西之表市無形民俗文化財保存連絡協議会

　近年、地域をとりまく環境の変化、過疎化、高齢化等により各地区で民俗文化財が消滅しつつあり、また、各保存会でも深刻な踊り手不足等の問題を抱えるようになってきている。そのため、民俗文化財の保存には、住民に対する認識と地域の積極的な協力が必要である。

　協議会では、各保存会に助成を行い、民俗文化財の保存・伝承活動を推進していく。また、市民の民俗文化財に対する関心を高め、啓発活動を図っていく。

　近年、民俗文化財はその価値が見直され、地域の活性化、観光資源をして大きく期待されるようになってきている。今後は、各保存会と連携を密にし、民俗文化財の継承・発展に努める。

　主要事業

　　・民俗文化財の保存・伝承活動

　　・民俗文化財の普及・啓発活動

　　　　→披露時期に合わせて各団体積極的に行う

　　・各保存会への活動補助金の交付

　　・民俗文化財の発表の機会の提供

　　　　→市主催事業等での出演依頼（随時）

　　 ・民俗文化財公開の広報活動

　　　　→全戸配布チラシ、ホームページや防災無線等を活用した広報

　　・各保存会の研修・情報提供

　　　　→国・県、財団等からの情報提供（随時）

　　・各助成制度の利用促進

　　　　→情報提供・希望会員団体の手続き援助（募集開始：1月頃～）