令和2年4月定例教育委員会

会議録

日時  平成2年4月13日(月曜日) 午後3時

場所  西之表市役所403会議室

 

出席者

委員出席者

教育長 大平和男
委員 長田明
委員 平川浩
委員 圖師愛
委員 久留惠子

事務局出席者

総務課長 吉田孝一
学校教育課長 内健史
社会教育課長 中里千秋
開発総合センター所長 沖田純一郎
管理係長 山崎晃
指導係長 櫻木俊郎
庶務係長 川畑浩一郎

 

議決事項:1件

議決事項一覧表

議案番号

件名

提案理由

審議の状況

採決の次第

2議案第1号

西之表市学校管理規則の一部を改正する規則の制定について

「公立の義務教育諸学校の教育職員の給与等に関する特別措置法の一部を改正する法律の公布について(令和元年12月11日付,文部科学省初等中等教育局長)」により西之表市学校管理規則に超過勤務時間の上限を定め,教育職員の業務量の適切な管理を行うものである。

特記事項なし

承認

会議要旨

委員及び教育長の報告

 なし


議事

(教育長)

 順番を変更して3番からお願いします。

 

(総務課長)

 報告第3号令和2年4月1日付け西之表市教育委員会事務局職員及び会計年度任用職員の配置が決まりましたので、ご報告をさせていただきます。

(事務局職員それぞれあいさつ)

 9ページから11ページにかけてとなりますが、今年度から委嘱または臨時職員であった方々が会計年度任用職員という新たな制度によりまして、任命がなされております配属場所、職種においてもお目通しをいただければと思います。

 

(教育長)

 報告第3号の関係で何かございませんでしょうか。

 今のところ給食センターもその他のところも欠員はないということですか。

 

(総務課長)

 そうです。

 

(教育長)

 それではよろしいですか。

 報告第1号をお願いします。

 

(総務課長)

 令和2年第1回西之表市議会定例会が開催されました。予算特別委員会については、令和元年度西之表市一般会計補正予算(第5号)でございます。この部分は、年度末の事業費の決算見込みにおける減額措置がほとんどなされたところでございます。

 加えて議案第22号として令和元年度西之表市一般会計補正予算(第6号)が提出されております。「GIGAスクール構想」にかかる校内通信ネットワーク整備事業が国の補正予算で緊急的につきましたので、これを実施するということで急遽追加された予算となります。

この事業は、令和2年度の繰り越し事業となっていくことになります。

次が、議案第15号として出されましたのが令和2年度西之表市一般会計予算であります。量的には非常に多くなりますので、整理しています。お目通しください。

3ページの中段から下になります。予算委員会での主な質疑・要望等が記載されています。

4ページの中段までです。以上予算委員会での報告とさせていただきます。

 

(教育長)

 補正予算関係で何かありますか。

 

(長田委員)

 2ページの中ほど調理員等会計年度人用職員18名云々、社会保険料計上が事業者負担のみとなり云々、下の方にも用務員とか社会教育指導員もなっているのですけども、法的な改正がなされて、大体1人で1年いくらぐらい上がったのか、月にどれくらい上がったのかそこらはわかりますか。

 

(総務課長)

 例えば給食センターの18名分は、賃金という費目で支出がなされておりました。賃金は物件費とした形でいわれるのですが、会計年度任用職員なったことで一公務員とみなされることになりましたので、賃金という形から給与に移りまして、物件費から人件費に代わるということになってきます。全体的にはスライドがなされているとお取りいただければと思います。ただ公務員としての扱いになりましたので、身分がそうなったことによって、若干1人当たりの金額が2万円とか3万円とか上昇している状況がございます。

それと通勤手当が正規職員と同様に2キロメートル以上の者に対して既定の金額が支給されることになります。社会保険料については、制度の運営上会計年度任用職員になった1年目はこれまで同様社会保険という形で手続きがなされますが、2年目以降は市町村共済組合の組合員にシフトしていくこととなります。保険のところも正規の職員と同じ共済組合の対象の職員となります。

 社会保険の計上が事業者負担のみとなったことによって減額なされたとなっていますが、

去年までは賃金で支払っておりかつ社会保険料として払うのですが、その時は事業者負担分と個人負担分が支出の額として出ていました。ただ今回は、そこを切り離して事業者負担分のみを歳出予算として計上するということにしていますので、純粋に半分が計上されているということで減額になっています。個人負担は払わなくてよいのかというのではなくて、歳計外に入れてこれと併せて社会保険料として支払いがなされることとなります。

