10.上西大広野神社の銅鏡(5面)

どうきょうのしゃしん

            海獣葡萄鏡

 

・種別

 有形文化財(工芸品)

・指定年月日

 平成28年2月3日

・所在

 種子島開発総合センター鉄砲館

 

 平成14年12月に上西大崎にある大広野神社の祠に御神体として祀られていた古鏡5点が発見されました。
 この内の「海獣葡萄鏡」は、最も古いもので、奈良時代に中国から伝わったものを真似て日本で作られたものと推察されます。この頃古鏡は、かなり位の高い人に授けられたものと考えられており、この時代は、多禰国(702~824)が存在した時代であることから、何らかの関係があったものとも思われます。
 時代の違う古鏡5点がどのようにして長い間大広野神社に伝えられてきたかについては不明です。

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