5.月窓亭展示資料

山の井様

げっそうていやまのいさまのしゃしん

 

 種子島家に代々伝わる人形で、徳川家より島津家に賜り、種子島家には興入れの際に伝わったとされます。

 季節の節目には衣がえを行うなど、「生き人形」として大切に扱われています。

 

関連情報

種子島家関係資料

げっそういていてんじしりょうのしゃしん
げっそうていにかいてんじしりょうのしゃしん

 表座敷には甲冑、火縄銃や、松寿院の肖像画などをはじめとする歴史資料を展示しています。

2階には種子島家の資料をはじめ、作家司馬遼太郎氏関連資料を中心に展示しています。

羽生慎翁関係資料

はぶしんおうしりょうてんじのしゃしん

 羽生慎翁の肖像画及び羽生慎翁の華道に関する資料などを展示しています

民俗行事、年中行事の再現展示

みんぞくぎょうじかけのいおのしゃしん

掛けの魚(かけのいお)

 消滅しつつある種子島の伝統行事、民俗行事の再現展示を行っています。

げっそうていひなまつりさいげんのしゃしん

ひなまつりの再現

季節ごとに昔ながらの年中行事などを再現した展示を行っています。ひなまつり、正月、お盆行事、端午の節句、観月会など再現しています。

華道家元池坊より贈られた記念碑

げっそうていいけのぼうせきひのしゃしん

 華道池坊そしていけばなの普及啓発に尽力した、羽生慎翁の功績を称え、平成5年、華道家元池坊45世池坊専永宗匠直筆の題額の記念碑が西之表市へ贈られ、碑は現在月窓亭敷地内に設置されています。

庭園

げっそうていていえんのしゃしん

 月窓亭の庭園は薩摩の武家屋敷庭園に見られる特徴に亜熱帯性の植生や珊瑚石を融合させた独特の美があり、武家社会南限の地であることを醸し出している。

げっそうていりゅうがんのしゃしん

リュウガン

 月窓亭にはイヌマキ(ヒトツバ)の大木や、鹿児島県内でも非常に珍しいリュウガンの大木があります。 赤尾木城府元の武家屋敷では、薬用としてリュウガン、カンラン、ライチ、レイシなどが植栽されていました。

 あの篤姫もリュウガンのはちみつ漬けを好んでおり、島津藩は篤姫のいる江戸へリュウガンのはちみつ漬けを贈っていたそうです。

 リュウガンは山川や佐多の島津藩の薬草園でも植栽されていました。

 リュウガンの大木は現在では非常に貴重です。

 

 

この記事に関するお問い合わせ先

社会教育課文化財係(種子島開発総合センター鉄砲館)
電話番号0997-23-3215
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