歯周疾患予防について

あまーいおやつは一日一回

 子供にとって「おやつ」は「食事」です。
 だから、甘くなくていいんです。

あげるときに気をつけたい事
  1. 甘いおやつは1日1回に
  2. 買うなら歯に良いおやつを。
  3. 作るならおにぎりを。
歯みがきのポイントは
  • 口が小さいので小さめの歯ブラシ(子どもの指2本分くらいの幅)
  • 柄の長さは子どもの握りこぶしプラス上下1センチメートル~1.5センチメートル位
  • 歯ブラシ1本1本の毛の太さを良くみる(太い=硬い、細い=やわらかい)

 仕上げ磨きのときの歯ブラシの持ち方は鉛筆もちで。毛先が広がった歯ブラシは歯ぐきを傷つけます。子ども用と仕上げ磨き用2本用意しましょう。  

 

磨き方

  • 上の前歯はスジに気をつけて。
  • 歯が生えてきてすぐは、やわらかめの歯ブラシで、軽い力で小さく動かすようにしましょう。(歯ぐきに当たって痛い思いをすると、仕上げ磨きを嫌がるようになってしまいます)
  • 歯ぐきの際(きわ)は歯ブラシを倒しながら磨きましょう。
  • 生えかけの歯は、横から歯ブラシをいれ、1本だけ磨くような感じで磨きましょう。(これをつっこみ磨きといいます)
  • 6歳前後に6歳臼歯(永久歯)が一番奥から生えてきます。 完全に生えきるまでは、つっこみ磨きをしましょう。
  • 奥歯の咬む面は、シャカシャカ音がするくらい力を入れて 磨きましょう。
フッ化物によるムシ歯予防効果

 フッ素は,天然に比較的存在する自然元素の一つで,私たちが食べたり飲んだりものの中にも含まれ,骨や歯にとって欠くことのできない微粒栄養素です。
 フッ化物は,指示された「量」や「使用法」を守って使用すれば安全で確実なむし歯予防効果が期待できます。

フッ化物の活用

うがいができない幼児向け

  1. フッ化物スプレー
  2. 泡状のフッ化物入り歯みがき剤
  3. ジェルタイプの歯みがき剤

 そのまま歯に塗って、または歯ブラシにつけて毎日の歯みがき後の仕上げに使用し、うがいしなくてもOK。

【歯科医院や薬局、お店等で購入できます】

フッ化物入り歯みがき剤

 現在市販されている歯みがき剤の90%以上には、フッ化物が含まれています。

 【歯科医院や薬局、お店等で購入できます】

フッ化物入り歯みがき剤の使用量とうがい
年齢 使用量 うがい
0歳〜2歳 1ミリメートル程度 吐き出しが困難な場合は口の中の歯磨き剤をふきとる
3歳〜5歳 5ミリメートル程度 1回のみ(10ミリリットル程度の水)10秒~30秒ブクブクうがい
6歳~14歳 1センチメートル程度 1回のみ(10ミリリットル程度の水)10秒~30秒ブクブクうがい

 歯みがき剤を歯面全体にぬり広げてから歯をみがく

上手にブクブクうがいができるようになった幼児・児童向け

フッ化物洗口物

むし歯予防フッ化物洗口剤ミラノール

かかりつけ歯科医師を受診して、毎日ブクブクうがいをしましょう。

  • 熊毛郡歯科医師会・薬剤師会・西之表市・保健所ではむし歯予防の手段の一つとして、フッ化物応用を推進しています。
  • 西之表市の歯科健診時には、全員に歯みがき指導と希望者に対してフッ化物塗布を実施しています。
この記事に関するお問い合わせ先

健康保険課健康増進係(保健センターすこやか)
電話番号0997-22-1111(内線 326・327)
ファックス番号0997-22-0295
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