日本脳炎
日本脳炎について
日本脳炎は、日本脳炎ウイルスにより発生する疾病で、蚊を介して感染します。以前は子どもや高齢者に多くみられた病気です。突然の高熱、頭痛、嘔吐などで発病し、意識障害や麻痺等の神経系の障害を引き起こす病気で、後遺症を残すことや死に至ることもあります。
一般に、日本脳炎ウイルスに感染した場合、およそ1000人に1人が日本脳炎を発症し、発症した方の20~40%が亡くなってしまうといわれています。また、生存者の45~70%に精神障害などの後遺症が残ってしまうといわれています。
対象者
接種日時点で西之表市に住民登録がある方で次に該当する方
- 1期:生後6か月から7歳5か月の方
- 2期:9歳から12歳の方
実施場所
- 種子島医療センター(予約不要、小児科の受付時間:14時から16時まで)
- 種子島産婦人科医院(予約不要)
接種にかかる費用
無料
使用するワクチンと標準的な接種時期
使用するワクチン
現在、国内で製造販売され、使用されているワクチンは2種類あります。
- 「ジェービックV」
2009年2月23日付けで薬事法上の承認を受け、2009年6月2日から供給が開始されています。 - 「エンセバック皮下注用」
2011年1月17日付けで薬事承認を受け、2011年4月から供給が開始されています。
標準的な接種時期
- 1期接種:初回接種については3歳~4歳の期間に6~28日までの間隔をおいて2回、追加接種については2回目の接種を行ってから概ね1年を経過した時期に1回の接種を行います。
- 2期接種:9歳~10歳までの期間に1回の接種を行います。
ワクチンの詳細(有効性・安全性)については下記のリーフレットまたはリンク先をご確認ください。
- この記事に関するお問い合わせ先
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健康保険課健康増進係(保健センターすこやか)
電話番号0997-22-1111(内線 326・327)
ファックス番号0997-22-0295
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