自主防災組織
【目的】
防災組織は、災害の発生時に次のことを目的としています。
- 1人でも多くの人がいのちと安全を守る
- 地域の危険の拡大を抑える
- 混乱を避ける
【活動内容】
いざ災害が発生した際、警察や消防などが到着するまでの間被害が拡大するおそれもありますし、道路事情によっては救援に行けない場合も考えられます。そのためにも日ごろから地域で自主防災組織を整備し、いざというときに備えとく必要があります。目的は、「いのちと安全を守る」という一つのことですが、そのための行動は多岐にわたるため、多少は専門的なアプローチとそれゆえの自己研鑽が必要です。
向こう三軒両隣から始まる!
~みんなで協力を~
「自分のいのちは自分で守る」
誰かに頼って自分のいのち、わが家の安全や暮らしを守るなどということはありえない。「自分のことは自分の責任で。わが家のことはわが家で。」というわけです。
他に頼っていては間に合わないときもありますので、個人や家庭で防災上の心構えと備えをする姿勢が重要です。
災害弱者の立場~健常者が手助けを~
「自分のいのちは自分で守る」が最も基本的な通念となっているといっても、そうはいかない、あるいは容易ではない人たちがいます。高齢者、障害や疾病のある方、乳幼児、言葉や習慣の理解できない外国人。緊急対応が困難なこれらの人々を『災害弱者』といいならわしています。
このような人たちには、身近な健常者の手助けが必要です。それは、普段からの接触を基本に します。
すべては向こう三軒両隣の近隣のよしみからはじまります。
訓練―見物人になってはいけません!
消火器、小型消防ポンプの放水、集団避難、担架での搬送、心肺蘇生法、包帯や三角巾の使用方法・・・日常の暮らしにはない色々なことが経験できます。
是非、参加してみてください。

地域の安全チェック
わたしたちのまわりには、危険な“もの"や“状態"が結構あり、大きな二次災害の原因になりがちです。身近に危険はないか感覚を鋭くして危険を発見し、みんなで共有し、解決することが大事です。
【西之表市の自主防災組織】
現在、西之表市には13の自主防災組織が存在します。そのほとんどが結成されてからまだ日が浅いですが、今後訓練等を通じ、いざというときの災害に備えようとしています。
各校区長が、防災会長の職を担っています。
- 榕城上方防災会
- 榕城下方防災会
- 上西防災会
- 下西防災会
- 国上防災会
- 伊関防災会
- 安納防災会
- 現和防災会
- 安城防災会
- 立山防災会
- 中割防災会
- 古田防災会
- 住吉防災会
自主防災組織へのこれまでの取り組み・活動
宝くじコミュニティ助成事業で下西校区防災会が防災用備品を整備しました
市自主防災組織の下西校区防災会では、想定されている南海トラフ地震津波や土砂災害などに対応するため、宝くじの社会貢献広報事業として、宝くじの受託事業収入を財源として実施しているコミュニティ助成事業を活用して、防災用備品を整備しました。
今後、各種防災訓練や実際の災害時に使用し、自主防災力向上に活用されます。




宝くじのマスコットキャラクター「クーちゃん」

県地域防災リーダー(鹿児島県地域防災推進員)養成講座への派遣をしています。
地域における自主防災組織の結成と活動を一層促進し、地域防災力の強化を図ることを目的に「県地域防災リーダー養成講座」への派遣を行っています。 2日間にわたり、わが家の防災対策や自主防災組織の活動、地域の地図の作成などの講座を終了した方に「鹿児島県地域防災推進員認定証」が交付されます。
- この記事に関するお問い合わせ先
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総務課防災消防係
電話番号0997-22-1111(内線 205)
ファックス番号0997-22-0295
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