12.越州窯青磁破片(えっしゅうようせいじはへん)

えっしゅうようせいじはへんのしゃしん

・種別

 有形文化財(歴史資料)

・指定年月日

 昭和53年7月11日

・所在

 種子島開発総合センター鉄砲館

 

 本市、現和西俣から出土した。
 越州窯は、中国、浙江(せつこう)省(古くは越州)を中心に、後漢代から北宋代まで続いた窯で、特に晩唐から五代にかけて優れた青磁を産出した。
 この青磁は、北宋代(10~11世紀)に生産されたものと思われ、この中に托(たく)という出土例の極めて少ない器形が含まれている。これは、発見時においては、日本で二例目の出土であり、また越州窯青磁出土の南限になり、極めて貴重な逸品である。

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