有害鳥獣捕獲対策
西之表市では、シカ・カラス・カモ・ヒヨドリ等の鳥獣による農作物被害が発生しています。
鳥獣による農作物被害については、次のことを参考に対策をして下さい。
被害防除対策について
鳥獣による農作物被害を抑えるためには、農業者自らによる被害防除対策が必要不可欠です。
1.シカ対策
シカネットや金網柵の設置による侵入防止。
【 シカネット設置のポイント 】
- ネットの高さは1.5m以上確保し、支柱間はネットがたるまないように2m以下の間隔で設置する。
- シカは、ほ場に侵入する際、ネットを飛び越えるよりも下から潜り込むことが多いため、竹やパイプ、杭などを利用してネットを押さえ、地際の補強をする。
- ほ場より高い土手がある場合は、土手からの飛び込みによる侵入の可能性があるため、ネットは土手上に設置する。
- シカはネットを噛み切ったり、体当たりによってネットを倒したりして、ほ場に侵入することがあるため、ネット設置後は定期的な点検を行う必要があります。
2.カラス、カモ、ヒヨドリ対策
防鳥ネットやテグス、防鳥テープ、音声防鳥機器、マネキン、かかし、CD等の設置。
※これらの対策は、一時的な効果がありますが、鳥にとって実害をもたらさないため、日数の経過とともに慣れて効果が無くなります。設置物の種類や位置、組み合わせなどを頻繁に変え、慣れさせない工夫が大切になります。
【 各種設置のポイント 】
- 防鳥ネットを設置する場合、農作物とネットの距離が近すぎると、網目越しに農作物を突くため、少し余裕をもってネットを設置する。また、ネットがたるまないように支えを設置するとなお良い。
- テグスを張る際は、不規則に張ることで防除効果を上げることが出来る。
鳥獣被害対策に係る助成について
・シカネット及び防鳥ネット購入費の一部助成
・シカ侵入防止柵(金網柵)設置に対する補助事業の導入
・狩猟免許取得に係る事前講習会受講費の一部助成
シカがネットにかかった場合の対処について
シカがネットにかかった場合の対処は、次のとおりです。
・シカが生きている場合は、お近くの猟友会員または市農林水産課林務係まで、ご連絡ください。
・シカが死んでいる場合は、土地所有者または耕作者で適切に埋設処理を行って下さい。
その他
市では、有害鳥獣捕獲活動による捕獲を実施しています。
対象鳥獣(シカ、カラス、カモ、ヒヨドリ)による農作物被害にお困りの方は、お近くの猟友会員または市農林水産課林務係まで、ご連絡ください。
なお、有害鳥獣捕獲は、「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」、「鳥獣被害防止特措法」等の関係法令に基づき実施しています。
- この記事に関するお問い合わせ先
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農林水産課林務係
電話番号0997-22-1111(内線244)
ファックス番号0997-24-3115
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