水痘(みずぼうそう)

水痘(みずぼうそう)について

 水痘とは、いわゆる「みずぼうそう」のことで、水痘帯状疱疹ウイルスというウイルスによって引き起こされる発疹性の病気です。空気感染、飛沫感染、接触感染により広がり、その潜伏期間は感染から2週間程度と言われています。

 発疹の発現する前から発熱が認められ、典型的な症例では、発疹は紅斑(皮膚の表面が赤くなること)から始まり、水疱、膿疱(粘度のある液体が含まれる水疱)を経て痂皮化(かさぶたになること)して治癒するとされています。
 水痘は主に小児の病気で、9歳以下での発症が90%以上を占めると言われています。小児における重症化は、熱性痙攣、肺炎、気管支炎等の合併症によるものです。成人での水痘も稀にみられますが、成人に水痘が発症した場合、水痘そのものが重症化するリスクが高いと言われています。

 

対象者

接種日時点で西之表市に住民登録がある1歳から2歳までの方

実施場所

  1. 種子島医療センター(予約不要、小児科の受付時間:14時から16時まで)
  2. 種子島産婦人科医院(予約不要)

接種にかかる費用

無料

使用するワクチンと標準的な接種時期

使用するワクチン

乾燥弱毒生水痘ワクチン(以下、水痘ワクチン)

標準的な接種時期

2回の接種を行うこととなっており、1回目の接種は標準的には生後12か月から生後15か月までの間に行います。2回目の接種は、1回目の接種から3か月以上経過してから行いますが、標準的には1回目接種後6か月から12か月まで経過した時期に行うこととなっています。

 

ワクチンの詳細(有効性・安全性)については下記のリーフレットまたはリンク先をご確認ください。

リーフレット

キョウコノワクチン『水筒ワクチン』(PDFファイル:2.2MB)

水痘ワクチン|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

この記事に関するお問い合わせ先

健康保険課健康増進係(保健センターすこやか)
電話番号0997-22-1111(内線 326・327)
ファックス番号0997-22-0295
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