21.カシミア号乗組員救助に関する石碑(7基)

・種別

 有形文化財(歴史資料)

・指定年月日

 平成24年10月3日

・所在

 立山港・安城小・伊関小・伊関浜脇・伊関浜脇流合海岸

 

 明治18年(1885)9月、種子島の南東沖で難破したアメリカ商船カシミア号の乗組員のうち7名が立山の海岸に、5名が伊関の海岸に漂着しました。彼らは、安城と伊関の村人に救助、手厚く介抱され、無事帰国することができました。このことを知ったアメリカ政府は大変感謝し、安城、伊関両村に金メダルと計5,000ドル余りの現金を贈呈しました。両村は、これを教育資金として教育の振興に充てるとともに、アメリカ国民の行為を末永く心にとどめるため、安城小学校内、伊関小学校内に「紀徳碑」を建立しました。現在も、安城、立山、伊関校区では、このような史実を語り継ぎ、先人たちの美徳を讃えるため、毎年、石碑を囲み、カシミア号に関する祭事を行っています。

米國人漂着地趾(立山港内)

べいこくじんひょうちゃくちあとのしゃしん
べいこくじんひょうちゃくちあとかんばんのしゃしん

紀徳碑(安城小)

きとくひのしゃしん

紀徳碑(伊関小)

きとくひのしゃしん
きとくひかんばんのしゃしん

介抱之家(伊関浜脇)

かいほうのいえのしゃしん

米國人漂着地趾・美徳伝承之碑(伊関浜脇流合海岸)

べいこくじんひょうちゃくちあとのしゃしんとびとくでんしょうのひのしゃしん
びとくでんしょうのひのしゃしん
べいこくじんひょうちゃくちあとのしゃしん

古田貞吉翁生家之碑

ふるたさだきちおきなせいけのひのしゃしん
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