マイナンバーと私たちの暮らし
「マイナンバー」とは、すべての国民がもつ番号(ばんごう)のことです。12ケタで、ひとりひとり数字がちがいます。
平成27年に、みなさんへマイナンバーをおしらせする文書を、市役所から出しています。もちろん、みなさんも自分のばんごう「マイナンバー」をもっているんですよ。
では、そのマイナンバーとは、どこでつかうのでしょう?
まずは、そのいいところからせつめいします。
マイナンバーの「いいところ」ってなんだろう?
マイナンバーには、3つのいいところがあります。
1.市役所などの行政機関(ぎょうせいきかん)での仕事が、もっと早くできるようなる!
市役所などでは、毎日たくさんの個人情報(こじんじょうほう)〔その人のなまえや、すんでいるところなど〕をあつかっています。個人情報をつかうときは、その情報が、ほんとうにただしいものなのか、悪いことにつかわれていないか、慎重(しんちょう)に確認しなければなりません。しかし、それにはとても時間がかかります。
そこで!マイナンバーがあれば、それだけで、その人が本人であることを証明(しょうめい)できたり、たくさんの個人情報を確認できます。
そのため、市役所などでの仕事が早くすすみ、市民へもっと良いサービスができるようになります。

2.市役所などでの手続きが、もっとラクになる!
マイナンバーがなかったときは、出さなければならない資料がたくさんありました。しかし!マイナンバーがあれば、それらの資料は必要なくなります。
つまり、市役所などでの手続きがもっとラクになるのです。
また、市役所などが持っている自分の情報を、簡単にかくにんしたりすることもできます。
3.公平(こうへい)な社会をつくっていける!
マイナンバーがあれば、市民ひとりひとりが持っているお金や、ほかにどのような行政サービスをうけているのかが、分かりやすくなります。
つまり!「生活にこまっていないのに、うそをついてお金をうけとっている」「ほんとうはこまっているのに、サービスをあまり受けとれていない」という状況がなくなります。 マイナンバーのおかげで、市民みんなが、公平にサービスを提供することができるので、ほんとうに困っている人へ、しっかりと支援をおこなうことができます。
マイナンバーは、いつ、つかうことができるの?
社会保障(しゃかいほしょう)、税金、災害対策にかかわる、市役所などでの手続きのときに、マイナンバーが必要です。
社会保障
- 年金をうけとるときや、年金をうけとりの状況を確認するとき
- 医療保険をうけるとき
- 生活保護〔生活にこまったときにうけとるお金など〕の手続き など
税金
- 税金をあつかう仕事をするばしょへ、書類を提出するとき(確定申告のときなど)など
災害対策
- 災害にあったときに、生活をたすけてもらうお金をうけとるとき など
平成29年7月から、マイナンバーはもっと便利(べんり)になります!
平成29年7月から、「いままでに、いつ、どのように個人情報をつかったのか」、その記録(きろく)を、自分のパソコンなどで確認できるようになります。
インターネットでの確認できるばしょを、「マイポータル」といいます。
マイポータルでできること
- 自分の個人情報をいつ、誰が、なぜ提供したのか確認できます。
- 行政機関などが持っている自分の個人情報の内容を確認できます。
- 行政機関などから一人ひとりに合った行政サービスなどのお知らせが来ます。
社会はたくさんの情報であふれ、そのなかで生活する市民も、さまざまなことを必要とするようになってきました。市役所の仕事は、その一つ一つの意見をききながら、よりよいまちをつくること。しかし、それによって仕事の量(りょう)は増えていきます。
「個人情報をしっかり守りながら、より簡単に手続きなどができるように」
「社会保障制度がこれから先もつづけられるように」
私たちの暮らしにとって、マイナンバーはどんどん重要になってくるでしょう。
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総務課秘書広報係
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