 

(長田委員)

 ボーナスも支給ということになりますか。

(総務課長)

 夏と冬に出るようになっています。そういった部分でいうと人件費が去年からすると上がってきています。

 

(教育長)

 学校教育課の補正の環境整備に関する部分は国がコロナ対策で本体の整備も前倒しでと言っていますけど、その辺の情報が入っていますか。

 

(学校教育課長) 

 まだ通知1通しかきていませんが2025年までに1人1台端末をということでしたが、2023年度までに前倒しをして、家庭によってはインターネットがつながらない環境がありますので、そういうところにはルーターという持ち運び可能なもので対応するなど、環境に差が出ないようにとするという方針も新たに入ってきております。

 

(教育長)

 今回のこれは、GIGAスクールに向けて、校内のwi-fiのことですか。

 

(学校教育課長)

 全ての教室で、インターネットに繋がる校内LANと申しますが、11校全てに整備する予算を組んでおります。

 

(教育長)

 表の中は、増減がそれ以外もあって、事務局費が長寿命化で1,200万円減って、増は2つ足しても1,000万円ぐらいにしかならないですけど

 

(総務課長)

 これは他の費目もそうなのですが、人件費を詳細の説明から省かせてもらっています。

 そこにも増減が実際は出てきています。概ね事業として、こういうふうな変動がありましたというふうにご理解をいただければと思っております。

 

(教育長)

 長野広美議員の質疑で給食費の件で問題は出ていないかというのは、何だったのですか。

 

(総務課長)

 これは無償化の関係で1子目から出すべきではないかという人がいないかということでしたので、これまでどおりそういうふうな問題も出ていませんし、説明をするときも1人は必ず払うのですよと説明をしながらご理解をいただいていると回答をしています。

 

(平川委員)

 議員さんの質問の中でどうやって返答されたのか教えていただきたいのですが、下西小の特認について昨年は何人か減って今年も何人か減る予定なのかという具体的にあるのか。

歴史看板は全体でどのくらい作らないといけないのか。あとどのくらいなのか。教えてほしいです。

 

(学校教育課長)

 市としては、下西小の児童数が減ってくる中で、特認校で外に出たら下西小が複式になってしまう可能性が出てくる。なってからでは遅い。という趣旨でした。

 具体的にこちらとして、除外しますとか、いつまでにしますとかはお答えしておりません。

 

(教育長)

 弾力がある部分で認めていきます。学級減になるくらいだったら、そこは止めないといけない。学年を、全体をストップするか、学級を単独で維持できなくなれば考えてもらえませんかという働きかけがあると思います。児童数が100人を切っているというのが、地域の危機感としてある。

 

(長田委員)

 特認通学制度をいつまで続けるのか、学級減とか学年1人学級、そこらの解消を狙っていたと思いますが、そういったことも不可能になってくるといった状態で特認制度を続けることができるか。目的は何なのか。

 

(教育長)

 最初の取り組みは、特効薬的に大字の学校の学級減解消というのがあった。中身をよく見ると小さい学校で子供を育てたいという希望はベースにあるのです。今特認通学は何人ですか。

 

(管理係長)

令和元年、令和2年変わらず16名です。上西、国上、伊関、安城、古田、住吉であります。

 

(教育長)

 今年、山村留学を増やして16名になって、かなり増やしたのですけども、やはり特認通学もある程度ないと厳しいところもありますし、小さい学校で自分たちの子供は育てたいという需要があります。そこらへん加減をしながら対応していきたいと思います。

 

(開発総合センター所長)

 和田香穂里議員の質問で歴史散歩の看板の令和元年度の看板は何本かということで34本とお答えしております。看板の作成はいつ終わるのですかということで、200本看板を立てます。令和元年度までに新しくなったものが70本、残りあと130本です。年間毎年30本作ったとしてもあと4年ぐらいはかかります。というお答をしたところです。

 

(教育長)

 これは、中身(看板の内容)もリニューアルしているのですか。

 

(開発総合センター所長)

 中身も変えています。ルビもしっかり入れて、小学高学年からわかるよう変えています。

 

(教育長)

 言語はそのままですか。

 

(開発総合センター所長)

 そのままです。

 

(教育長)

