健康・医療

健康・医療分野については、日々の暮らしの中で一番身近なテーマでもあります。現在、学術と連携した4つのプロジェクトが進められています。

1.熱中症アラーム開発

初夏から夏にかけて、毎年のように熱中症が新聞・ニュースを騒がせています。
熱中症については、それぞれ人の体調や置かれている状況、その時にしている活動に
よって、発症のしやすさは異なります。そこで個人ごとに身体状態(心拍変動「HRV」)を測定できるセンサーを身に着けて、その情報を解析することで、近い将来に熱中症になる可能性をリアルタイムに判定し、回避する最先端の研究が行われています。

関係大学

京大、奈良先端大、熊大、滋賀医科大、東大、京都女子大、熊本県立大

被体験者説明

イメージ図

2.認知症対策

認知症は、なるリスクの高い人や初期(MCI)の状態を見据えてできるだけ早い段階で介入をし、ケアに繋げることが重要であるといわれています。今後専用の検査機器を使用することよって、早期の対応を目指す研究が行われています。

関係大学

京大、滋賀医科大、筑波大

ワークショップ

セミナー

3.特定健康診査の受診率向上対策

西之表市国民健康保険の特定健康診査の受診率は、全国・鹿児島県に比べて低い状況となっています。(H26 全国45.4%、鹿児島県42.4%、西之表市37.1%)今後、行動科学的アプローチにより、受診率向上をはかる研究が行われています。

関係大学

東大

大学教員と市職員の協議

4.関節症対策

西之表市国民健康保険の疾病分数別に見た医療費の割合においては、関節疾患は第3位にランクされています。
家庭用機器として販売されている800ガウスの磁場を発生することのできる装置を使用し、関節痛を訴える人を対象に定期的磁場照射を実施し、その効果を主観的、客観的評価指標を用いて検討しています。

関係大学

宇部フロンティア大(九大)

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