ダニ媒介感染症にご注意ください
ダニ媒介感染症とは、病原体を保有するダニに刺されることによって起こる感染症のことで、人が野外作業や農作業、レジャー等で、これらのダニの生息場所に立ち入ると、ダニに刺されることがあります。
ダニがウイルスや細菌などを保有している場合、刺された人が病気を発症することがあります。
病名 | 潜伏期間 | 主な症状 |
ライム病 | 12~15日程度 | 発熱(微熱であることが多い)、倦怠感、慢性遊走性紅斑、稀に心筋炎・髄膜炎 |
回帰熱 | 7~10日程度 | 発熱(39度以上)、筋肉痛、関節痛、倦怠感等 |
ダニ媒介脳炎 | 7~14日程度 | 発熱、筋肉痛、麻痺、意識障害、けいれん、髄膜炎、脳炎等 |
ダニ媒介感染症の詳細については以下のリンク先をご確認ください。
予防と対策
マダニの活動は春から秋にかけて活発になります。
草むらや藪に入る場合には、長袖・長ズボン(シャツの裾はズボンの中に、ズボンの裾は靴下や長靴の中に入れる、または登山用スパッツを着用する)、足を完全に覆う靴(サンダル等は避ける)、帽子、手袋を着用し、首にタオルを巻く等、肌の露出を少なくすることが大事です。
屋外活動後は入浴し、マダニに刺されていないか確認して下さい。
特に、わきの下、足の付け根、手首、膝の裏、胸の下、頭部(髪の毛の中)などがポイントです。
マダニに刺された場合
吸血中のマダニに気が付いた際、無理に引き抜こうとするとマダニの一部が皮膚内に残って化膿したり、マダニの体液を逆流させてしまったりするおそれがあります。
医療機関(皮膚科)で処置(マダニの除去、洗浄など)をしてもらってください。また、マダニに刺された後、数週間程度は体調の変化に注意をし、発熱等の症状が認められた場合は医療機関で診察を受けて下さい。
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健康保険課健康増進係(保健センターすこやか)
電話番号0997-22-1111(内線 326・327)
ファックス番号0997-22-0295
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