馬毛島問題の経緯(平成28年)

馬毛島問題の経緯(平成28年)

月日 出来事等
平成28年12月16日  西之表市議会は、政府が地権者から買収する方向で調整に入ったことを受け、16日の本会議で「地元を無視した」と抗議する決議書を賛成多数で可決。

平成28年11月18日

九州防衛局による入札公告
「空母艦載機着陸訓練が実施可能な自衛隊施設用地の検討に係る不動産鑑定評価業務」(履行期限:平成29年3月31日)
平成28年11月17日  政府がタストン社と、馬毛島の売買に向けて合意書を締結したと報道される。
平成28年11月7日  菅官房長官は7日の記者会見で、土地所有者とは累次にわたり交渉をしてきているが、必要な土地の確保に至っていないという報告を受けていると述べた。
平成28年11月5日  産経新聞が、政府が馬毛島の用地買収に向け、島の大半を所有する都内の開発会社と最終調整に入ったと報道される。交渉開始後5年を経て契約のメドが立ち、買収額は10億円以上と見られると報じた。
平成28年10月25日  公害等調整委員会が馬毛島の開発工事による漁業被害原因裁定申請事件及び同責任裁定申請事件について棄却の裁定を下す。
平成28年9月14日  日本維新の会の下地衆院議員が「地権者が国への売却に同意している」と述べた旨、報道される。地権者も沖縄の負担軽減に協力したい」と述べた。
平成28年8月4日  鹿児島市のホテルで熊毛1市3町の首長及び議長で、米軍普天間飛行場訓練移転問題協議を開催する。国の動きも見ながら対応していくこととする。
平成28年8月2日  西之表市議会は臨時議会を開催し、「馬毛島への沖縄県の米軍普天間飛行場の移設ならびに訓練移転に反対する意見書」及び「馬毛島への翁長沖縄県知事による視察に抗議する決議書」を全会一致で採択した。
平成28年7月22日  西之表市議会馬毛島対策特別委員会は22日馬毛島への米軍普天間飛行場の訓練移転に反対することを全会一致で決めた。
平成28年7月20日  菅官房長官が閣僚会見で上記報道を受け、以下のように答弁。「馬毛島の土地所有者とは累次にわたって交渉してきておりますけれども、今日まで必要な土地を確保するに至っておりません。で、現時点で馬毛島が有望な訓練移転先になるということは考えておりません。」
平成28年7月20日  西日本新聞が、政府が普天間飛行場の負担軽減策としてオスプレイを含む米軍機の訓練を馬毛島へ移転する方向で検討していると報道。

平成28年7月18日

 翁長知事と沖縄県幹部3人が、午前11時すぎヘリコプターで馬毛島入りし、1時間にわたり現地視察を行った。タストン・エアポートの立石会長が案内。県外移転に向け全国的議論の高まりを期待することが目的とされる。
平成28年7月17日  沖縄県知事が馬毛島を訪問するとの報道を受け、西之表市長が遺憾の意を示した文書を送付する。
平成28年7月15日  沖縄県が翁長知事が18日に馬毛島を現地視察すると発表。
平成28年6月13日  西之表市議会が13日の本会議で米軍普天間飛行場などの訓練移転先として馬毛島の活用を提案している下地幹郎衆院議員が所属するおおさか維新の会に抗議する決議を全会一致で可決した。
平成28年6月7日  南日本新聞に立石会長が島を年20億円で3年間賃貸した後に売却する条件で5月2日付け菅官房長官あてに要望書を提出したことを明らかにした記事が掲載される。国との交渉は硬直状態だったが、昨夏に下地議員から話があり、下地氏が交渉の間に入っているとのインタビュー記事も掲載されている。
平成28年6月2日  西之表市議会馬毛島対策特別委員会(小倉伸一委員長)が国会内で防衛省と面談。防衛省側は訓練計画を説明し、騒音については影響はあるとの見方を示した。
平成28年5月17日  協議会総会が西之表市役所で開催される。補正予算について協議。おおさか維新の動き、2+2から丸5年経過、防衛省の気象調査等を背景に国側と現況についての意見交換の提案あり。
平成28年4月19日 有人国境離島法が成立(H29年4月1日施行)
 国は有人国境地域の保全方針を示すとともに、国の行政機関の施設の設置に努めること、必要な場合、買取に努めることが盛り込まれる。
平成28年4月18日

 おおさか維新の会の下地幹郎氏はTPP特別委員会で米軍普天間飛行場の暫定的な移転案として馬毛島と宮古島の下地島空港の活用を提案。

 安倍首相は「一時的でも馬毛島に普天間のオスプレイなどの運用機能移転は困難ではないか」と答弁。

平成28年3月29日  鹿児島県は29日、県内で絶滅の恐れがある野生動植物をまとめたレッドデータブックを初めて改訂し、13年ぶりに発刊した。2014年3月に改訂された県のレッドリストを基に、動物と植物の両編で従来より306種多い計2839種を掲載している。
 これまでニホンジカの亜種として「絶滅危惧2類」とされていた馬毛島のマゲシカは、分類上の位置付けが明確でないとして「馬毛島のニホンジカ」に改め、「情報不足」の区分に変更された。
平成28年3月25日  2019年2月までの米軍普天間飛行場の運用停止(5年以内運用停止)の確実な実現に向け、おおさか維新の会は普天間の機能の暫定的な移転を含めて、馬毛島を活用する新たな案を固めた。また、同党政務会長の下地幹郎衆院議員らが25日に馬毛島を視察(琉球新報)。
平成28年2月12日  協議会総会をアクアガーデンホテル福丸で開催。平成28年度の事業計画及び予算などを協議。
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企画課馬毛島対策係
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