 日本語だけですか。

 

(開発総合センター所長)

 はい。

 

(教育長)

 看板にスマホで感知して何かできないですか。

 

(開発総合センター所長)

 今業者にも言って、スマホでQRコードにあてたら英語で表示できる。鉄砲館の案内の展示室は、3ケ国語対応しています。スマホに読ませて音声が出るというふうになっています。そのシステムを使って、看板のほうもシールを貼ればできるということですので、データは業者に作ってもらうか、自分たちで作るかということなりますので、そこらへんも考えて取り組んでいます。

 

(教育長)

 それでは一般質問をお願いします。

 

(総務課長)

 コロナの関係で学校休校したことに伴いまして、緊急質問がなされています。代表して河本幸男議員がしたところですが、内容についてはこの4件について一般質問の前に緊急質問がなされてございます。その他は6人の方の一般質問がなされたところでした。

 質問の中をご覧になると総務課が割と多く出ています。実は議会が始まる前に総務文教委員会が政務調査ということで各学校の施設状況をご覧になられました。その関係で老朽化の状況とか対応の仕方とか直接各学校から見てうかがっている状況の中で出されている質問が多かったのかなと思っています。

 

(平川委員)

 老朽化に対してはどう返答したのですか。

 

(総務課長)

 老朽化については、要望があったところを早急に、それも緊急性の高い所、安全の確保が必要なところはすぐに対応してきているところです。ただ全体的に老朽化が進んできておりまして悪くなってきているところを直すということをやってきておりまして、なかなかよくはならない状況であります。令和元年度におきましては、学校施設の長寿命化計画を策定しました。もうすぐ完成して出てきますが、その時はご覧いただければと思いますが、向こう40年スパンで改修をしないといけないというのが前提にあるのですが、老朽化があまりにも進んでいるということで、向こう10年間、集中的に対策をとっていかないと維持するのも難しくなるような危惧が出ています。全ての設備を今と同様に維持をしようとする場合に出された計画でありますので、全体的な改修予算の確保をしていく必要があると思います。

 

(長田委員)

川村孝則議員からの質問の(4)教育予算の拡充について検討するべきではないか。の市長の答弁は、どのような答弁だったのですか。

 

(総務課長)

 予算の配分につては、これまでも種子中のプールの予算を180,000千円拠出しています。

 また、流れに則ってですが、学校の普通教室の空調設備も今年度から予算が出されるということで、全体的な教育予算はだいぶご理解をいただいている状況です。ただ根本にあります施設に係る改修の部分については、目先のところの改修にしかとどまっていませんので、できる範囲で拡充をしていただけるような回答をいただいたところでございます。

 

(長田委員)

 種子中のプールの着工、完成はいつごろになりますか。

 

(総務課長)

 今年度やる予定でしております。手続きからしますと業者を決めたり、工期を決めたりもう設計は出来上がっていますが、コロナの関係で県の予算の内示が出てきていません。その確定を待ってからの動きになると思います。想定していたより若干遅れてくるのではないかと思います。併せて空調についても同様でありまして、少し遅れてくるだろうなということと、もともと全国的に集中して行われる事業であったのでクーラーの確保ができるかなという懸念もありました。今回コロナの関係で部材品が中国から入ってこないといけないようなことがあるとだいぶ遅れてくるのかなと想定されるのではないかとまだそこまで詳しく情報はありませんが、空調の機器等においても同様に中国の物が入っているのではないかというと思われます。

 プールについては、来年の夏から使えるように進める予定です。空調も今年度始めたところは来年度の夏から使えるということで進めていきたいと考えております。

 

(教育長)

 今回総務文教委員会で学校をまわってくださっています。そこでこういう意見が出ましたというのをいただきましたけど、我々が把握していたものでありました。

 次に報告第2号をお願いします。

 

(総務課長)

 報告第2号であります。西之表市立学校給食センター管理運営要綱の一部を改正する要綱の交付についてでございます。これについては、先に開催しました定例教育委員会の中で債権について不能欠損処分ができるようにしたいということでご検討いただいたところでした。運営委員会の中でも承認がなされまして改正案どおり改正をすることができております。それを告示いたしましたので、ご報告を申し上げます。

 

(教育長)

 不納欠損する額はいくらぐらいだったでしょうか。

 

(総務課長)

 30万円弱だったと思います。

 

(教育長)

