令和7年度インフルエンザ定期接種(満65歳以上)のご案内
例年、秋冬に流行する季節性インフルエンザによる発病や重症化を防ぐことを目的とし、65歳以上の高齢者を対象にインフルエンザ定期接種を10月1日から開始します。この予防接種は、国が推奨するものですが、強制ではなく、接種の努力義務はありません。
ワクチンの効果と副反応のリスクの双方についてご理解の上で、本人の意思に基づいて接種を受けていただきますようお願いします。
高齢者インフルエンザワクチンチラシ(PDFファイル:593.5KB)
【目次】
インフルエンザとは
インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気で、風邪に比べて全身症状が強いとされています。
季節性インフルエンザは流行性があり、いったん流行が始まると、短期間に多くの人へ感染が拡がります。日本では、例年12月~3月が流行シーズンです。
高齢者や基礎疾患のある方では重症化する可能性が高く、入院や死亡の危険もあるため注意が必要で、主な感染経路は、咳、くしゃみ、会話等から発生する飛沫感染です。
インフルエンザワクチンの効果
体の中に入ったインフルエンザウイルスは次に細胞に侵入して増殖します。この状態を「感染」といいますが、現行のワクチンはこれを完全に抑える働きはありません。
ウイルスが増えると、数日の潜伏期間を経て、発熱やのどの痛み等のインフルエンザの症状が出現します。この状態を「発病」といいます。インフルエンザワクチンには、この「発病」を抑える効果が一定程度認められています。
発病後、多くの方は1週間程度で回復しますが、中には肺炎や脳症等の重い合併症が現れ、入院治療を必要とする方や死亡される方もいます。これをインフルエンザの「重症化」といいます。特に基礎疾患のある方や高齢の方では重症化する可能性が高いと考えられています。インフルエンザワクチンの最も大きな効果は、「重症化」を予防することです。
副反応について
季節性インフルエンザワクチンで比較的多くみられる副反応には、接種した場所(局所)の赤み(発赤)、はれ(腫脹)、痛み(疼痛)等が挙げられます。接種を受けられた方の10~20%に起こりますが、通常2~3日で消失します。
全身性の反応としては、発熱、頭痛、寒気(悪寒)、だるさ(倦怠感)などが見られます。接種を受けられた方の5~10%に起こり、こちらも通常2~3日で消失します。
また、まれではありますが、ショック、アナフィラキシー様症状(発疹、じんましん、赤み(発赤)、掻痒感(かゆみ)、呼吸困難等)が見られることもあります。
令和7年度定期接種について
令和7年度定期接種の詳細は以下をご確認ください。
予約方法
各医療機関へ直接ご予約をお願いいたします。
※市役所及び保健センターすこやかでは予約できません。(市のコールセンターや予約システムもありません。)
市内の指定医療機関
受付時間等は医療機関によって異なりますので、事前にご確認ください。
医療機関名 | 予約について | 接種可能な年齢 | 電話番号 |
種子島医療センター | 要予約 |
満6ヶ月以上から |
0570-090-960 |
百合砂診療所 | 予約不要 |
満1才以上から |
0997-28-3901 |
種子島産婦人科医院 | 要予約 |
満6ヶ月以上から |
0997-22-0260 |
せいざん病院 | 要予約 |
かかりつけの方及び住吉校区の方で満18歳以上のみ |
0997-28-3331 |
接種当日に必要なもの
対象者 | 必要書類等 |
に該当する方 |
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に該当する方 |
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生活保護受給者 |
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留意事項
新型コロナワクチンとの同時接種については、特に医師が必要と認めた場合に可能です。また、他のワクチンとの接種間隔に制限はありません。
市内の指定医療機関以外で予防接種を受ける方(償還払い)
県外での長期入院など、やむを得ない理由により、指定医療機関以外で予防接種を受ける方で、接種費用の助成を希望する方は、事前の届出が必要となる場合がありますので、接種を受ける前に、保健センターすこやかまでお問合せください。
届出後に、接種を受けていただき、償還払いの申請書を提出していただくこととなります。
なお、鹿児島県医師会(相互乗り入れ協力機関)及び熊毛地区医師会に属する医療機関で接種を受ける場合は、事前の届出は不要です。接種時は各医療機関に備付けの予診票をご利用ください。
関連リンク
- この記事に関するお問い合わせ先
-
健康保険課健康増進係(保健センターすこやか)
電話番号0997-22-1111(内線 326・327)
ファックス番号0997-22-0295
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