馬毛島問題の経緯(平成30年)

馬毛島問題の経緯(平成30年)

月日 出来事等
平成30年11月30日  岩屋防衛相が11/30の閣議後の記者会見で、11/29の馬毛島買収合意の一部報道について、報道にあったほどの進展はないとしたが、土地所有者と累次交渉してており、妥結に向け努力していくことを述べる。
平成30年11月29日  菅官房長官は11/29記者社会見で、11/29の馬毛島買収合意の一部報道について、報道の内容は承知していないと述べる。
平成30年11月29日  毎日新聞に馬毛島買収合意へとの記事。(政府と地権者の交渉が年内にもまとまる見通しで、政府が110億~140億で馬毛島を取得し、米海兵隊が沖縄で実施してきたMV22オスプレイの訓練移転の視野に入れているとの記事内容)
平成30年11月15日  タストン・エアポート立石会長が退任し、次男が社長就任
平成30年10月30日~11月1日  厚生労働省による馬毛島の遺骨収集作業が行われる。(りま丸遺骨調査)
平成30年10月25日  原田防衛副大臣は、神奈川県黒岩知事と会談し、馬毛島へのFCLPに関し地権者との交渉を加速すると伝えた。
平成30年10月24日  馬毛島の森林伐採で土砂が海中に流れ込み漁業権を損なわれたと開発会社に復旧を命ずるよう漁業者が県に求めた訴訟で、鹿児島地裁は原告の訴えを却下した。判決は訴える資格「原告適格」に関し「土砂流出などの災害で直接被害を受けることが予想される範囲の住人が持つ」とし、原告に認めなかった。原告側が「漁業を営む権利は保護される」と主張していた。
平成30年10月22日  タストン・エアポート社が債権者破産申し立てを行った追加の2社に4億2千万を返済し、2社が申し立てを取り下げた。
平成30年10月14日  日米合同訓練が中種子町の旧種子島空港跡地で実施される。
平成30年10月14日  日米合同訓練が中種子町の旧種子島空港跡地で実施される。
平成30年10月13日 タストン・エアポート立石会長が馬毛島へ来島し、KTSの取材を受ける。
平成30年10月5日~19日  日米共同訓練が種子島及び周辺海域で開催される。陸上自衛隊の離島防衛の専門部隊である水陸機動団と米海兵隊第3海兵師団が島嶼奪還に向けた共同訓練を行う。水陸機動団は今春創設され日本版海兵隊と呼ばれる。同団と海兵隊の共同訓練はハワイで今夏実施され、国内での実施は初となる。
平成30年10月4日  種子島における日米共同訓練の中種子町民向け説明会が中種子町中央公民館で開催される。中種子町民だけの説明会で、中種子町以外の住民の傍聴は拒否。
平成30年9月20日  市議会馬毛島対策特別委員会が開催される。タストンエアポートに係る債権者破産と7/23に実施された馬毛島体験活動の報告を行う。
平成30年8月29日  東京地裁が、埼玉県の建設会社の債権者破産申し立ての取り下げを許可
平成30年8月27日  埼玉県の建設会社が東京地裁に破産申し立ての取り下げを行う。
平成30年8月17日  タストン・エアポート社が、追加の2社の債権者破産申し立てにより、東京地裁から保全管理命令を受ける。
平成30年8月16日  埼玉県の建設会社が供託金3億7千万円を受け取る。(記事によっては3億6千万。)
平成30年8月6日  市民団体主催の「市長と馬毛島を語る会」が市民会館で開催
平成30年8月3日  新たに2社がタストン・エアポートへ債権者破産の申し立てを行う。
平成30年7月23日  馬毛島体験活動を馬毛島において実施
平成30年7月20日  馬毛島体験活動に係る従事職員説明会を実施
平成30年7月13日  馬毛島体験活動に係る現地刈払い作業を実施(馬毛島学校跡地及び高坊港、洲之崎小屋の刈払作業を行う。)
平成30年7月10日  馬毛島体験活動に係る参加者説明会(親子同伴)を市役所にて実施
平成30年7月5日  馬毛島開発問題対策検討委員会を開催
平成30年6月15日  タストン・エアポート社が埼玉県の建設会社から債権者破産の申し立てられ、東京地裁から保全管理命令を受ける。
平成30年5月30日  厚木基地から岩国基地へ移駐した米空母艦載機の部隊は、九州沖の太平洋上で離着艦訓練を開始し、訓練中の航空機1機が燃料補給のため、宮崎県新富町の新田原基地へ降り立った。新田原基地は緊急の着陸先へ設定されている。訓練は最長で6/4まで。
平成30年5月25日  馬毛島体験活動に係る事前現地調査を実施(馬毛島葉山港から高坊港まで歩き、イベント実施に適しているか確認作業を行う。)
平成30年4月27日  米海軍が硫黄島で5月に計画しているFCLP訓練について、神奈川県と厚木基地周辺首長(9自治体)は、厚木基地を代替訓練で使用することがないよう、小野寺防衛相あてに文書で要請した。
平成30年4月23日  馬毛島体験活動に係る庁内検討会を開催
平成30年4月18日  防衛省中国四国防衛局は、神奈川県厚木基地から山口県岩国基地へ移駐した米軍空母艦載機の部隊が九州沖の太平洋上でパイロットが空母への着艦資格を取得する訓練を行うことを山口県と岩国市へ伝えた。以前は房総沖で実施。
平成30年4月11日  市長・企画課長・政策推進係長がタストン・エアポート社に訪問し、馬毛島体験活動の協力依頼を行う。
平成30年4月10日  4/10~11にかけ、市長・議長・企画課長・政策推進係長・屋久島町議長が、防衛省及びタストン・エアポート社へ訪問する。4/10は防衛省を訪問し、地方協力局次長に面会する。
平成30年3月31日  厚木基地から岩国基地への米空母艦載機60機の移駐について、防衛省南関東防衛局が、全ての航空部隊の移駐が3/30までに完了したことを関係自治体に伝えた。
平成30年3月26日  馬毛島開発問題対策検討委員会を開催。現時点での馬毛島に関する情報、課題等の把握や次年度実施計画の馬毛島活用事業について検討する。
平成30年2月27日  2/16に解散した米軍基地等馬毛島移設問題対策協議会の負担金残金を各市町へ返納した。
平成30年2月16日  米軍基地等馬毛島移設問題対策協議会解散総会が、アクアガーデンホテル福丸にて開催される。解散総会には、西之表市長・議長、屋久島町長・議長、県議らが参加し、解散に至るこれまでの経緯や決算について承認された。
平成30年2月2日  協議会担当課長会を西之表市役所で開催し、2/16に開催する米軍基地等馬毛島移設問題対策協議会の解散総会の手続きなど協議した。
平成30年1月22日  市議会全員協議会が開催され、馬毛島活用計画(案)について説明を行う。
平成30年1月16日  漁業者らがタストンエアポートに買収した土地の登記抹消手続きをするよう求めた訴訟の判決で、鹿児島地裁が請求を棄却した。漁業者側は「入会権者全員の同意がなく、買収は無効だ」と主張したが、裁判長は「入会権に基づく登記抹消を、原告らが個々に求めることはできない。登記による具体的な権利侵害も認められない」と判断した。
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企画課馬毛島対策係
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ファックス番号0997-22-0295

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