火災に備える
西之表市では、火入れ(さとうきびのハカマ焼きや田畑の枯れ草焼きなど)、たき火が主な出火原因で、火気を使用する機会が多い冬季(12月から2月)から春季(3月~5月)に発生する件数が多いようです。
台所の注意
- ガスこんろの上方に棚を作らない。(棚があっても、燃えるような物を置かない。)
- ガス台の周りに燃えやすい物を置かない。(食用油は、低い位置、安全な場所に置く。)
- 油料理のときは、火のそばを離れない。
- 炊事の火から離れるときは、火を消してから。
- オーブン、トースターなどの電熱器具はコンセントにつなぎっぱなしにしない。
その他の火気の注意
- アイロン、ドライヤーはコンセントにつなぎっぱなしにしない。
- タバコの火は必ず消す。
- 仏壇のろうそくや線香は火をつけたままにしない。
- ストーブは、障子、ふすま、カーテンなどから離して置く。
火事の燃え広がり方
壁やふすまなどの立ち上がり面に炎がある間は、自ら消火活動(「初期消火」)が可能です。火が天井まで届くようですともはや消火活動は危険です。
建物火災の煙には、化学物質が大量に含まれており、一酸化炭素も充満し、これらを吸い込むと窒息したり、筋肉及び感覚の働きがなくなってしまいます。煙が増えたら、身体を低くしてすぐ脱出するようにしましょう。
室内の火事は、天井など上方に炎が広がると間もなくして(5分~8分)いっきに爆発的に燃え広がります。
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