 報告第4号をお願いします。

 

(社会教育課長)

 12ページになります。西之表市立図書館館長の委嘱についてということで報告させていただきます。令和2年4月1日付けで鮫嶋安豊氏に委嘱をいたしたところです。鮫嶋氏については、令和元年度に引き続き委嘱ということでございます。

 任期は、令和2年4月1日から令和3年3月31日までということでございます。

 

(教育長)

 議案第1号をお願いします。

 

(管理係長)

 議案第1号、西之表市学校管理規則の一部を改正する規則の制定についてございます。

 教育職員の給与等に関する特別措置法の一部を改正されたことを受けて、西之表市学校管理規則の一部改正を行うことにより、教育職員の超過勤務時間の上限を定め,業務量の適切な管理を行うものであります。

 具体的には、第62条を2として以下の1条を加えるものです。

 1月の超過勤務時間の上限時間は45時間まで、1年では360時間までであること。ただし、2項にありますように通常予見することができない業務量の大幅な増加等に伴う場合については、1月においては100時間未満、1年では720時間までとなります。超過勤務時間については、毎月学校から報告がありますので教育委員会としてその把握を行うとともに、業務量の適正な管理に努めております。

 

(教育長)

 これまで60時間だったのが月に45時間というのを管理規則の中に位置づけるというのは、どこの市町村も同じ形で動いています。ちなみに毎月超過勤務の時間は調査していますけど、45時間を超える職員が何パーセントぐらいいますか。

 

(管理係長)

 市全体の職員の中では、6名程度になります。

 

(教育長)

 教頭も入れてですか。

 

(管理係長)

 管理職は、別です。

 

(長田委員) 

 勤務時間外に用務を行わざるを得ない場合とはどんな例があるのですか。

 

(管理係長)

 災害等が起きた場合に公務員としてその復旧等にあたるというものがございます。

 他には会議等も含まれます。

 

(長田委員)

 その中に入るものということですか。

 

(管理係長)

そうです。この通常予見できないというのは、非常災害の対応であったりするのも入ります。

 

(長田委員)

 具体的な事例はわかっていないですか。詳細の具体例、こういったのも入りますよといった。

 

(学校教育課長)

 具体的に規則に盛り込まれていないですが、文科省の示す例としては災害の対応、生徒指導上の事故が起きた時がこれにあたるという見解が示されています。

 

(長田委員)

 今のところは項目だけですね。


動議討論等

 特になし

 

行事実施状況

(各課長)

 3月の行事実施状況

 各課長等より説明

 

(教育長)

 和歌山県議会は、何をしに来たのですか。

 

(開発総合センター所長)

 純粋に鉄砲館を見に来ました。

 

(長田委員)

 農協観光も多いですね。

 

(開発総合センター所長)

 農協のグループの観光会社だと思います。

行事予定

(各課長)

 4月、5月の行事予定について説明

 

(教育長)

 現在でもかなり変更がありますし、これからも変更が出てくるかと思いますが、今の段階で何かありませんでしょうか。

 

(長田委員)

 5月12日の市町村教委連定期総会は、中止ですか。

 

(教育長)

 まだ正確には来てないですね。

 

(庶務係長)

 今度の幹事会で決まるかと思います。

 

(長田委員)

その幹事会なのですが、周りからストップをかけられている。

私は自分で判断をいたします。

 

(教育長)

 事務局に確認してください。

 社会教育施設の利用制限について出しましたので、説明してもらえますか。

 

(社会教育課長)

 4月10日付けで新型コロナウイルス感染症対策に伴う社会教育施設の利用制限についてを発出しました。緊急事態宣言が発令されたということで本市としても、市民の安心・安全を万全に期すため、当面の間社会教育施設について、下記のとおり一部の利用制限をいたします。利用制限については、4月10日現在、図書館・市民会館・青少年ホーム・市民体育館・屋外運動施設・鉄砲館・月窓亭の区分で分けております。

 月窓亭以外は島内にいる方については、利用は可能で、その他の人は控えていただきたい。としております。参考までに利用する際の注意事項として書いておりますが、3密ということで「換気の悪い密閉空間、多くの人が密集、近距離での会話や発声」それが重ならないよう十分に配慮していただきたいということです。発熱や咳など、風邪の症状がある方や体調不良の方は、利用できません。マスクの着用や手洗い、アルコール消毒の利用など感染症予防対策にご協力ください。以上を発したところでございました。

