馬毛島問題の経緯(令和6年)

馬毛島問題の経緯(令和6年)

月日 出来事等
令和6年12月23日  防衛省から、 「馬毛島での急患発生に際し,これまでヘリによる搬送について関係機関と調整を続けてきたところ、今般、必要な調整が整い、夜間を含む、馬毛島における急患搬送体制が構築された」との情報提供があった。
令和6年11月29日  防衛省が、2024年度補正予算案に総額8268億円を計上したと発表した。馬毛島の自衛隊基地整備関連では1377億円。
令和6年10月18日  馬毛島の自衛隊基地滑走路工事で、九州地方整備局が発注した令和4年度馬毛島滑走路等新設工事において、掘削作業に従事するバックホウが雨水を集積する場所(釜場)へ転落する事故が発生し、搬送先の病院で運転手の死亡が確認された。
令和6年9月25日  西之表市議会が、馬毛島対策特別委員会で、自衛隊基地整備の工期が3年延びることについて、防衛省に説明の場を設けるよう「口頭で強く要請する」方針を決めた。
令和6年9月22日  馬毛島基地反対裁判を支援する会が主催した「地方自治から馬毛島問題を考える種子島集会」で、米軍岩国基地がある山口県の岩国市長を2008年まで務めた井原勝介氏が講演を行った。
令和6年9月19日  防衛省が、馬毛島の自衛隊基地整備に従事する工事関係者が6日時点で4200人になったと発表した。前回発表の6月28日から520人増えた。馬毛島の仮設宿舎は2025年3月末までに約4200室を完成させる計画も示した。
令和6年9月10日  防衛省が、馬毛島の自衛隊施設整備事業について、工事開始後の現場の状況を踏まえ、工程を改めて精査したところ、令和12年3月末の完成見込みとなったと発表した。
令和6年8月29日  台風10号の接近に伴い、陸上自衛隊4人が災害発生に備え、南種子町役場で情報収集を行った。27日に到着し、28日午前中には同町が開設した各避難所を回って防災対策などを確認した。
令和6年8月23日  塩田康一県知事が、特定利用空港・港湾について、国が候補とする県内の2空港、6港湾の指定を受け入れると表明した。
令和6年7月29日  市長と国に損害賠償を請求するよう市に求める住民訴訟の第2回口頭弁論が鹿児島地裁であった。
令和6年7月28日  日米両政府は、安全保障協議委員会(2プラス2)で、馬毛島で自衛隊基地の整備が進展していると確認した。
令和6年7月18日  防衛省の木原稔防衛大臣が馬毛島を視察した。
令和6年7月18日  鹿児島県の塩田康一知事が、防衛省で三宅伸吾防衛政務官と面会し、住民の安心安全の確保や環境保全措置などに万全を期すよう改めて申し入れた。情報提供の内容充実や工事の安全確保など8項目を要望。
令和6年6月30日  馬毛島への米軍施設に反対する市民・団体連絡会の総会が市民会館で行われた。
令和6年6月14日  第14回西之表市と防衛省との協議の場を開催した。
令和6年4月26日  防衛省が鹿児島県及び西之表市、中種子町、南種子町へ「馬毛島のニホンジカにおける個体数の推定結果について」の資料を提供し、個体数の推定結果を発表した。
令和6年4月1日  防衛省は、種子島1市2町に通知した2024年度分の米軍再編交付金が計28億3200万円になると発表した。
令和6年3月25日  馬毛島の自衛隊基地整備に伴う工事作業員40人を乗せた小型船「馬毛島3号」(19t)が昨年5月、同市の住吉漁港への着岸に失敗して岸壁などに衝突した事故で、九州運輸局は25日、運航する「大洋」(同市)に安全確保に関する命令を文書で行った。
令和6年3月22日  鹿児島県教育委員会が、馬毛島の「八重石遺跡」の発掘調査を巡り、2024年3月末としていた資料整理と報告書作成の期間を1年間延長とすると発表した。
令和6年3月12日

 市内漁師が馬毛島周辺での漁を営む権利が侵害されたとして、国に対し馬毛島の港湾施設工事差し止めを求める訴訟を鹿児島地裁に起こした。

令和6年3月12日  防衛省への市有地売却などを巡る住民訴訟の第1回口頭弁論が鹿児島地裁であった。
令和6年2月28日  種子島漁協が市内のホテルで臨時総会を開き、馬毛島の自衛隊基地整備に伴う漁業補償の組合員への配分案を可決した。
令和6年2月20日  西之表市議会の川村孝則議長が3月定例会で議長辞職願を提出したが賛成少数で認められなかった。
令和6年2月20日  西之表市の八板俊輔市長が、2025年3月18日の任期満了に伴う市長選に3期目を目指して立候補する意向を市議会定例会の施政方針で表明した。
令和6年2月19日  西之表市が、総額143億5300万円の2024年度一般会計当初予算案を発表した。過去最高で23年度当初比13.3%増。歳出の13.8%が米軍再編交付金事業
令和6年2月17日  馬毛島でのFCLPを伴う自衛隊基地整備について考える集会が横浜市であり、基地の建設工事によって島の生活が様変わりした現状を市民団体が報告した。
令和6年2月17日  九州・沖縄の平和団体が、南西諸島の防衛力強化の反対を訴え鹿児島市の天文館公園で集会を開いた。
令和6年2月1日  防衛省が馬毛島に工事関係者向けの診療所を開設した。
令和6年1月27日  防衛省が島東部の葉山漁港で進めていた浚渫工事が完了した。
令和6年1月12日  馬毛島の自衛隊基地整備が着工から1年となったことを受け、木原稔防衛相が閣議後会見で、「種子島の1市2町、鹿児島県とより一層緊密に連携しながら着実に施設整備を進める」と述べた。
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