港町再生基本構想について
【策定の背景】
種子島の玄関口である西之表港は、古く赤尾木港と呼ばれた時代から国内外に開かれた拠点とされてきました。後背地には赤尾木のまちなみが残る商店街が形成され、種子島の商工業の中心として機能してきています。
西之表市では、平成30年度からスタートした第6次長期振興計画において、市の将来像を「人・自然・文化―島の宝が育つまち」とし、本市の重点課題である、「人口減少・年齢構造の不均衡・高齢化の進展」「地域力の衰退」「担い手不足」の解決を図ることとしています。
その中で、「港町再生」は、「歴史と国際色豊かな港町の再生を図り、中心市街地の活性化」を図る商工業振興の重要なテーマの一つとなっていることから、今回、港町再生を考えるにあたり、1.現在、西之表市に住む人たちにとっても港町の可能性を最大限に活かすことと、2.地域外の方々にとっても魅力を感じる港町をつくること、の2つの方向性から、市民参加型の意見交換の場を設置し、方針についての議論を重ね、みなとまちビジョン、めざすまちのすがたを「港町再生基本構想」として策定しました。
【みなとまちビジョン】
市民目線で港町のもつ可能性と課題を考え、行政、民間企業、市民が一体となってこれからの港町の在り方を描き、理想実現のために最初の一歩をふみだす場として描いた理想の未来として、みなとまちビジョンを定めました。
世代を超えたふれあいによって、宝をはぐくむみなとまち
【めざすまちのすがた】
官民連携による港町再生によるまちづくりを実現するため、めざしたい理想の姿を言語化したところ、下記4つの方向性が市民によって提示されました。
"また来たくなる、全世代がわくわくできる"みなとまち
"歩きたくなるお散歩"みなとまち
"写真を撮りたくなる"みなとまち
"歴史・文化を再認識する"みなとまち
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