 これを受けて、裏面になりますが利用する際にということで、社会教育施設等を利用する皆様へ調査にご協力くださいということで、4項目実施させていただいております。

風邪の症状や37度5分以上の発熱はないか、強いだるさ、息苦しさがないか。2週間以内に県外の滞在歴はないか。あった場合はどちらに行っていたかご記入いただくとで、その4つに該当しない場合に氏名・連絡先を記入していただくこととしました。

また団体の利用については、だれが参加していたか把握をしっかりしておいていただきたい。ということで依頼をしたところです。

 

(開発総合センター所長)

 開発総合センターにつきましても、本日付けで本市の社会教育施設と足並みをそろえるということで、利用は島内の方のみとさせていただきます。島内の方であっても団体については、入館をお断りするということになります。島内の方でも2週間以内に鹿児島県外への滞在歴がある場合は入館できない。ということで同じように鉄砲館のほうでも入館制限チェック表を作っておりますので、4つの項目のチェックをしていただき、それに該当しないということであれば、住所をしっかり書いていただき、入館をしていただくというふうにさせていただきます。

 

(教育長)

 県外から入ってこないというのが一番大事だと思いますが、南ふ頭でも熱を感知するのを始めたというが、あそこでは体温計でしっかり計ったうえで、熱がある場合は自粛を要請する。奄美は体制が整い次第やろうとしていますけど、奄美は拒否すると、熱があって体温計で計ってなおある場合は拒否というふうになる。

 全体として観光業者の了解を受けたうえで市として県外からのお客さんは自粛するように、帰省についても自粛するようにと放送を流している。

 

(長田委員)

 コロナ対策で、南・中・西とあるわけですけども、統一性と言いますか、打ち上げ関係かれこれ、南種子は留学生も大分多いようですから、大体どういった線を打ち出しているのですか。

 

(教育長)

 いろいろなことで足並みそろえましょうかと言っていたのですが、南種子が土曜日に急遽町長含めた会議があって2週間休校というのが決まった。

 中種子町の体育館は、町民に対してもだめよと基本的に、個人や親子連れもだめということでした。

 

(平川委員)

 南種子は、コロナが里親に出たとかといううわさが流れたり、中種子も1人だとか世間はありもしない情報を流している。

 

(教育長)

 看護師の子供は、児童クラブは拒否されたとよそでは出ていますけど、師委員いかがですか。

 

(圖師委員)

 熱は計って、マスクをして受け入れましょうとしていますけど、予定者は皆来ていたような、今は新1年生も来て、人数は増えますけど、6年生までの対象児ということで結構上は減らないので、やはり下が増えると対象者が増えてきて、うちの園に限っても支援員が足らない状態なので、榕城児童クラブはとても大変だと思います。学校が休みであったので、午前中も対応しなければならなかったので、園のほうにも少し負担があったり、本当に難しい問題ですね。今後その動向がすごく気になります。

 

(教育長)

前に1度休業したときは、1日2日置いて休業に入ったのですが、あの時も児童クラブの負担がかなり大きくなるのではないかということで、支援員は応援に行っていただく用意がありますよ、スペースがなければ、図書館の中を開放しますよ、消毒液も学校が一定量は確保したうえで余ったもので差し上げますよ、という形で対応を取ったのですが、消毒液は配りましたけど、なかなか児童クラブが増えたというのがなくてですね、支援員の方も行くニーズがなかったし、スペースのニーズもなかったのです。家のほうで無理していたのかと思います。

 

(圖師委員)

 学校が休みなのに学童はあるの。学童のほうが密、榕城さんなんかとても密ですよね。そこをすごく心配されて、上級の兄弟がいるところはなんとか自宅ですごせた。下学年の人たちは、おじいちゃん、おばあちゃんを頼ったり、いろいろな手立てをされたとは聞いていますけど、そこら辺の実態を学校がどう把握されているのかなというのがすごく気になりますし、これを機会に家庭教育の在り方というのを人任せだけではなくて自分でできるというのも考えたうえで社会が回っていくといいなと考えたところです。

 

(教育長)

 くりかえし学校に普段から家庭が気になる所は、細かくチェックしなさいと何度も指示をしていたのだが、危機的な状況というのは上がってこなかったですね。お母さんたちは「休みとっていいですよ」、「特休処理しますから」とか、「職専免出しますから」とか、何人か利用がありました。今後休業措置をとらないといけない事態が当然想定されるので、ヒントになることがあれば教えていただきたい。

