開発総合センター所長)
5月15日に榕城小学校の6年生が80名利用するという話が来ました。それについても受け入れたいと思っております。今日現在で把握しているのが2件です。
(学校教育課長)
お手元の通知文をご覧ください。新型コロナウイルス感染症対策としての学校における臨時休業後の教育活動についてです。委員の皆様には、4月22日から5月6日までを知事の要請を受けて臨時休業にするということと、5月7日と8日に臨時休業を解くということはすでにお知らせしているとおりです。
5月5日に県から地域の状況を踏まえて感染症対策をとってくださいとのことでしたので、本市では感染者が発生していないということ、4月20日以降県下でも感染者が発生していないと言う状況を踏まえて、5月6日までとしていた臨時休業を延長せず、5月7日をもって解くと通知をしたところです。ただし、そこにありますとおり全都道府県を対象に5月31日までは緊急事態宣言も出されておりますので、万全の感染症対策を講じるということで学校には通知したところです。
内容としては、
1. 基本的な感染症対策に関すること。特に(4)県外へ移動または県外から転入した場合は、児童生徒及び職員は2週間は自宅待機、これは4月20日以降徹底しているところです。
2. 生徒指導に関することですが、今課題になっているのが(1)の長期休業による心のケアの問題、(2)にあります感染者、濃厚接触者、医療従事者等への偏見や差別を防ぐということを改めて通知しております。
3.学習指導に関すること、主に学習活動中のことでございますが(1)にありますように1から2メートル適切な距離を保つこと。
(2)調理実習、歌唱指導、接触のある体育活動は当面行わないこと。
(3)指導計画等は柔軟に見直して、入れ替え等行うことを確認しました。
4. 部活動に関することは中学校のみとなりますが、3密になる活動、他校との合同練習、練習試合等は当分の間控えること。更衣室等の利用においても3密を防いで感染予防を徹底することについて、改めて昨日学校に通知したところでございます。今日の夜、校長たちが自主的に集まり、この通知をもとに今後の感染症予防について徹底を図るように自主的に話合いを行うことになっています。2枚目は5月1日にお届けしているところですが、もし感染者が発生した場合にどのような対応をするかという流れを改めて学校にも示したところです。基本方針としては西之表市に感染者が発生した場合は、一旦、全校で臨時休業の措置をとり、その後感染経路や学校関係者との接点等を確認し、西之表保健所等と相談し、どのような措置をとるか決定する。その措置が大きく3つのパターンについて具体的に示しています。具体的なフローの1は感染者が中種子町、南種子町に発生した場合、2は感染者が西之表市内(学校関係者以外)に発生した場合、どちらももし検査等によって接点があった対象者で陽性だった場合、3の感染者が児童生徒・保護者等又は教職員に発生した場合にします。こちらも直ちに全校で臨時休業の措置をとり、感染経路と関係者との接点等が確認された場合には、十分に保健所や学校医と相談をして臨時休業の規模(一部か全校か)期間について決定する。今後は、このように細かく対応をとっていくことになる。
裏面には、学校、教育委員会において感染者が判明した場合に対応することを具体的にチェックリストの形で示しております。
遠泳大会については、現在実施の方向性を5月中に決めた方が良いということで、各学校の実行委員会に意見を求めているところです。経緯を説明しますと4月22日の運営委員会の中では実施と慎重論半々くらいでしたが、そのあと鹿児島市の清水小と松原小は今年は中止ということが決定しました。その際に鹿屋体育大学の藤井先生の専門的な意見をもとに判断したということでした。藤井先生の意見としては感染症の感染拡大の観点からすると非常にリスクが高いという意見ということでしたので、それを各学校に渡したうえで、各学校で意見を集約してもらっているところです。現在5、6校報告がきていますが前向きな意見は1校もございません。それらの意見をもとに第1回の実行委員会で今年の実施の有無について判断をすると考えております。
(長田委員)
社会教育施設の開放については、大体期間の目途を立てておりますけども、5月31日以降については、コロナの感染状況を加味しながらどの時点で判断をしますか。
(社会教育課長)
5月14日と21日に会議が行われるということですので、情報を取集しながら判断していこうと思います。
(長田委員)
4月25日から5月6日まで臨時休校でしたが、その間11日間あるわけですけども、実際の休校(授業のある日)は3日間ですよね。ですね。大した影響はないですか。
(学校教育課長)
今のところ予備時数で対応できる状況であります。
(長田委員)
この感染が長く続くと長期休業夏休みとの関係等も出てきたり、9月入学のことを言われたりしていますけどそこらは眼中に置いてないですか。
(学校教育課長)
当面は、予備時数の対応でしていき、例えば月曜日の6校時は会議等で5時間のところ6時間授業にしていく、学校行事を精選していく等、対応することを考えています。夏休みの授業については、最終手段と考えているところです。
9月入学については今の時点では、何とも言えません。
(長田委員)
9月入学云々というのは反対です。社会の関係機関が絡み合っているのに、一番コロナ対策で神経をとがらさない時に、そこまで検討する時間はないと思うのです。
(平川委員)
安城小ですが、プレハブにした場合の予算はどれくらいかかるのですか。
(総務課長)
解体まで含んで、3千万円から4千万円です。
(平川委員)
防災と絡めたら、予算が確保できるとかありませんか。
(総務課長)
防災施設という使い方にもなりませんし、多目的な建物になりませんので、難しいです。本来学校を建て替えるという話になれば、国庫補助も要件が合えば受けられるのですが、そういう手続きをしていくと、計画も立てたり最低でも4~5年はかかる。それと建物を解体しないといけませんので、国庫補助を使えば解体まで一緒にできるのです。
国庫補助が通るまで建物を残しておかないといけないのと、耐力度調査という建物の診断をもう1回やらないといけない。それも補助事業でできるのですが、諸々の調査、手続きをすると4~5年はかかってしまう。同じレベルのものを造っても1億円を超えてしまうので、財政上の計画が発生してくる。それが都合よく4~5年の間に建て替えができるのかというのが1つの問題にもなってくる。なかなか即効性としてはあまりよくない。要は危険なので危険をまず排除するということを優先した方がいいのじゃないかなということで、補助なしで今回は一般財源で取り組むしかないのかなということで進めています。
(教育長)
図書室と音楽室、教室としては使わないということですね。特別支援教室が帰るということはないですね。
(総務課長)
そうです。特別支援教室は、新たに準備をしましたので、そこの中でやっていきます。
(圖師委員)
学校が予定しています宿泊学習とか修学旅行というのはどうなっていますか。
(学校教育課長)
1学期に計画していた分は全て2学期以降に全校延期しております。
(教育長)
清水小学校が中止の判断をした時に相談した鹿屋体育大の藤井先生の回答です。
独自に課長のほうで、これに加えて鹿児島大学の教授、お医者さんですけども、この方からも回答を得てはおります。各学校の検討結果を待っていますので、仮に学校で今回は諦めようかというときに教育委員会としてやれというわけにはいかないという気はしていますけども、意見も聞きながら判断したいと思います。6年生の救済措置があればいいのですが、留学生で中止になったから次の年に来たという人もいました。
(開発総合センター)
鉄砲館は休館中ですけども、職員は全員出てきております。休館日が毎月1回しかなく、7、8月は休館日がないです。年末年始の休みを入れても年間14日間ぐらいしか休館日がない。この機会に常設展の見直しをして、また再開した日にお客様に楽しんでいただけるように、連休中も出勤してやっておりました。ぜひ開館のときは来ていただければと思っております。
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