 

(圖師委員)

まだ西之表市に感染者が出ていないので、鹿児島県で何人か出たときは保護者の方は結構緊迫感があって、高速船も利用したくない、島から出たくない、島に入って来る人も気にかけるような状態ですので、これがもし入ってきたときにパニックにならないか、人権もありますのでそこをどう対応していけるのか。

 

(教育長)

 市長と私が保健所長に会いに行くことになっているのですが、いろいろなケースをその部署の人は頭の中に描いているのかもしれないが、「見える化」してくれないとわからない。いろいろな形を「見える化」していかないと不安を掻き立てられるばかりで難しい。

 

(圖師委員)

 お家の中で仕事をするにしても今他県がどんどん保育園も休園になってきていて縮小となってきていて、小学校以上は今まであったのですが、保育園がなった時に保護者の方の働き方がガラッと変わってくるのではないかと思います。

 

(平川委員)

 うちで例を挙げると3月で前年度の2分の1の落ち込み、4月は7割減くらいになっている。早く終息してもらわないとそれ以上の問題が出てくるので、ランチを始めたりしてますけどそこに行かないと食べられないと二の足を踏むところがある。出口が見つからない。アメリカでは薬の実験が始まったということで、要は治らないと終息に向かわないでしょうから。いろいろな補助金があるのですけども、借金になりますので皆さん二の足を踏んでいるところです。経済的にはそのような状況です。

海外に行けなくなったので、サーファーが増えているという話を聞いています。

飲食店では、島外の方はご遠慮くださいと打ち出しているのを最近聞きました。

 

(教育長)

 鉄砲館にも来ているのですか。

 

(開発総合センター所長)

 鉄砲館には日曜日に30名ぐらい、20数名は島外で沖縄、広島、茨城から観光で来ています。自分さえよければという人がやはりいるのだなと思いました。ちょっと気を付けないとと思いました。

 

(長田委員)

 榕城小学校は児童数も多いですが、学級の配慮等していますか。

 

(教育長)

 小さい学校にしたら窮屈なところはありますけど、3密を避けるということをしています。

 

(学校教育課長)

グループ活動を行わない。ドアのノブとか一日1回消毒をして徹底している。スクールバスの消毒の徹底。合唱をしない等の対応を行っています。。

 

(長田委員)

打つ手は、打つだけ打ってどうしようもない場合はどうしようもない。

 

(学校教育課長)

 先週木曜日に改めて通知をして、児童生徒に対しては3密を避けるとか、よく使うところは消毒をするとか、物の貸し借りをしないとか、昼休みに図書館に全学年が集まらないようにしたり、曜日を決める等、具体的な対応法を紹介したところです。

 

(長田委員)

テレビもみながらですが、減る傾向ではないですね。だんだん増えている。警察官では、歓迎会で何人もかかっていた。

 

(教育長)

 コロナに負けずに頑張りましょう。

当面する教育行政の諸課題について

(指導係長)

 不登校、いじめ等の状況について説明

 

その他

(圖師委員)

中学生の卒業が121名、高校受験をし、進学した人が100名、種子高外でというのも今年は多いと聞きましたが、情報がわかりますか。

 

(学校教育課長)

 合格者数は、普通科が40、電気科が31、生物生産科が16、計87名、中央高校1名です。

 

(教育長)

 今年は、私学が多かった。私学に行く人たちに対する補助制度ができたりとか、本当に経済的にあつくなっています。

 

(圖師委員)

 近くの人たちがどんどん行っている。なんでそんなに行くのって言ったら、声かけてもらったらやっぱり行きたくなると言われるので。声をかけてもらうんだ。お金はいらないから行くと言っていました。

 

(教育長)

 気持ちをしっかり持たせたうえで、出すなら出す。そうでなければ地元からもっと自分の夢を開くのだというのをしっかりと教えないといけないですね。中学校と種子高もこれまで以上に連携しようという動きもって、中学校も種子高のコーナーを設けたり、いろいろとやってはいるのですが、学級が1つ減ると教員が2人減る。それが3年間続くわけですから。種子高活性化検討委員会みたいなものが市役所の中に立ち上がったみたいですので、力を合わせてやっていこうと思います。

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